表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツマにもなりゃしない小噺集  作者: 麻戸 槊來
唯一無二のヒーローを目指す鼠
96/132

異種間恋愛




例えば、私がお姫様だったら。

きっと今のように、部屋でゴロゴロしたり一人で城下町をぶらぶら食べ歩きすることなんて、できなかっただろう。


そうじゃないくても、例えば私が貴族のお嬢様だったら。

大きな宝石で肩は凝るしコルセットは内臓がやられる。第一、ほかの貴族に負けないようにと常に気を張り続けるなんて、到底できそうにない。


いくら考え文句を並べても、結局のところ「今の生活でよかったのかもしれない」という考えに結びついてしまう。




私が暮らすこの国には、いにしえの時代からドラゴンと呼ばれる種族がいた。

馬車を引っ張る馬よりも大きく、全身を固い鱗でおおわれている。口さがない人などは大きなトカゲなどと呼んだりするが、おおよそそんな可愛らしさは見受けられない。二階建ての家よりも大きいといわれる彼らの住処は深い森の奥だったり、人の踏み込めないような雪山の中だったりする。


しかし、人間が暮らせる場所には限りがあり、大きな翼をもつドラゴンの移動距離は計り知れない。雑食であるため、建国当初こそ人々が育てる牛や羊、果ては馬をも捕食して困りものだった。人間たちは、ドラゴン対策としてわなを仕掛け、苦手な毒草を調合したりと、どう追い払うか必死になっていた。


遠い異国では、ドラゴンの卵を盗み、人間の兵器として育てようとしたこともある。

だが、一度目は育て方がわからず孵化すらせず、二度目は幼体のえさがわからず飢え死にさせ。三度目には、卵を盗まれたドラゴンが怒り国をつぶしたと言われている。成体のドラゴンを飼いならすことなどできず、駆除などもってのほか。ただ悪戯に被害を出し、人間たちはドラゴンの住処から少しでも離れ、要塞のような壁を作るしかなかった。




―――けれど、そんなある日とある人間が名乗り出てきた。

王が異国から帰る時を見計らって、突然馬車の前に姿を現したのだ。一同は騒然とし、突然空から降ってわいた男を攻撃しようと躍起になった。だが、不思議と体は動かない。動けたのは馬車にいた王と姫だけで、周囲は身動きできずに様子をうかがう他なかった。


「何者かはわかりませんが、この方の身分を知ってのことなのですか?突然、わが父の御前に現れるなど、恥を知りなさいっ」


叱責したのは姫君で、相手のただならぬ雰囲気に震えを抑えながら、なんとか声を絞り出した。もともと彼女は「女にしておくのはもったいない」などと、宰相に言われるほど切れ者だ。いくら不可思議な術を使う相手でも、父王を守らなければと笑いそうになる膝を何とか抑えての行動だった。


「……今日は、ドラゴンたちの代弁者としてやってきた。我々は、別に人間たちと争いたい訳ではない」


それを聞いて、周囲はひどく戸惑った。

ドラゴンとの意思の疎通はもちろんのこと、自我があるのかすら疑わしい。そもそも、この男はドラゴンを代表してきたなどというが、果たしてそんなことが本当に可能なのか。ドラゴンのためだとかうまいことを言って、金品をだまし取ろうとしているのではないかと訝しんだ。何せ、着るものこそ見慣れない衣服だったが、平均より少し背が高くガタイの良いただの青年だったのだ。


「代弁者とは眉唾物だが、代表としてやってきたなら儂が話を聞こう」


「いけません、陛下!あなたにもしもの事があったら、国民がみな悲しみますっ。ここは私に、」


「わざわざここまでやってきたのだから、お前たちの王と話ができなければ帰らせてもらう」


「いきなり現れたくせに、さらに無礼を重ねる気か!」


「よい。状況からみても、儂が話すべきだろう」


ゆっくりと周囲を見回す王と姫の目には、目だけは恐怖に見開きながら、身動き一つできずに動きを止めた騎士や宰相たちがうつる。馬から降りた状態のもの、剣を抜いた状態のもの。どちらにしても、まるで絵画を切り取ったかのように、不自然な体勢で動きを止めていて頼れそうもない。


「ちょっと奇術が使えるとはいえ、ただの人間にドラゴンと意思の疎通が、できる訳がなかろうがな」


「私は、『ただの人間』などではない」


「じゃあ、なんだというのだ?」


「他者の本質すら測れぬ愚かな人間よ。そんなに私の本来の姿が見たければ、見せてやろう」


そういった男は、突然黄金のドラゴンへと姿を変えて、皆の度肝を抜いた。

それまで知られてはいなかったが、ドラゴンは様々な形に姿を変えることができ、これまでも時々人間の街に紛れ込んでは暮らしてきた。だが、昨今の人間の怯えようとドラゴン嫌いは目に余るものがあり、これ以上討伐だなんだと騒がれるのは勘弁してほしいとやってきたのだという。


