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030 『昨夜はお楽しみになりましたか? ボーナスステージの予感』 春の一月、八の日

■春の一月、八の日 其の一■


 馬場和子です。

 姫さまの寝顔を見ながら就寝する事が多くなってきました。

 あたしはマイホーム必要だったのかしら? と思います。

「はい。おはようございます」

「カズコの大人の時間ですよ? 姫さま起きないとカズコが食べちゃいますよ~」


「カズコ食いしん坊~」


「ええ、カズコの大好物だいこうぶつは姫さまですよ? そして姫さまの好物が隣りの部屋にありますよ?」


「そうだった~」ガバーっと上半身で跳ね起きる姫さまでした。


 昨日、スピリアルさんが戻られ次第で計画通り、二人部屋に()()()()泊まる事となりました。

 今後のパーティの予行演習も兼ねているので一緒に寝泊まりするのはごく自然の流れだとさとし、アタシ達はさも当たり前の様に部屋に移動しました。

 その後、姫さまは気になって気になって仕方がなく聞き耳をたてるも、特になんの物音がするで無く、あえなく就寝したのだそうです。

 あたしが布団に忍び込んだことも知らなかったそうです。


「どうなったのかな~」姫さま子供みたいですね。


「どうなんでしょうねぇ~。相手の布団に忍び込んだりとか、おトイレ帰りに敢えて間違ったベッドに入るとか、ましてやアタシ達みたいにベッドを繋げて手も繋いで寝る様なことはしてないとは思いますが」

「サイカ姐にはハードルが高すぎるでしょうねー。今後の対策がひつようですねぇ?」

「時に女は女豹になる必要があります……たぶんですが」

「サイカ姐にアドバイスか何かしておけば一悶着ありましたのにね?」


 姫さまが凄く悔しそうにしています。


「カズコ、そう言うことは早くいってよね~」すねないのー。


「了解です。姫さま」

「それよりも、起きてますかね? ラッキースケベとかありますかね?」


「ラッキースケベって、なぁに~?」


「えっとーラッキなースケベです。じゃなくて。故意では無いのですが、幸運で降って湧いて来た様なエッチシーンを目撃できることです」


「覗きと何が違うの?」


「何が違うのでしょうね? 故意かどうか??」深く考えたことありませんでしたね。


 色々と考えながら隣の部屋へと向かいます。


「でも~コレはカズコの故意だよね~?」


「ええ、ちょっとした故意のアクシデントですね。何だかんだワクワクどきどきしますね。恋の予感でしょうか? 姫さまと恋の共同作業です」


「たぶん~単なる覗きよね~」


「いえ、情報収集です。今後、我々の仲間がどんな道を辿るのか。あのパーティが上手くいくのか。あの二人のお付き合いが始まるのか、凄く興味津々です。()()()()個人欲ではありません。」


「自分に素直だよね~カズコは」


「ハイ、自分に正直に生きてきました。これまでも、これからも」褒められちゃいました。エヘヘ。

「じゃ、いきますよ」アタシなら起きないとチューしちゃうぞ~。とか、迫り攻めるタイミングのですがー。

「ソー」そう言いながら扉を開けてみます。


「ノックとかしないんだ~」


「目指せラッキースケベですから。ノックしたら台無しです。あーノック即バーンと開けて飛び込むのも良いですね」次回採用です! 『コンコンバーン!』採用します。ストックします。


(おはようございま~ぁ~っすーーーー起きてますか~?)


 目が合いました。スピリアルさんと……。


「ああ、おはようーーどうしたの? 二人して?」


「えっとーぉ、二日酔いのサイカ姐が心配で見に来ました(うそですけど)」


「ああ、そうなんだ。彼女は酔ってたのか。お酒弱いんだね」起きてます? 布団がモゾモゾしてますね。起きてますね。

「アレですよね。早く起きてしまったので、顔を覗いてたりとか?」布団がビックっとしましたね。したんだー。うふふ♪


「は~い。朝ですよ~。起きてくださ~い」あー姫さま、もう少し楽しめそうでしたのにー。


 姫さまのご期待とは違った様です。仕方ないですねー。

 朝ご飯にして活動開始ですよー。


 一度部屋に戻りアシュリーを起こします。


「あさなのよ……」すごく弱々しいですね。

「もう少し寝るのよ……」朝ご飯いらないのでしょうか?

