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29話 3人のギル

その塔の中に入ると、アトラクション特有のお姉さんが立っていた。

「いってらっしゃいませー」

ロボットだった。

「おそらく文明レベルの高いところから持ち出してきたとしか思えませんね」

「ロボットって凄いんだなー」

そんなことを話しながら、中に入っていった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3人に剣を渡された途端、おなじみのBGMが流れた。

「いやぁ、懐かしい」

数記は感慨に浸っていた。

『一階スタートです』

無機質な機械音が流れた。

「うわっ、スライムだ」

「多分本物ですよ」

「いや、ホログラムだろ」

3人の意見は割れているが、結局モンスターの類は数記が始末することになった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

七月とシャーロットがヒーヒー文句を言っている内に、スライムを3つ倒し、宝箱を手に入れた。

「銅のツルハシか」

「鍵獲った?」

「まあ」

扉の鍵穴に鍵を刺して、一階クリア。

二階に向かうわけだが、

「階段あるの?」

「らしいですね」

「ダルい〜。数記おんぶして〜」

「子供かよ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

二階についた。

ここには妙に早い黒スライムが居る。

「早いな」

「ああっキモい!」

気づかない内に、シャーロットの体にまとわりつき、服が無残にも溶けていく。

「ガチだったんだ」

「たすけてぇ〜」

七月が、10分程度掛けて、助けてあげた。

その時丁度宝箱が出てきた。

「スピードブーツ?」

「これ履くと足速くなるぞ」

「あ、ホントだ。ラ◯ダー並に足が早くなった!」

「比較対象が若干おかしい気がするのは気のせいか?シャロ」

「気のせいです。って、服、元に戻りましたね。やっぱ、プレイヤーに対する外傷はホログラムでしょうか?」

「その可能性が高いな」

「早く行きましょう」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

数記達はさくさくと進み、五階にたどり着いた。

「魔法使いうぜぇ」

「なんか当たったら、剣が赤くなりましたよね?」

「それは多分残機だ。剣が真っ赤になったらガメオベラじゃないか?おそらく」

「そういう解釈でいいと思う」

七月はすぐに納得してくれた。

しかしこの回から難易度か上がっていくことに、七月は気づいていなかった・・・

Tobecontinued...

どうも、ゼウスです。

昨日は呆けてねてますた。

すんません。

<パロネタ・小ネタ解説&補足>

ライダーがどーたらこーたら言ってますけど気にしないで下さい。


足速い女の子ってそういない気がします(泉こなたは速いけど)

そんな与太話はまた今度で

では〜

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