バケモノ
バケモノに心を支配されてはならない。バケモノに心を支配されてしまえば、口から出る言葉は暴力に満ちてしまう。それはイライラと共に放たれる。
バケモノは目に見えない。だから用心する必要がある。自分は正しいことをしている。その隙をついてバケモノは入ってくる。
バケモノに取り憑かれてしまうなら、周囲からの信用は無くなってしまう。危険人物になってしまうのだ。
それは避けなければならないこと。そのバケモノは飼い慣らすことはできないのだから。
自分の言動を振り返ってみると、バケモノに心が支配されていないかどうか。それを吟味することができる。
自己の愉悦のために言葉を剣にしていないかどうか。それとも、聞いた人を爽やかにする言葉を言っているかどうか。
それらは自己吟味しなければ分からないことである。そしてそこに年齢は関係ないのだ。
どんな年齢だったとしても、言葉にバケモノの気配が滲み出ていれば改善させるしかない。
勇気を持って相手に告げる必要がある。否定されていい。バケモノはまず否定してくるからだ。
否定することによって、自分を上に保とうとする。しかし、そこに矛盾が入り込んでしまえばどうなるのか。せめぎ合いとなるだろう。そのせめぎ合いは、バケモノに取り憑かれた本人とバケモノとの戦いになるのだから。
勝利すればバケモノは出ていく。しかし、負けてしまえば、バケモノは心に居座る。どうなるかは、本人次第なのであるーー。