「食べるのよ……」寝るのか喋るのか食べるのか一つに絞ってください!


 結局、アシュリーは睡眠を優先するようです。

 布でくるんで姫さまのかばんへ収納されます。


 お宿の食堂で4人合流を果たします。

 軽食を注文し頂きました。メニューはライ麦パンにダチョウの卵によるスクランブルエッグです。1つの卵でしたが四人で食べてもタップリでした。

 初めて食べました。たべてみたかったものリストが一つ埋まりました!

 ナイスです!

 味は濃厚でコッテリゴッテリでした。ゴワゴワした感じの大味でしたが美味しかったです。


 さてさて、スピリアルさんの仲間が合流できるのが夕方との事で、今のうちに出来ることをしていきましょう。


 シメシメ、確約されていた。お風呂ですよ。お風呂。調査です調査。

 あたしによる、あたしのためのボーナスステージが解放されました。

 あー。でも残念。混浴も家族風呂も無しです。

 始まりの街では作りましょうねー。


「ちょっと待ってくださいよー。姫さまー」追いかけて湯船に入り、姫さまの秘孔を突きます。ツンツン『ぽわ~んボイ~ンぷる~ん』そんな音がした気がしました。


 そうです。姫さまは~隠れ豊乳だったのです! 着痩せタイプですCカップでしょうか?


「お前のパンツは何色だー!」冷静になって改めてツンツンを済ませておきます。柔らかいです。例えるなら水袋です。ビニールに水を満たしてパンパンになった所をツンツンした、あの感じです。


「何言ってるの~穿いてないよ~」まあお風呂ですし、そうでしょうともよ。


 裏切り者という名の悪魔がそこに居ました。ありました。


「水スライムの核はここかー!」


「水スライムはこんなところにはいませ~ん~」ヒラリとあたしの指をかわす姫さまです。


「姫さまは私と同じロリ体系だと思っていましたのにー」ピンポイントで狙いすぎたようです。


 で? ロリってなぁ~に? と尋ねられましたので答えておきます。

 ロリとは究極の美学です。その美学で見たもの全てをイチコ()()させるのです。なのでロリです。

 ロリ属性と豊乳のコンボ。流石はボーナスステージに相応しい攻撃です。

 スリム&ボインです。あたしはクラクラです。ロリ属性持ちもオッパイ星人も両方ノックアウトです。カズコロです。姫さま。


「カズコロ?」ええカズコを殺す存在、殺意を込めてそう呼びます。このカズコロめー!


「カズコロ~リン?」そんなに転がるような台詞を吐かれてもカズコは転びませんよ? むしろ手のひらの上で遊ばれている気持ちがします。


 そして何度も拝みます眼福です。


「ふ~ぅ」声に反応して振り向くと、完熟Bカップがありました。サイカ姐を見て現実が帰ってきました。


 あたし? サイカ姐なんでそんな事、聞くのでしょうか? 夢と希望をとした育ち盛りのAカップですよ??


(どうにか切り抜けれたようです。危なかったです。アタシの精神より肉体が死線をさまよう所でした)


