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かぜのときは

日差しが柔らかくなり、夕暮れが早くなった。秋の気配が近づいてきてる今日この頃。

季節の変わり目に流行るものといえば


「はっくちゅん!」


風邪です。へっくしょい!


「大丈夫かノア?アルベルト、どうなんだ?」


「静かにしてちょうだいジン。ノアちゃんあーんしてくれる?」


「あーん」


過保護モードのジンさんと冷静なアルベルトさん、そしてお鼻が大変なことになってる僕です。

鼻かみすぎてヒリヒリするよぅ。それに喉もイガイガする。


「ちょっと喉が腫れてるわね。念のために今日、明日と暖かくしてベッドから出ないこと。お薬は熱が上がってきたら飲みましょう」


「それだけでいいのか?」


「今はそれだけで十分よ」


「本当にそれだけでいいのか?」


「大丈夫だって言ってるでしょ!それとも何、アタシの診断を疑う訳?」


「い、いや、そういう訳じゃないが」


ジンさんの心配っぷりにアルベルトさんもややウンザリしている様子。


「ジンしゃん、だいじょぶでしゅ。ぼくいいこでおやしゅみできるの」


「そ、そうか?1人で大丈夫なのか?無理しなくていいんだぞ?」


「だいじょぶなの」


「ノアちゃんの方がしっかりしてるじゃない。どっちが大人なんだか」


ケラケラと笑うアルベルトさんの言葉に苦虫を噛み潰したようなジンさん。もー心配性だなぁ。

ということで、念のため医務室でお泊まりすることになりました。

僕が休んでる間にも、何人かアルベルトさんに診てもらったり、薬を貰いに来てる人がいた。うーん風邪の季節ですねえ。

なんて余裕だったのも少しだけ。あっと言う間に熱が上がって咳も出てきた。


「ケホッケホン!」


「ノアちゃん、お水飲める?」


「あい」


うーん熱いよぅーだるいよぅー


「ご飯のあとでお薬飲みましょうね。少しだけでいいから、頑張って食べて」


薬…そうだ薬を飲む前にお腹に何か入れなきゃ。でも食欲ないよう。僕から食欲をとったら可愛さしか残らないよう。ああ、でも、


「プリンたべちゃい…」


「え?」


すやぁ…


◇◇◇


ぼんやりしたまま、ご飯を食べさせてもらい、薬も飲ませてもらい。汗を拭いてもらい、着替えさせてもらい。至れり尽くせりの2日間を経て


「ふっかつ!げんきはちゅらつ!」


「ふふふ、本当に元気いっぱいねノアちゃん」


「本当にもう大丈夫なのか?」


「あい!」


元気いっぱいですとも!食欲も戻ってきたよ!

イワンさんが僕専用に作ってくれたリゾットも美味しかったけど、普通のご飯も恋しいのです!


「もう心配ないわよジン。嫌がらずにちゃんとお薬飲んだから、回復も早かったわ。偉かったわねノアちゃん」


アルベルトさんに頭を撫でられ誉められた。んふふふふ~


「それじゃ食堂行きましょうか。朝ご飯食べながら【ぷりん】について聞かせてちょうだい」


うん?

風邪の時はゼリーかアイスかプリンにお世話になっております

皆様の風邪ご飯は何ですか?

現実でも風邪の流行る頃ですね皆様お気をつけください

今日も読んでいただきありがとうございます



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