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勇者とチートと物語  作者: 紫藤 霞
嫁達とのひと時
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書類整理と膝の上のスーリ

 二人の最近の様子はまぁ、そんな感じ。

 後私を含めて元勇者パーティーは学園を卒業した。

 正確には”教わることが無くなった”と言うべきか。

 戦闘に座学、魔法技術と覚える理由だったものを覚えたので卒業するのに問題は無かった。

 あえて言えばカズヤとテツヤの戦闘経験不足。

 そして姫騎士のイリム、ミロルの卒業試験が面倒だった程度。

 特にミロルはB組。

 スーリのように特別にギルドランクCになった訳でもなくカズヤのパーティーに入ってしまったのだから先生方も焦ったらしい

 まぁ、今はカズヤと一緒なのだからどうにかなったのだろう。


 二人は王城にはいない

 正確には依頼を受けているのでいないだけではある。


「ん、これは私では判断できんな。アムド兄さん……いや、父さんの方か」


 書類の中に私では判断してはならないものがいくつか混じることがある

 其の場合は判断保留にして父さん、或いはアムド兄に渡すことになっている。

 膝の上に居るスーリを抱き締めたり頭なでたりしながら書類を整理していく。


「アキラよ、こういうのは我らは手伝わなくて良いのか?」

「まぁ、国に関わる事だからね。スーリやシャルさん達でもちょっと手は借りれないかな」

「ふむ、そういうものか」


 そう言いながら顔を胸に押し付けられすりすりと頬ずりされる。

 マーキングでもしているのだろうか?

 まぁ、特に気にならないので其のまま仕事を続けていく。

 私もそうだが、アイリ姉やセレスティン姉、カラド兄にはそこまで重要なのは来ない。

 そう、本来ならこないはずなのだが


「ん……面倒な」

「どうかしたのか?」


 ギルドから私宛の書類があった。

 内容を見ればどうにかAランクとして働いて欲しい、と言う懇願書のようなものであった


「アキラは強いからな。こういうのが来るのは普通は無いからなぁ~」

「とは言え、私は之でも王族の端くれだからな」


 内容は討伐依頼で北の森の置く深くに居るらしいBランク前後のモンスターを討伐して欲しいと言う内容。

 この国から北には先の戦争で国としての機能が停止している国がある。

 クレアの母国だな。

 現在、戦争で勝利した国は本来ならば其の国を掌握し、税を搾り取ったりするはずだったのだ

 だが、国民は王族の意思で既に他の国に非難しており国に残ったのは国を維持する相当な量のお金だけだったと。

 しかも運の悪いことに……いや、良い事に?モンスターが大量に其の北の国の周りに殺到。

 之はもう無理と判断した戦争で勝利した国は引き上げて現在クレアの居た国はモンスターが闊歩する非常に危険な場所となっている。

 で、其の元国との間にある森に出向いて欲しい、というのがギルドから来た内容である。

 道中のモンスターとの戦闘の多さ、未確定ながら災害クラスのモンスターが居るかも知れないと言う情報。

 確かに、確かにこう言うのは私でなければ討伐できないであろう。

 

 駄菓子菓子


 そういうことならカズヤ、テツヤのパーティーに任せる内容だ。

 と言う訳で、却下。

 そんな風にして書類整理していくのであった。



「ん~……お仕事終わり、だな」

「おぉ~。アキラお疲れ様」


 スーリはそういうと抱きついてくる。

 私も性欲が無いわけではないのでスーリの柔らかい身体で抱き締められればそれなりに反応してしまう部分もある、

 まぁ、気付かせないが


「さて、それではどうする?時間が空いてしまったが」

「アキラとのんびりする。それだけで私は十分だぞ?」


 スーリに言われてそれもそうかと思い、お姫様抱っこしてそのまま仕事部屋を後にする。

 この格好はもう何度も行い、場内のメイドたちも周知しているので私もスーリも気にしない。

 そんな訳で、今日のお仕事も終えて、私はスーリとのんびりいちゃいちゃとするのであった。


 ……別にえっちぃ事をしている訳ではないぞ?

いちゃいちゃ……具体的に何かさせて欲しいこととかあれば感想とかに書いて下さいませ~

と言うか、感想をお待ちしております

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