остров:本島
【東シナ海とフィリピン海の間】
「ヒャッホーイ!!たーのしーい!!」
「おいおい、カチューシャ、何やってるんだ?」
「見てわかりませんかアレク、タイタニックですよ!、アレクもやりませんか?楽しいですよ~?」
「やらないよ縁起悪い…落ちるぞ~そんなところにいたら!!」
「大丈夫ですよ!アレク~私を支えてください!!」
「支えん、落ちても知らんぞカチューシャ、まったく、怖くて見てられんな、しかもこの船、揺れすぎじゃないか?さっきから…」
「…それはあのこのせいじゃよ、(安里オバー)」
「へ?」
「あの子があんな所であんなことしとるから船の重心が…」
「…あんにゃろう!」
「まあまあ、時には飼い主さんも自由にさせたるのも、ペットのつとめぞ?」
「ペット?…??どっちかと言うとあいつがペットですが…」
「ほっほっほ、仲良いのぅ。」
「「んな、仲良くなんてありません!!」」
「ほっほっほ、さあ、この先宮古島を超えたら、もうすぐ沖縄本島じゃ、タイタニックみたいに沈むといけないから、糸満港でおろすぞぃ。」
ーーーー【沖縄県 糸満市】ーーー
「げーんきでのー、」
「「ありがとうございました~!」」
「お幸せにのぉ~!」
「「はっ!?だれがこんな奴と!!」」
「ほっほっほっほ~」
そう言って水平線の彼方に消えて行くオバーを見送ると、
二人は行動を開始した。
「…で、どうする?…」
「どうしましょうね…」
「ん?カチューシャ、お前が手に持ってるのは?」
「ん?あ、これですか、これは瞬間移動装置、」
「おお!」
「の、モニターですね、タッチパネル…」
「モニター…それで瞬間移動は」
「できません、モニターなので、でも、光ります。あと地図が…わかる…私たちの時代のだけど…」
「…よし、歩くか、」
「は?」
「歩くか、東京まで、」
「…あなた軍人ですけど私科学者ですよ?」
「歩こう。」
「…はい。」
「お金…少しだけ昨日、酔っ払ったオジサン達がくれたのがあったな…」
「あ、あそこ、アルファベットですが"JEF"って食べ物屋さんじゃないですか?」
「おお、何て読むんだあれ…Гの反対にEに…なんだあれ、Ч?」
「まあどうでも良いじゃないですか、行きましょう!」
(※正しくはジェフ沖縄。ハンバーガー屋さん。)
「いらっしゃいませ~、ご注文はお決まりですか?(日本語)」
「あー、おい、カチューシャ、頼んだ。(ロシア語)」
「えっと…これ…下さい。(ロシア語&ボディーランゲージ)」
「ぬ~やるバーガーお2つですね、かしこまりました。」
(※ぬ~やるバーガー:ゴーヤーが入ったご当地バーガー、苦い。)
「お待たせしました~」
「おお、では早速、」
〔〔パクっ〕〕
「「苦っ」」
(※美味しいです。)
2人のソ連人が椅子に座りぬ~やるバーガーを食べていると、店の奥で食事をしていたゴッツイ在日アメリカ兵の兄さんたちがアレクの軍服に気がついた、
「…オイ、マイケル、見ろよあのネーチャン、」
「おう、白衣着てるな、頭良さそうだぜ!」
「違う、そっちじゃない、その隣の赤髪…」
「ああ、中々可愛いじゃねぇか、」
「そうじゃない」
「なんだよジョン、ナンパじゃねぇのか?」
「違う、よく見てみろよマイケル!」
「ん?…あー軍服、同業者か?」
「マイケルてめぇ目ぇ腐ってんだろ、よくみてみろ、」
「ん?赤い字でなんか書いてあるな、CCCP?」
「違う、CCCPだバカ野郎、ソ連だソ連!」
「…でも肩の国旗は中国じゃね?」
「違う、中国は赤に黄色い星だ、ありゃあツチカマ、共産主義のシンボル…ソビエトだ…」
「…ソビエト…復活したのか!?」
「…近々戦争になるかもな…」
ジョン、マイケル、そして一言も喋らずただぬ~やるバーガーにかぶりつくニコラスの3人は鷲のような鋭い目付きで、ぬ~やるバーガーに苦戦するアレクの制帽とカチューシャの白衣に付いた赤い星を睨んだ。




