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過去

オルセア連邦共和国海兵隊航空学生募集案内

入隊後、2年間の基礎教育と4年の操縦課程で君にもウィングマークのチャンスが!

海兵隊パイロットの8割が航空学生出身!

F/A-18やAV-8など魅力的な機体に加え、どこよりも早く最新鋭のF-35に乗れる!

男の中の男を目指す諸君、海兵隊へGO!

募集案内コールセンター 0120-××4-00×2

フィル空軍基地が戦闘態勢に入って、第38戦術戦闘飛行隊(以下、38飛)には空中哨戒任務が命じられたのだ。

初の実戦経験になるかもしれないと、俺はかなり緊張していたのだが、新入りの俺には出動命令は出されなかった。このことに悔しいと感じた俺だが、考えてるうちにホッとしてもいた。


ふと外を見てみると、救難ヘリが着陸してきた。

おそらくさきほどレーダーロストした機体のパイロットを救出したのだろう、俺はそう思った。

だが、実際は違った、さきほどのパイロットのうち一人は未だ発見されず、もう一人も搬送先の病院で死亡が確認された。

俺はこの瞬間初めて、戦闘機パイロットが国防の第一線に立ってる人間であり、死を隣り合わせの世界だということを実感した。

ほんの数時間前に、自分が戦闘機のパイロットになったんだと実感したのに、今の俺はこの職業を選んだ自分への後悔とこの先自分もこうなるのではないかという不安を抱えていた。


俺の本名であるマーク・スコフィールド、このスコフィールドという苗字は海軍では有名な苗字だった

俺の家は代々海軍一家で、俺のひいじいちゃん以来ずっと続いている

70年前全世界を巻き込む世界大戦があった、厳密に言えば帝国主義国達の勝手な戦争である。

当時海軍の艦隊司令だった俺のひいじいちゃんは、オルセア海軍の第5空母打撃群を率いて3度の海戦に勝利した。

じいちゃんは、実戦こそ経験していなかったものの、海軍のトップである海軍幕僚長に就任した。

親父は我が家では初のパイロットであり、F-4のパイロットとして実戦を経験している。


はっきり言って俺は海軍に入った方が出世も出来ただろうし、優遇も良かったはずだった。

でも俺は海軍を選ばなかった、なぜかって?

俺には優秀な兄貴がいたのさ、よく物語にありがちなあれだよ

優秀な兄貴と比べられるのを嫌がった。

兄貴と仲が悪いわけじゃない、周りが悪いんだ。常に俺を兄貴と比べて「なんでお前は兄さんに比べてそんなに成績が悪いんだ?」そんなことを毎日言われてた。

兄貴は高校卒業して海軍兵学校に入学、首席で卒業して今はF-14のパイロットをしている。

まぁ海軍兵学校出てる時点で、もう出世コースだしコネもあるし、パイロットだし、文句ない理想の海軍士官だろ?

それに比べて俺は、陸軍士官学校を受けるが、うちの国は陸軍と海軍が妙にライバル関係があって、そのためか合格したのに、入学を事実上断られた。

俺はたまたま受かった空軍に航空学生として入隊することになったんだ。


とまぁこんなわけで今は、空軍でパイロットをしている、後悔はしてない、ずっと戦闘機に乗る事が夢だったし、親父には言ってなかったけど一番好きな戦闘機はF-15だった。


「マーク!!」

考え事をしてた時にいきなり名前を呼ばれたものなので、かなりびっくりした。

どうやら隊長がお呼びのようだ。

「マーク、お前にも少し実戦の雰囲気を体験してもらいたい、次の空中哨戒任務で俺の後ろに乗れ」

どうやら拒否権はないようだ。

「あ、了解しました。」

「おし、じゃあブリーフィングするから部屋に行っててくれ」

隊長の言われるがままブリーフィングルームに入った。

そこには今日任務を共にする先輩パイロット三人がいた、そのうちの一人は航空学生のころ俺の一期上で、よく世話になった先輩だ。

「おぉマークも飛ぶのか?」

航空学生の先輩であるウォーク少尉が話しかけてきた。

「いえ、隊長の後席に乗るだけです。」

「おしゃべりはそこまでだ」

隊長が来た。ブリーフィングでは飛行ルートの確認とコールサインの確認などだった。

隊長の機体はタイフーン5でウォーク少尉がタイフーン8だ。

ブリーフィングを終え、機体に乗り込んだ、その瞬間緊張した。

あの時のパイロットを想い出してしまったのだ。

「緊張してるのか?」

隊長が少し心配してる感じで聞いてきた。

「いえ、大丈夫です。」

「隠すなって、恐怖を感じることは恥ずかしい事じゃないぞ、それに俺だって緊張してる、実戦は若い時に一回経験しただけだからな」

「一回経験したんですか?」

話を聞くとどうやら隊長は親父が従軍した戦争に参加していたようである。

当時は今の俺見たいにひよっこで、敵機こそ撃墜していないが、戦闘には参加したようだ。

「さぁ離陸するぞ!」

隊長が言った。

エンジン音がだんだん高くなり、アフターバーナが点火した。

こうして俺は初の実戦へと飛び立っていく。






第2話どうでしたか?

次話あたり戦闘シーンを入れたいと思っています。

ちなみにオルセアは陸軍、海軍、空軍、海兵隊、沿岸海上警備隊5軍設定で行きます。

国防総省の中に陸軍省(陸軍及び関係機関)海軍省(海軍、海兵隊、沿岸海上警備隊、関連機関)空軍省(空軍、宇宙開発局及び関連機関)

階級

 陸軍    海軍    空軍    海兵隊    沿岸海上警備隊

 陸軍幕僚長 海軍幕僚長 空軍幕僚長 海兵隊幕僚長 沿岸海上幕僚長

 大将    大将    大将    大将     大将

 中将    中将    中将    中将     中将

 少将    少将    少将    少将     少将

 准将    准将    准将    准将     准将

 大佐    大佐    大佐    大佐     大佐

 中佐    中佐    中佐    中佐     中佐

 少佐    少佐    少佐    少佐     少佐

 大尉    大尉    大尉    大尉     大尉

 中尉    中尉    中尉    中尉     中尉 

 少尉    少尉    少尉    少尉     少尉

 一等准尉  一等准尉  一等准空尉 一等准尉   一等准尉 

 二等准尉  二等准尉  二等准空尉 二等准尉   二等准尉

 三等准尉  三等准尉  三等准空尉 三等准尉   三等准尉

 曹長    上級曹長  空曹長   海兵隊曹長  上級曹長

 軍曹    兵曹長   空軍曹   曹長     兵曹長

 一曹    一等兵曹  一等空曹  一曹     一等兵曹

 二曹    二等兵曹  二等空曹  二曹     二等兵曹

 三曹    三等兵曹  三等空曹  三曹     三等兵曹

 上等兵   上等水兵  空士長   上等海兵   上等警備兵

 一等兵   一等水兵  一等空士  一等海兵   一等警備兵

 二等兵   二等水兵  二等空士  二等海兵   二等警備兵

(陸軍では航空機操縦士が准尉クラスであり、陸軍の操縦士を航空准尉と呼ぶ)

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