ドラゴンは繁殖力が低く、時には同種以外にも相手を探すのだという。

今まで食べられていたと思っていた家畜などの動物たちが、遠い地で平和に暮らしていたとは驚きだ。生まれながらにして、ドラゴンは自分と相性の良い相手を探し出す技術にたけており、その相手を『番い』と呼んで命尽きるまで大切にする。だからこそ、少ない可能性を人間との確執をもとにダメにしたくはないと、和解を申し出てきた。これまで折角見つけた番いに逃げられたり、時には家畜として食われてきたこともあり、何とか阻止したいとやってきたらしい。彼はこれ以降、『始まりのドラゴン』と呼ばれるようになるのだが、そんな彼自身も番い探しが難航しているらしかった。




それ以降、人々はドラゴンとうまくやってきた。

国はドラゴンの力や奇術を頼りにし、ドラゴンはめったに現れないという唯一無二の番いが人間のうちに現れた時に、国に援助をしてもらう。番いの中には人の国で暮らしたいというものも多く、ドラゴンたちにはわからない面をサポートしてもらうのだという。

―――以上が、私が生まれてからこれまで、ずっと聞かされてきた建国当初の出来事である。






✾  ✾  ✾  ✾  ✾  ✾  ✾  ✾






小さな頃こそ、ドラゴンに見初められたらどうしようと、夢見たりもした。

物語に出てくるお姫様たちは、みんな紆余曲折を経て幸せそうにしていたし。一途なドラゴンは浮気することもなく、人間に裏切られてもずっと想い続けていた。

けれどいつの頃からか、憧れはあきらめへと変わり、自分が『番い』に選ばれる可能性なんて、森で木の葉を一枚さがすようなものだろう。


だから決して、こんな棚ぼた的に幸運が降ってきても、「日頃の行いがよかったおかげね、偉いわ自分!」なんて思わないし、「やったわ!これで私も玉の輿ねっ」なんてことも思わないのだ。


「きゅるるる」


目の前で甘えたようにこちらを見つめるドラゴン相手に、私はほとほと困り果てていた。

何せ、一昨日急にドラゴンが目の前に現れたかと思えば、私の顔をベロベロと舐めまわしたのち、襟足をかまれて引きずり回されそうになった。そして昨日は、見たこともない豪華な服を着た城の使いの者を名乗る人が、「貴女はドラゴンの『番い』に選ばれたので、彼が年頃になったら求愛しに来ます」といわれた。

いくら貴重なドラゴンとはいえ、選ばれた人間には拒否権がある。ドラゴンが番いと出逢うのはいつかわからず、相手が死の間際に見つけ出し、狂いながら死んでいったドラゴンの悲恋の物語は、今も一部の女性に絶大の人気がある。


何が驚いたって、馬より大きいと思ったドラゴンはまだ子どもで、私が彼と直接話ができるのは成体になってからなのだという。そんなごく数日のことを思い出していると、再度促すように「きゅるるる」という鳴き声が聞こえた。


「あっ、はい……すみませんが、何と言っているのか通訳お願いできますか?」


始めはドラゴンであるスピンテール様に、次は近くにいた青年にお願いした。

どうやら彼はドラゴンと人間の間に生まれたハーフらしく、スピンテール様の通訳としてやってきたらしい。

ドラゴンは繁殖力こそ低いが、一度子どもが生まれると、その子どもはドラゴンの特徴を引き継ぐ。生まれた時こそ母親の種族と同じように生まれるが、成長すれば姿を自在に変えることができるし、様々な術も使える。寿命も長いし、今となってはドラゴン同士の間に生まれた、生粋のドラゴンのほうが珍しいという。



今まで知らなかったのが不思議なほどに、この世ではドラゴンが身近な生き物であったのだ。その身近な生き物は、どうやら私を相手に選んだらしい。青い瞳にキラキラとしたシルバーの体は、なんだか見た目からしてありがたい存在に思える。確か始まりのドラゴンも、黄金の体を持っていて闇夜でも目立っていたという。そんなドラゴンにも引けを取らない輝かしい存在が、何か私に言いたいことがあるらしい。


「どうか、自分だけを見てほしいとおっしゃっております」


「おぅ、スピンテール様は思ったよりヤンデレ系?」


「きゅきゅっ!」


「違うよ、ちょっとやきもち焼いちゃっただけだよ!とのことです」


先ほどから、信じられないことが起こりすぎてマヒしてきた。

私が彼の番いだというのも驚きだが、国の支援制度の一つに、『番い』同士の会話を補助するための人手を割いてくれるなんてものがあるのも驚きだった。望めば護衛を兼ねて一日中一緒にいることもできるらしいけれど、そもそもドラゴンは嫉妬深い。


