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ラフサーガ  作者: 笑太郎
一章 新たな冒険は彗星の如く
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エピローグ:四天と呼ばれし者、三番目





 魔王が率いる組織には、四天王と呼ばれる幹部が存在する。


 先程の一行が遭遇した四天王の一人、『彗獣』はミハエール王国中を放浪し、珍しい存在があれば獲りに行くという生態。美しい紫色の毛並みに妖しげな蛇状の杖。

 性質的に、彼には拠点と呼べる物は存在しないと言っていいだろう。




 ならばもう一人は果たして。




 四天王の一人、『──』はとある砂漠を土地とした拠点に存在し、大抵の魔物を自由自在に操る。

 傷付いた三角帽子を被り、手には謎の書物を持つ。

 彼女の力により起こる被害は並の物ではない。

 近くにある集落は満身創痍、食糧も尽きかけるほど。

 


 彼女が起こすのは「戦闘」などと生温い物ではない。


 その目で見れば思うだろう。



 彼女が引き起こすのは「戦争」だ。












 ルターロ村に戻ってから少しして。



「ねーねーワロタさーん、あの時『お前以外の四天王全員ぶっ倒す』って言ってたけど……ホントにやるんすか……」


 ロマリウス戦で満身創痍になった影響か、ちょっとサキの口調が変なのは置いといて……


「っ……ったりめーだろ! そりゃもうボッコボコにしたるわ!」


「今の所、俺達がされる側だろうがな」


 こんな事ほざいてるけどそもそも場所すらわかんねえや!

 その場のノリで調子に乗ってしまうことってありますよね。何回目でしょうか。後悔するのは。


「中にはロマリウスより強い四天王もいるかもしれないんすよ……」


「……はっはっは! その時はまた逃げりゃいいんだよ!!」


「腑抜け! 意気地無し!」


 何とでも言ってくれ〜〜…………











 とある混砂の地。



 そこに居るは、かのエビルウロス。

 否。"紅制"エビルウロス。


「あら……こんな酷い状態にされちゃって……」


 ボロボロの状態で立つ紅制エビルウロス。

 その前にある、大部分が砂で出来たような玉座に鎮座する、謎の若い魔女。


「どうやら、骨のある娘がまた来たみたいね……この子(紅制)たちがすぐにこうなっちゃうなんて……」


 その若い魔女は、妖しげな笑みを浮かべて言う。


「そろそろかしらぁ、あなたの野望、いや私達みんなの野望が……現れる時は」



 彼女は()()する。世界の要へとなる野望が、眼前へと迫ることを。

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