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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

書いている途中の作品です!(その二)

龍と人と。わたしのとても大切な古い友達と出会う。

最新エピソード掲載日:2026/09/25
「お休みですか?」
「はい。そうです。変ですか?」
 道草さんが宮殿のお仕事をお休みするなんて、とってもとっても珍しかったので、思わずつい林林はそう聞いてしまった。(恥ずかしい。たぶん顔にも素直に驚きが出てしまっていたと思う)
 お昼の宮殿の食堂は混んでいて、みんな楽しそうに美味しい料理を食べている。
 道草さんの前には白いご飯と焼き魚と焼き椎茸、林林の前にはおにぎりとたまご焼きとほうれん草のおひたしがあった。
 道草さんは綺麗に焼き魚を食べていて、そんな焼き魚の骨を見てから、林林はおにぎりを一口、小さな口を開けて食べた。
「友達に会いに行くんです」
 くすっと笑いながら道草さんは言った。(たぶんほかの人もみんな私のように驚いたのだろうと思った)
「お友達、……ですか?」
「はい。『とても大切な古い友達』です」
 いつも一人で過ごしている道草さんにお友達。もちろん『変わり者の道草さん』にもお友達はいるのだろうけど、やっぱり少し驚いてしまった。
 でも、あの道草さんがお友達に会うためにお仕事をお休みするのか。うん。まあいいことだと思う。道草さんはとっても頭が良くて、とってもいい人で、とっても優しくて、とっても真面目だけど、とっても変わっていて、いつもひとりぼっちだった。(一匹だけ違うたくさんの鳥の群れの中に紛れ込んでしまったみんなと違う変わった鳥みたいだった)
 都の宮殿の中で一緒にお仕事をしている仲間のみんなはたくさんいたけれど、それでも、林林の目には道草さんはひとりぼっちに見えていた。だからこれはとってもいいことなんだって素直に思った。
 会いに行くとても大切な古いお友達が『女性』のひとだって、教えてもらうまでは。
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