同性であっても、同じ空間にずっといるのを嫌がるのだから、実際に一日中一緒にいることなどまずない。


「……どうでもいいですが、無表情でその口調って、無茶苦茶怖いんですけど」


「きゅぅぅー」


「この男は卵に感情を落としてきただけだから、気にしないで大丈夫だよ!とのことです」


嗚呼、通訳の彼は父親が人間で、母親がドラゴンなんだなぁなんて、どうでも良いことを考える。

ただ、言いたいことはそういうことではないのだと、どうやったら伝わるのかと頭を抱える。


「いやいや、自分のことが話題に上がっているのに、その無表情とか異様に恐ろしいです!」


「きゅるきゅる!」


「そんな仮面男のことはどうでも良いから、君のことをもっと教えてとおっしゃっております」


自分で自分を『仮面男』と呼ぶこともさることながら、彼の忠誠心もすごいものだと感心すら覚える。私を番いと見初めたスピンテール様は、どうやらドラゴンたちの間では一目置かれる存在らしい。聞いた話によると、ドラゴンと人間が和解するきっかけを作った彼と、お姫様を祖先にもつらしい。

我が国で『始まりのドラゴン』と呼ばれる彼は、初めて陛下にたてついた時にはわからなかったが、その後心がざわめくのは怒りや敵を前にした興奮ではないと自覚した。姫君が『番い』だと発覚してから、偏見などを経て結ばれる両者の物語は、数世紀に渡って人気がある。


結ばれるまでにも紆余曲折があり、様々な恋愛物語として情熱的に語られているのだ。

皆があこがれた物語で、いつか二人の血を継ぐ王子様が自分を探しにやってくると夢見た。そんな憧れを凝縮した相手が目の前にいると、人間どうしたらよいのか分からなくなるらしい。


「私のことを知りたいの?」


彼からしたら、なんてことないつまらない話しかできないのにと戸惑ってしまう。

いくら直系ではないといえど、彼は血が薄いとはいえ王族だ。下手をすると、寿命が長い分、今の王族よりよっぽど祖先に近い存在と言えるかもしれない。


今ではドラゴン教という寿命が長く力に優れたドラゴンを至上の存在として敬う宗派すら存在している。


「きゅっ」


「はい。例えば趣味や好きなものはなぁに?とおっしゃってます」


「趣味は昼寝で、好きなのはお母さんの林檎パイ。今もっぱら気になるのは、無表情で私たちの会話を通訳してくれる謎の男です」


「きゅぅぅー」


「もう、なんでさっきから、この男の顔ばかり見るの?そんなに気になるなら、顔でもつぶす?とおっしゃってます」


「いやいやい、勘弁してください。なんですかそのホラーな展開は。私は子どものころに怖い話を聞かされてから、ずっと夜中にトイレに行くのを我慢しすぎて寝込んだ人間ですよ?」


あまりに恐ろしいトンデモ発言に、思わず両方の腕をさする。

どうやったって、そんな恐ろしい展開耐えられない。たとえこの人と今後会うことがなくても、ドラゴンの番いと選ばれたからにはスピンテール様と会わないということは許されない。


たとえトラウマがあろうとも、生理的に無理だといおうとも、一定期間はドラゴンに猶予を与える決まりだ。ドラゴンにとって番いの存在は生きているうちたった一人だけ。もちろん人間ではない場合もあるけれど、そういった場合の方がもっと単純かつ本能的なのでわかりやすいらしい。だから建国当初から、人間はドラゴンたちに歩み寄る時間を与えるよう決められている。もっとも、記録上初めて誕生したカップルがお姫様とドラゴンの代表のカップルとあっては、だれもケチをつけようがないというのが本当のところかもしれないけれど。歴史を汚すことも、偉大な代表者を軽んじることもみんな良しとはしないのだ。


「きゅう!きゅきゅっ」


「あっ、怖い話は苦手なんだねごめんね!でも、死者にだって君には触れさせないし、悪意を持って近づいてきたやつは、みんな消滅させてやるから安心して!とのことです」


「うーん。これほどまでに安心できない言葉を、聞いたことがあっただろうか?厭ない」


「きゅるる?」


「心配しないでも、僕が勝てないのなんて、地震と奥さんである君くらいだよ?とおっしゃってます」


一応まだ、お試し期間のようなものだと聞いていたのだけれど、知らない間に『奥さん』認定されていることにぴっくりだ。不快ではないけれど、その分実感もないのが本当のところだ。