 サイカ姐はアイスさん並みに冷たい視線だった気がします。


 姫さまはミロのビーナスならぬ、ロリのボーナスですね。


 あたしのボーナスタイムはこれにて終了です。



ーーーーーー



 さてと、次は食糧の買い出しです。スピリアルさんにも手伝って頂いて馬車に積み込みをしていきます。


 食糧以外では子供服を買い足し、半分ぐらいを孤児院に持ち込み予定です。

 こちらでも移籍の話を匂わせるつもりです。スポンサー付きの魅力たっぷりの勧誘です。

 まぁ、村の基盤強化が最優先なのですけどね。それでも、子供達が増えたので興味を持っていただけると思うのですよね。

 ついでに私たちも服を買っておきましょうか。特にあたしは良い下着が欲しいです。姫さまも胸回りの適正な下着をつけると魅力がアップすると思います。豊乳感UPですね。

 お尻回りは姫さまとあたしは近いみたいです。お尻だけ勝っても切ないだけにセーフでした。

 小さな小さな人形もいくつか買いました。必要なのは服の方なのですけどね……売っていませんから妥協案です。


 この後、姫さまに合う服屋さんも寄り購入しました。姫さまの好みはワンピース系でスカートがふわふわした感じの奴のようです。色は薄めの物が多かったです。

 よごれそう? そこは他力本願で参りましょうー。あたしがサポートもしますし。姫さまをけがすような事はあたしが防いで見せます。 


 他に何か必要な物ありませんかね?


 えっと~衣食住……。


 ああ、住まいですね。


 姫さま、あのパッと建物立つやつで。

 パパっと先に建物を建てちゃったりは?


 家を売り付けて引っ越しをうながす方法もありといえばありなんですねー。

 今頃ですが気がつきましたので助言しておきます。


「カズコは特別製だから~でも~今回の長屋みたいな木の作りなら~素材集めは早いかも? ……魔石が必要だけどね?」


 ですかー。見た目も大事ですし、先に色々建てておけば目も引けるて一石二鳥だと思いました。

 ところで? 魔石って何ですか? 魔石で三鳥いけますか???


「くふふ」姫さまに笑われました。何がおかしかったのでしょうか?



 魔石について姫さまにうかがいました。


 魔石とは魔力を内包した石のことであり、これにより動くマジックアイテムが数多く存在するようで、中には日常で使われる便利アイテムもありこれらを動かすのに使うそうです。電池みたいなイメージでしょうか?


 そして、冒険者達が一攫千金を夢見て、危険を冒しつつ狩りで獲得してくるのだそうです。


 少し余談も含みますが。


 狩りを行う人達は狩人と冒険者の二通りがあり。

 狙う獲物の区分によって自然と決められている。


 狩りの目標は獣、魔獣、魔物の三つ。


 獲物を傷をつけない様に仕留める狩人。獣or魔獣。(中型まで)

 冒険者が戦って獲得する魔獣(小型~大型)or魔物。


 獣は食肉になるので狩人ギルドでの流通。

 魔獣は変異素材が取れるので冒険者ギルドへの流通。

 魔物からは極小確率で魔物の装備が排出、更に極小で魔石がドロップ。



 ん~どれぐらいの確率なんでしょうね?


 魔石ですかー。どんなの形や色をしているんでしょうね?

 更に与太話よたばなしを聞いてみました。


「ちなみにカズコは何色が好き?」


「そうですねぇーあたしは元気な赤や黄色ですかね?」


「赤色は最高級の魔石ね。いい色よ~」


 白<黒<青<黄色<緑<赤とあるそうで赤に近いほうが希少なのだそうです

 大きさもまちまちで極小なら爪ぐらいの大きさ。大きいのだとこぶし大から頭と同じぐらいのまでが出るのだそうです。

 過去の記録では、魔物のBOSSを倒してドロップ(魔物が戦利品を落とす様子)したのが人と同等の赤い魔石もあったそうです。

 何を倒したらそんなに大きなものが獲得できるのでしょうね~不思議です。


 それが入るぐらいにアイテムパックの容量は広げていきましょうー!

 入ります・入れます・持てます。


 という訳で一つ一つやっていきましょうねー姫さま。

 次は孤児院に行きましょうかー。喜ぶかなー? 服。

□カズコの後書き□


「ねぇねぇ~奥様~聞かれました~魔石って言うものがあるそうですよ」

「それを使うと便利なアイテムが動くんですってよ」


「そうらしいわね、一家に一つはほしいわねぇ~魔石アイテム」


「魔石アイテムほしいわ~」



■目標レベルと現在の数値■

 総人口:19

 総人口レベル:48

 次 回 目 標:62

 最 終 目 標:65534


 正直に言います!

 一人芝居をする……のは辛いです。

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