第99話 文化祭はやっぱり〇〇喫茶?
文化祭。
それが俺たちの学校にはある。
まあ大体の学校があるんだけど…
その文化祭が近づいてきている。
そして俺たちのクラスもそのことについて話し合ってるわけで…
「文化祭の案を出し合ってください」
委員長が前にでて言う。
ってか委員長久しぶりにでたな…
「はい!俺はメイド喫茶を希望します!」
1人の男子が手を挙げながら言う。
「メイド…恥ずかしい…」や「メイド服って一度着てみたかったのよね~」
などと女子が盛り上がる。
「はい!俺は巫女さんの喫茶を…!!」
「じゃあ俺は和服を希望!!」
「ここはスク水だろ!!」
「ねこ耳もありだろ!!」
男子ってみんな素直だね。
うん。
「意見が多すぎる!!それに男子の意見しかない!!1つにしぼれ!!」
委員長が怒鳴る。
俺は特に希望もないので外を見ていることにする。
教室のなかで言い争いが始まる。
うるさいな…
「委員長!!悟が意見があるそうです!!」
「なっ…!!」
哲也がこっちを見ながら笑っている。
はめられた…
「じゃあ竹中言ってみてくれ」
なぜかさっきの言い争いは治まりみんながこっちをむく。
「ってかさ…いま衣装で言い争ってたんだろ?ならコスプレ喫茶でいいんじゃね?」
「「「それだ!!」」」
みんなが納得する。
ふう…よかったよかった。
それからいろいろ話し合って全てが決まる。
「じゃあ衣装は各人が着たいものをってことで、しかしコスプレ以外は認めない。それでいいか?」
「「「意義なし」」」
うん。決まってよかった。
それにしても…
香織はなにを着るんだろう?
帰り道俺は香織にコスプレ喫茶でなにを着るかたずねる。
「ええっと…まだ決まってないんだよね。それに衣装買うのもなんかもったいないし…」
「そっか」
「エプロン…とかじゃだめだよね…」
「コスプレとは言えないかな」
「悟君はどんなの着てほしい?」
香織が聞いてくる。
俺としては過度な露出は控えてもらいたい。
それよりも香織のかわいい姿をあまり他の人に見せたくない…
俺って独占欲強いのかな…
「悟君?」
「あぁ。とにかく過度な露出は控えてほしいなぁって。正直あまりかわいいのは着てほしくない…かな」
「?」
「なんか俺ってさ独占欲強いみたいで香織のかわいい姿を他の人には見られたくないなぁ…なんて」
俺がそう言うと香織の顔は真っ赤になる。
かわいい…
俺はつい後ろから香織に抱きついてしまう。
バカップルかもしれないけどしたいものはしたいのだからしょうがない。
「ひゃっ…悟君?」
「ちょっとだけこうさせて?」
「うん…」
そしてそれから家に帰り、衣装選びが始まる。




