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エピローグ:朝刊

「心を入れ替えて一から」


名門ドルセット伯爵家の紅茶商会を経営するグラン・ラグレーンと当伯爵の息女エリーゼの婚約式が一八◯◯年七月六日に行われた。驚くべき身分違いの関係であるが、伯爵令嬢によるひとめぼれだと令嬢自身が語っている。

ラグレーンは去年の秋に赦免されたが、心を入れ替えて一からやり直していくとの決意のもと伯爵家の商会を任されていた。その折で令嬢の心を射止めたと思われる。正式な婚礼の日取りは発表されていないが、この一年以内には行うとの事。

この婚礼は国中をめぐって話題となることだろう。


一八◯◯年七月七日『クラヴィエ』紙より


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