↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者とチートと物語  作者: 紫藤 霞
ギルドと学園と
20/63

ギルドでの一幕

 そんな訳でギルドに到着。

 学園主導なのでクラスAグループはDランク、私達D組はFランクからの開始となる。

 ギルドランクは簡単に言えば

 F・雑用

 E・簡単な討伐・町の中の警備

 D・低級のモンスター討伐・捕獲・盗賊の掃討作戦

 C・中級の討伐・捕獲

 B・高ランクモンスターの討伐・捕獲

 A・伝説級のモンスター討伐

 となっている。

 他にもギルドメンバー同士での私闘禁止だったりこまごまとしたものが有ったが大まかには上のランク別の物で間違いは無い。

 このギルド、簡単に言えば小遣い稼ぎ兼実戦経験の習得だったりする。

 座学で如何に学んだ所で、実技で如何に生徒同士で闘ったところでそれが実践に生かされるのかといえば半分はYESであり半分はNOだからだ。

 だからこそ学校主導でギルドに加入させられる。

 そんな訳で私は早速街中の雑用を探す。

 他の者達は少しでも討伐系が出来ないものかと悩んだりしている

 やはり討伐系は人気の物の一つである。

 とは言え、Fランクで討伐系はそうそう無いので私は素直に引越し作業とかの手伝いに出向いた。



 今回、チート能力があって凄く楽していた私。

 本来なら4,5人係りで持ち上げるものを一人で持ち運んだりして大幅に時間を短縮することに成功。

 さらには軽い食事までおごってもらえて運が良いなぁと思いながら手伝いをして行く。

 そこで少し話を聞いている私。

 父親たるフィン王の事をそれとなく聞いてみればやはり税が少ないとか色々と市民の為に様々な行いをしているとかそういう話を聞くことが出来た。

 やはり、善政を敷いているだけの事はあるみたいでかなりの市民がそのお陰で生活が楽になっている事。

 逆に少々面倒な話も聞けてしまった。

 一部の貴族達がそのことで私服を肥やすことが出来ないでいる為不満を貯めていると言う事

 そして、闇市で奴隷市が開催されていると言う話し。

 前者はどうにでもなるとして後者は問題がある。

 闇市は幾ら摘発してもなくなることが無い。

 それの中でも特に問題な奴隷市が開催されていると言う事が問題なのだ。

 奴隷は基本的にこの国では違法とされている。

 だと言うのにそれをやっているのだから処罰されても問題ない人間たちなのだろうと思いこの件についてはこの件については直ぐに行動を起こす必要が出てきたか。

 次のクエストに移動する前に人影に隠れて兄、アムド兄に連絡をつける


「と言う訳でそういう噂が出回ってる。信憑性は中、理由は勘」

「ふむ、そういうことなら動かないわけにはいかんな、あの者達は人を人とも思わぬ者達ばかりだったからな」

「うん、こっちでも調べられることがあれば調べておくから」

「此方は此方でやってみよう。深追いはいらんぞ?」

「了解。それじゃぁ、クエストに戻るね」

「それにしてもお前が引越しや物運びとわな。妙に似合っていると言うか何と言うか」


 連絡用の通信石(私が作った)先で笑っているだろうアムド兄


「良いから仕事に戻る戻る。アムド兄もかなり大変なんでしょう?」

「あぁ、王の引継ぎだ。早々簡単にはいかんよ……もっとも、これも試練の内だから仕方が無い」


 そう言って、少し話してから通話を切る

 さて、そういう闇市の情報、手に入れるとしますか



 幾つかクエストをこなしわかったことがある。

 とある建物の地価に様々な物品を運ぶクエストがやけに多い。

 それも偽装しているものも少なくなかった。

 本来は別の場所に移動させるのを直前になって代わったと言ってその建物に移動させられることも多い。

 多分場所は此処で間違いないのであろう。

 無論、クエストの変更届と共に追加料金を貰う

 こういうとき、チートで力の上限っぽいところまで上がっていると楽で楽であっという間にランクEになってしまった。

 少々働きすぎたか。


「フドウ!大丈夫か?!」


 そんな事を考えていたらスーリがやってきた。

 一体どうしたと言うのだ


「お前が恐ろしい量の仕事をしていると聞いてやってきたのじゃ!無理は禁物と自分でゆうて置きながら何故こんな無茶をした!」

「無茶とは……いや、私は普通に仕事をしただけなのだが」

「普通の人の十倍も仕事をして無茶をしていないとは言わん!」


 何と言うことだ。

 私の仕事量ってそんなに多かったのか……チートに頼りすぎたか。

 スーリは今にも泣きそうになりながらもう仕事は休めと言ってくる。

 もう少し情報収集がてらやりたかったのだが


「判った判った。だから泣かないでくれスーリ」

「泣いてなど、泣いてなど……!」


 大きな瞳に大粒の涙をためているその姿を見てしまえば休まなければいけないと思ってしまう。

 私はロリ属性は無かったはずなのだがなぁ

 そう思いながらひょいっと両脇を抱えてから和也がやったように膝に横向きに乗せてそのまま抱きしめる。

 アイリ姉が良く泣いた時こうして泣き止んだからやったのだが、後から考えてみれば『姫騎士』学園の生徒の前、さらにはギルドの方々の前でこんな恥ずかしい行為をしたのだ。

 考えて行動すればよかったなぁと思いながら、しかしその時はそれが最善だと思い泣いているスーリの頭を撫で、背中をゆっくり叩いて泣き止むのを待ったのであった

キャラが勝手に動き出すとはこのことか。

プロットと外れた動きをするなぁ

まぁ、楽してハーレムだし、いっか

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。