第六十七話 三日月
一話目です。
修正次第次を投稿します。
次の日、僕の個室での事。
壁に飾られた有名な画家が描いた油絵を眺めながら僕はある考えを纏めていた。
さてと……。
キキとキルに頼まれた『燃料問題』と、以前からの課題であった『特産品』の解決策を同時に提示する事に成功した僕。
まさか本命でない『砂糖』であれだけ気苦労するとは思わなかった。
おかけで物凄く話が脱線するしね~~。
あの後、僕は皆にお小遣いを配り再び外遊に行ってもらった。
僕の仕事の邪魔になるからだ。
僕は壁の油絵を離れゆっくり椅子を目指す。
そして腰掛けて欠伸をした。
「眠い」
寝不足かな?
「紅茶はいかが致しますか?」
「いただくよ」
新月が淹れてくれた紅茶を飲みながら焼き菓子を食べる。
さてと……もう一つの依頼は~~と……。
治安の問題だ。
急激に住人が増えれ当然次に起こるのが治安維持の問題だった。
この時活躍したのは新月達だ。
情報収集に優秀な能力に長けた彼女達の力を使った。
【陽炎】のジョブはこんな事にも適役だからね。
その結果、幾つかの事が分かった。
だがその前に気になる事がある。
「新月その子は誰?」
僕の脇に控えてる新月の隣に一人の幼女が立っていた。
見た事のない幼女だ。
幼女。
何か最近ですが、幼女ばかりに縁があるような気がする。(冷や汗)
サラの実年齢は兎も角として。
見た目だけは幼女だし。
……昔からサラは成長してない上に、童顔だから余計そう見えるだけなんですが……。
五人の人化したドラゴン達も現在は幼女姿だし。
最近はハイエルフの幼女とも知り合いになった。
一緒に遊ぶようになったククル村の村長の娘も幼女だし。
あまりにも幼女と縁があり過ぎない? 僕?
それともただの僕の気のせいか?(冷汗)
この新月が連れてきた幼女は同族の小人族だろうとは思う。
外見年齢は五歳ぐらい。
肌の色は新月と同じ黄色。
瞳は真紅。
服装は忍者装束だ。
この子も【忍者】の派生ジョブの【陽炎】職なんだろう。
僕に認識阻害が掛かってる。
だが新月達に比べればその能力は弱い。
なので僕にはこの幼女の認識阻害は意味を成さない。
「すごい……あねうえの言う通りです」
「そうでしよう」
昂奮する幼女に胸をはる新月。
姉上という事は新月の妹なんだろうか?
「え……と……ほら頭領にご挨拶なさい」
僕の視線に我に帰った新月は幼女にそう語りかける。
「はじめまして三日月です。おにいちゃん」
幼女は僕に対して認識阻害を外し挨拶をする。
「つい最近ですが、この三日月は見習いから下忍に昇格したので、頭領にご挨拶をと思いまして」
新月が改めてその幼女を僕に紹介する。
幼女。
否。
名前は三日月か。
「将来はお嫁にして下さいね。おにいちゃん」
うん。
その三日月の発言には即、突っ込みを入れたい。
というか突っ込みどころしか無い。
僕が目を点にしたのは言うまでも無い。
出来ればブックマークと評価ポイントをお願いします。
というか切実です。
モチベーションに関わりますので。




