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第100話 せっかくの100話なのにこんな話でいいのかな…?

ついに100話目!!

ここまで読んでくれた人に感謝を!!

本当にありがとうございます!!


『萌え』


俺がオタク生活を送ってきていたときには正直二次元にしか萌えなかった。


コスプレなんて正直気持ち悪いだけだと思っていた。


しかしその考えはいま目の前で起こっている光景を見て覆されていた。


時は家に帰ってきたときまでさかのぼる。


俺たちは姉ちゃんにコスプレ喫茶について話す。


「よしっ!ここはお姉ちゃんが一肌脱いじゃうよ!」


話を聞いた姉ちゃんがいきなり立ち上がり「待ってて」と言って二階に行ってしまった。


「なにするんだろ?」


香織が首をかしげて言う。


こんな姿もかわいいなぁ…


なんか付き合いはじめてから香織の行動全てがかわいく見えてしまう。


きっと付き合いはじめて香織のいいところを見つけたんだな。


そう。兄妹ではわからないいいところを…


「じゃーん!!」


姉ちゃんがすごい量の服を持ってくる。


「姉ちゃんそれ…なに?」


「まあ見てからのお楽しみってことで」


「?」


「ほらさとくんは出てく」


「なっ!なんで出てくんだよ!?」


「さとくんは女の子の着替えを堂々と見れる子だったっけ?」


姉ちゃんが笑顔で言う。


あっ…なんかまずい…


俺は渋々リビングを出ていく。


そしてリビングから声が聞こえる。


「じゃあ香織ちゃん!まずはこれを着てみよっか!」


「えっ!?そんなの恥ずかしい…」


「ほら文句言わないの!!」


「ちょ…お姉ちゃん!服くらい自分で…キャアアアア!!」


うん。


なんかすごいことになってるね。


すまん香織…


ここまでテンションが上がった姉ちゃんを見るのは初めてなんだ…


正直怖い…


「さとくんいいよー」


俺は呼ばれたのでリビングに入る。


そこにはメイド服の香織の姿…


「ど…どうかな…?」


香織は顔を真っ赤にさせながら上目遣いで聞いてくる。


うっ…!萌え…。


「か…かわいいよ」


「ほんと!?」


「ああ」


「じゃあ香織ちゃん次だよ!!」


「えっ!?まだあるの…?」


「愚問だね。ほらさとくんは出ていく」


「…」


俺は言われるがままにリビングを出ていった。


それからコスプレ発表会が始まる。


チャイナ服、巫女装束、スク水、ブルマの体操服、普通の制服、etc…


とにかくすごかった。


なんで姉ちゃんがこんなにも服を持ってるんだろう?と疑問に思い聞いてみたが「禁則次項です」と言っ

て答えてくれなかった。


ってか禁則次項って…


「で?結局香織はなにを着るんだ?」


俺は香織にたずねる。


「さ…」


「さ?」


「悟君が一番かわいいと思ったものを…」


「俺が?」


「うん…」


正直どれもかわいかった。


なら露出の少ないものを選ぶまで!!


…そして香織が着ることになった服は巫女装束になった。


だって巫女さんって萌えない?


俺はすごく萌えたんだけどな…


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