спать:外泊
【沖縄県 名護市 米軍基地キャンプ・シュワブ】
「おい嬢ちゃん!、今夜はここで泊まっていきなよ!」
「お、おい、ここってまさか…」
「「アメリカ軍基地!?」」
「ちょ、え?、いいの?、ソ連人だぞ?」
「だ、だめですよ、怒られますって、」
「いやいや、大丈夫!アメリカもロシ…ソ連と同じく多民族国家なんだから、見た目じゃばれないよ!」
「い、いや、でも…」
「軍服のネェチャンは軍服着てないし…まあ、白衣のネェチャンは…白衣脱ごう、」
「…わ、わかった。」
「ヒュ~、白衣のネーチャン、チビだけど白衣脱ぐと意外と良い体してんじゃん!最高にHOTじゃん!今夜、俺と、どう?」
「おい、マイケル、アメリカの恥だ、やめろ。すまないな白衣のネーチャン。」
「…マイケル、次何かキモイこと言ったら殺しますよ?」
「Wow、厳しいね~!そういうところもcoolだぜ!」
「…バカは嫌いです。」
ーーー
「Hey,stop the car,」
「(アレク、やっぱり止められちゃいましたよ?)」
「(ああ、とりあえず堂々としとこう。)」
「Yo、見ねぇ顔のネーチャンを乗せてるなぁ、所属と階級は?」(門番a)
「あー、こっちの背ぇ高い方は大尉、ちっこい方は軍人ではない」(マイケル)
「ならばちっこい方は入れません。」(門番b)
「良いじゃねぇか、友達、仲間なんだからyo、」(マイケル)
「…ですが」(門番b)
「よう門番、良いのか悪ぃのか、はっきりせぇや?」(強面ジョン)
「ひぇっ、ど、どうぞ!」
ーーーーー
「…入れたな、カチューシャ」
「入れましたね、アレク…敵地ですよ…」
「いや、我々は敵ではない、門番にも言ったが昨日の敵は今日の友だ!キャンプ・シュワブにようこそ!!」
「「スパシーバ」」
ーーーーー
「うぉぁ、どこ見ても星条旗がっ!!」
「それに歩いている人も皆アメリカの軍服を着ているぞ…」
「なんか…捕虜になったみたいですね…」
「ホワッツ!?捕虜!?」
「NoNoNo、ネーチャン達は捕虜なんかじゃない、客人だぜ?」
「でも格好といい、言葉といい…完全に浮いてますよ…」
「まあ、言葉は仕方ないが、格好は浮いてないぜ?、少なくとも背ぇ高い方のネーチャンはアロハシャツにハーフパンツ!、完全にアメリカンスタイルだろ!、むしろ、こんな格好した奴、ロシ…ソ連にはいないだろ?」
「…ええ、ですが私…シンプルなシャツですよ?、よく見ると小さく赤でCCCPって書いてあるし…」
「…おーぅ…とりあえずこのサングラス貸してやるからこれつけてろ、アメリカっぽくなるから。」
「…す、スパシーバ…」
ーーーーー
「よし、晩御飯にすっか、」
「待ってました~!、さぁ、今日は、どんな料理を作ってくれるんだ~い?ジョン!!」
「おう、今日の料理はなぁ、ソ連から客人が来ているからよぉ、もてなさなきゃいけねぇから、ちと豪華に行こうぜ!」
「…すごいノリが西側だ。」
「そりゃ、俺たち、資本主義者だしな~そうだろジョン!」
「ああ、そうともさ、マイケル!生まれたときから、つま先から頭の先まで、生粋の資本主義者さ~!!」
「…」
「さあ、早速晩飯を作っていくよ~!、バカでも作れる簡単レシピ!!、
まずは、アルコールランプに火を灯せ!、そのあとフライパン、無ければ鉄板でもなんでも良い、火にかけろ、そしてその上に、軍から支給されたピザレーションを真空パックから取り出して熱するんだ!、おい、お前ら、もちろんだが、暖めるのはピザの方だぞ?、間違えても空の真空パックは火にかけるな、溶けて変なガスを出してキャンプ地がくっさくなるだけだからなHaHaHa、だれも、臭いキャンプ地で冷たいピザなんか食いたくねぇだろう??」
「…なんなんでしょうね、このノリ…」
「…」
「…アレク…?」
「ХаХаХа!!面白いジョークだぜジョン!!、アンタ最高だよ!」
「わわわ、アレクが資本主義に染まった!?」
「お!、背ぇ高いネーチャン、のってきたねぇ!!、じゃ次はレーションのビーフだ!!、焦がすんじゃねぇぞ!、レアが一番上手い!、かと言って、生では食うなよ?、どんなにお腹が空いていてもだ!、生肉はからだに悪いし、そんなもん食う奴は荒野のハゲ鷹か馬を食う日本人だけだぜ~」
「ХаХаХа!」
「っちょ、アレク…一体どうしちゃったんですか?」
「さあ、肉が焼けたらパンに挟め、野菜も忘れるなよ?軍人に健康は大事だ、
さ、できた、今晩の晩御飯、ハンバーガーとピザとその他の、ジョン特性アメリカのファストフードだ!、デザートもあるぞ!、カラフルすぎて食欲が少し失せる、カップケーキだ!!、飲み物はもちろんコカ・コーラだぜ!!」
「ХаХаХ…え?」
「おや?どうしましたかアレク、急に東側に戻ったんですか?」
「…こ、コカ・コーラ?、シトーエータ?」
「コカ・コーラはコカ・コーラだぜぃ!!」
「…シトーエータ、タコーイエ?」
「…アメリカ人にとっての水だ。、お前らで言うところのウォッカみてぇなもんだな、きっと、…あ、アルコールではないぜ!」
「ぺ、ペプシ…ではないのか?」
「お、ネーチャン、ペプシコーラは知ってるのか!!、まあ、似たようなもんだ!飲んでみろ!これを飲んだら、真の資本主義者の仲間入りだぜ!!」
「…」
「いけませんよアレク、資本主義者の仲間入りだなんて、」
「…ザ…ロー……ェ」
「へ?、なんです?」
「ザ・ズダローヴィエ」
「!?」
〔グビッ〕
「あーぁ、飲んじゃった…」
「いいぞいいぞ背ぇ高いネーチャン!!」
「これでアンタも俺たちの仲間だな!!」
「スパシー…サンキュー!!」
「あーあ、ついに"サンキュー"って言ったよこの人…」
その後も、宴は続いた。