「うわぁ、まさか自然災害と同列される日がこようとは……人生とは面白いですね」


「きゅきゅ!」


「君が面白いのなら、何よりだね!とのことです」


「いや、だいぶ前から思っていましたが、この方が本当にそんな物騒なこと言ってるんですか?だいぶ鳴き声と、文章の長さが違うように思えるんですが」


「きゅるる」


「僕がつい声を出しちゃうだけで、本来は念話のようなものだから長さは関係ないんだよ。それに僕、物騒なことなんか言ったかなぁ?基本ドラゴンって、番いのこと以外どうでもいいって考え方だから分かんないやとおっしゃってます」


「衝撃の真実!念話って、童話で見たことありますけど、本当にあったんですねっ。そして、未来の旦那様は本当に口が悪かった!」


「きゅるる?」


「……お止めください、スピンテール様」


「あっ、初めて自分の意志でしゃべった」


はじめの自己紹介以降、あんまりにもしゃべらないから、そういう呪いか何かでもかけられているのかと心配していたのだ。……ただ、普通に話せるとわかった今は、無茶苦茶愛想の悪い人なのではないかと、新たな問題が生まれてしまったが。


「きゅる」


「申し訳ありません」


「え、なんですかなんですか?すっごい気になるんですけど」


一貫して無言を貫いていた彼が自ら話すなんて、どんな会話がされているのか気にするなという方が無理がある。


「―――きゅ」


「……この馬鹿は、僕の言いつけに背いて、君と話そうとしたからちょっと怒っただけだよとのことです」


「えっ、なんですかその言いつけ。第一、ちょっと怒っただけで、人間そんな冷や汗はかきませんよ」


「私はかくんです。どうかお気にせず」


「きゅっ!」


「勝手にしゃべるなって言ってるだろ!との、いや、これは違うな……」


「ほら!今まで完璧腹話術人形だったのに、むちゃくちゃ動揺してるじゃないですかっ」


「っっ、」


「ほらほら、言いたいことがあるなら、しゃべって構わないんですよ?スピンテール様も、そんなケチなことを言ってないで、彼も会話に参加させてあげましょうよ」


「…………」


ジトっとした目でこちらを見てくるスピンテール様に対し、通訳の人は見る間に顔を青ざめていく。本当に、どんな脅し方をしたらこんな風になるのか聞いてみたい。


「うっ、たいへ、んもうし、わけありませっ、ん」


「なっ、突然油汗流しながら苦しみだしたけど、どうしたんですか貴方!?よもや、スピンテール様の差し金じゃありませんよねっ!」


「…………」


「うわっ、何も言わずに目をそらすとか、怪しすぎる!白状してくださいスピンテール様っ」


「きゅぅぅ」


「可愛く上目遣いしてごまかそうったって、そうはいきませんよ!」


「二メートル近い巨体をかわいいとか、どうかしているな……」


ボソボソとしたつぶやきが聞こえたかと思うと、気づけば先ほどまで近くにあった人影が、一瞬にして消え去った。


「……っ!」


何があったのかすぐに理解できずにいたが、その後に聞こえた破壊音で、さっきまでいたハーフの彼が飛ばされたのだと気づいて青ざめる。残像すら残しながら消えたのは、すごい力で吹っ飛ばされたからなのだろう。


「やだ、通訳の人、無茶苦茶遠くに吹っ飛びましたけど、大丈夫ですかっ?」


「きゅっ!」


「ちょっ、頬っぺたすりすりされたくらいじゃ、ごまかされませんよ!その太い尻尾で、思いっきり叩いていたの見たんですからね」


私の記憶が正しければ、たしか竜のしっぽには野生の牡牛も一撃で倒せ、岩をも砕く威力があったはずだ。そんな力を人間の姿をしているときに受けて本当に大丈夫なのだろうか?

そもそもスピンテール様は幼体といっても成体に近いらしく、もう二メートルは越している。これが、二階建ての家より大きく成長するというのだから、一緒に暮らすなんてことになったらどうするのだろうとふと不安になる。


『断る』なんて考え浮かぶことはなく、どうやったら彼とうまく生きていけるのかということばかり考えていた私は、まんまとスピンテール様の術中にはまっているとは気づいていないのであった。





「貴方、ドラゴンなのに鱗もないの?」

「お前は、一国の姫君だというのに、怯えた演技すらできないのか?」

「あら、ドラゴンとの交渉だなんて大役を務めるために、全部猫は使い切っちゃったわ。第一、こんな金髪の男前を怖がれという方が、無理な話だわ」

「私がドラゴンへと姿を変えた時は、確か怯えていたはずだが?」

「嫌味なドラゴンね」

「番いに出逢うとは思っていなかったのだから、接し方がわからんのだ。致し方がなかろう?」

「……えっ?」



お付き合い頂き、有難うございました。

次話は、自分たちの宿命に翻弄される恋人たちの話です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