こりすさんきょうだい
「それにしても今日のノアちゃん、本っ当に可愛いわ~」
ふふん。そうなのです。今日の僕はいつもより!更に!可愛いのです!ん?何かなその目は?
おっほん。今日の僕は何とリスさんなのです!
いや、違うから、頭が残念とかじゃないから、最後まで聞いて?
今日の僕は濃い緑色のオーバーオールに薄い緑色のパーカーシャツを着ている。そしてフードには耳が付いている。ここまで言えば分かるよね?
今日の僕はリスさんなのです!えっへん。
可愛いもの好きのアルベルトさんは着ぐるみスタイルが相当お気にめしたみたいで、僕たちを見ては悶えてる。
ちなみにオーバーオールの胸元には大きなポケットが付いていて、2匹のリスさんがすっぽり収まるようになってる。
2匹も気に入ったみたいでご機嫌にキュイキュイ鳴いている。可愛い!
「そうしてると3兄弟みたいね。本当に可愛いわ~」
「うんうん!可愛い!ああ僕もグリーンスクアラルを抱き締めたい!頬擦りしたい!臭いを嗅ぎたい!うらやましい!」
「黙れチャーリー」
身悶える大人2人と黒いベンジャミンさん。
そしてお仕事モードのジンさん。
研究所の側は安全って言ってたけど、万が一もあるからって。お仕事モードのジンさん格好いい!
リスさんはポケットの中にいながら、道案内をしてくれる。
右に進む時は右側の子が鳴き、左に進む時は左の子が鳴く。真っ直ぐ進む時は2匹一緒に鳴く。本当に賢いなこの子達!
リスさんが鳴く度にチャーリーさんが気持ちわる、いやいや、興奮して大変賑やかである。
さくさくと葉っぱを踏みながら歩いていると、赤茶色い幹の木にたどり着いた。葉っぱの色も赤茶色で、わさわさと繁っている。
「このきがしょうなの?」
うーん僕の身長じゃ上の方は見えないなあ。
おっと危ない!また1人バックドロップをするところだった。
キキッ
キイッ
リスさん達はポケットから飛び出て、あっという間に木を登っていく。おお~さすが野生。
ほどなくして、リスさんの声が聞こえたと思ったら、あのざくろのような木の実が落ちてきた。
念のためと手袋を着けたベンジャミンさんが拾ってくれた。
「うん、この間の木の実だね。どうやらこの辺りにある木、全部同じみたいだね」
よくよく見てみると落ちた葉っぱに紛れて木の実も結構ある。
よーし拾って拾って拾いまくるぞー!
小さい子の着ぐるみも可愛いし、双子コーデも可愛いですよね
学生時代は友人と色々お揃いにしてました
懐かしいなあ(遠い目)
皆さんも、そういう思い出ありませんか?
今日も読んでいただきありがとうございます




