53話
「まあな。まあおっさんも満更でもないんだろ」
「まぁ……」
カイルとパーティー組めてよかったと思うこの頃。
「そういやよー」
「どうしました?」
「そのーなんだ、あの、あれさ」
「どれですか」
「ほらあれだ、あのよーあれだ」
「カイルは本当に仕方ないですね」
ため息つきながらも待ってますよ。
「えっとな。今日って、いやその明日もいいなと思っててよ。」
カイルが何を言いたいのか分からない。
「どっちがいい」
「え」
まさかそういう事でしょうか?それならそうとはっきり言って欲しいのです。
顔真っ赤じゃないですか。
こういうところ可愛いですねぇ
「いやまあいいか、えっとな」
もじもじとしていて可愛すぎるんですよもう!!
抱きしめたくなりました。
でも今はだめですね我慢です
そんなカイルからの告白内容は私への思いを伝えるということでした。
嬉しかったのと少しびっくりしたので言葉がすぐに出ませんでした。
「そ、それはどういう意味ですか」
ちょっと聞いてしまいました
私ったらうっかりさんですね☆
だってだってこんな嬉しいことを言われてしまったのですよ!
「お、俺おっさんのことす、好きだっての」
(おっおい!カイルの野郎、言い切ったな……)
(カイルくんは度胸があるな~)
(カイル!お前漢を見せてくれたな)
(なあ、返事まだかよ?)
(おっ落ち着け!)
(カイルくん!落ち着いてください!)
「あ、はい。私も好きですよ」
(やったー!!!)
(良かったなカイル)
「美人さんだなぁ」
「そうだなぁ」
「だが男です」
と私が言うと
「それでもいい!」
「タクミさんはタクミさんだから」
(よくわかりませんけど良いこと言われたのでしょうか?)




