64話
私たちはギルドへ行き依頼達成報告を行う。
「依頼通り盗賊を捕縛し連行して来ました」
すると
受付嬢の方が言う
「はい依頼達成確認致しました」
カイルくんとバッソくんは驚いて固まってしまう
「あのギルドってそんな口調じゃないはず」
「ああ確かフランクな雰囲気の」
私もびっくりしますけども。まあ良いことですね。
2人の冒険者の心労が1日も減ればそれはそれで良いことです。
今日はギルドのご依頼ではなく、依頼主さんの方から直接
依頼を受けました。
依頼は「ダンジョン探索」とのことで
内容は地下5階までの道案内です。
報酬が少し高いですね。
3万ゴールドです。
カイルくんと相談した結果受けました。
ただの道案なら3人で2~3時間で出来ると思ったんですがこれは私のミスでした。
「なんということだ……こんなところに魔物が出るとは」
カイルくんも想定外と言った様子ですね。
私は少しピンチですがカイルくん達がいれば大丈夫でしょう。
しかし困りました。
今更戻るわけにもいきませんし。
しょうがないのです。
こうなったら
私が魔法で何とかしますかね。
「タクミさん!」
「何だい?」
「その手に持ってるのはポーションだよな?それ使ってくれ」
「このポーション飲めばいいんですね?」
「そうだ。魔力全快の効果あるんだよ」
カイルくんは私にそう教えてくれる。
なるほど、これが噂の聖水というものですね。
初めて見ます。
少し怖いです。
「タクミ様どうしたんだ?震えてないかい?」
「だ、大したことは」
「初めて飲む?まさか」
「ええそうなんですよ」
ラッキーも
「クウーン(初めては怖いですよね)」
と言う。




