獅子王IN冒険者ギルド
ヒロイン1人目登場
この世界の冒険者ギルドには大きな特徴がある。まぁそれは後で説明することにして、まずギルド
の仕組みを説明しようかね~。
まず、このギルドは名前で分かる通り「冒険者」と呼ばれる人達で構成されている。冒険者は
クエストを受けることによって報酬(って言えばカッコいいけど要は給料)を貰い、生活してるんだけど、このクエストってのも難易度があり、EからHSSまでの8段階あり、E~Cまでが下位、B~SSまでが上位、そしてHSSが最上位って呼ばれてんの。んで、上位の中のS以上とか、最上位の奴は人と思えないほど強くて、そういう奴は大抵二つ名を持っててそれで呼ばれてる。
え、俺? 俺はなぁ。
「おい、あれ‘隻眼の獣王’じゃねえか!?」
「マジかよ!!あのこの街で唯一って言われてるHSSの!?」
「お、おい!俺にも見せろよ!!!」
とまぁこんな感じ(苦笑) 白衣のおっさんに改造されたからなぁ。 まぁ返事しとくか。
「どうも~~~。」
「「「俺に返事したーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!(大興奮)」」」
「何言ってんだ俺にだよ!」
「馬鹿じゃねえのか?俺に決まってんだろ!」
「お前ら耳掃除して来い。俺にだろうがよ!」
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!何あれキモい!あの反応は女だからいいんだよ!ったく。
「相変わらずの人気ね」
「ん? なんだフェレかよ。」
そこにいたのはフェレ=ブラーシカ。ここの1番人気の受付嬢で明るい緑の瞳に腰まで伸びた
金髪、顔は10人中10人が間違いなくこう答えるだろう「美人だ。」と。
実際告白する奴や求婚者も後を絶たないのに全部断ってる。なんでだろうね?
「うっさいなほっとけよ。それよりお前なんで結婚しねぇの?」
「それはここで受付嬢やってんのが楽しいから。それに私はアンタのことが・・・」
「ねぇアレ‘隻眼の獣王’じゃない!?」
「え!マジホンモノ!?カッコイイ!」
「どうも~~~~~~~!‘隻眼の獣王’獅子王 砕牙で~~~~~す!!!!(にやにや)」
「「キャ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!(大興奮)」」
いんや~~冒険者やっててよかった!アレ?なんかフェレの機嫌が悪い?
「どしたのフェレ?」
「フン!知らない!!」パァーン
いって~思いっきりビンタされた(泣)しかもどっかいったし。マジで俺なんかした?
まぁあんなんだけど性格は意外と姉御肌。つまりなにかと面倒見が良くて、俺も初めて来たとき世話になった。そのお礼にアイツのストーカー10人をボコボコにして説教してそっから仲良くなったんだよな~~。
さて、あいつとの駄弁り(?)も終わったし次は点検に出してた防具取りに武具屋いくか~。
あれ?なんか忘れてる気が・・・・まぁいいか!
ヒロイン説明短っ(汗)
こんな感じですが、よろしくおねがいします。