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プロローグ アリアとフィン
長いドレスの裾を持ち上げ、美しい姫が走ってくる。
その後ろを守るのは、若い聖騎士・フィン。
「アリア姫! 姫は必ず、俺が守ります!」
白いステッキのようなもので、襲いかかる敵の追っ手を弾き飛ばし、
「焔! 喰らえ!」
魔法陣をステッキ?で目の前に描く。
そこから紅蓮の焔が放たれ、追っ手たちを包み込む。
だが!
「きゃあ!」
「姫?」
ステッキ(よく見ると、先がペンのような形をしてる)を、姫の先に向ける。そちらから現れる新手。
フィンの後ろからも、続々と追っ手──つまり、挟み撃ち!
「姫!」
敵を薙ぎ払い、アリア姫の元へ駆ける、フィン。
「フィン……!」
だが……
アリアの背を、敵が斬りつける。
白いドレスの背中から、血が花となる。
「姫ーー!」
「う、う……姫」
フィンは、倒れたままの姫に、懐から取り出した水晶球に指で何か描き込む。
「姫の魂、必ず……
<ありあ>の元に連れて行きます!」




