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スイーツかくめい☆ぼくじょうじるしのソフトクリーム


まずはお鍋に牛乳と砂糖をいれる。

温度に注意しながら砂糖を溶かす。

お次は卵。卵黄だけ取り出してときほぐしたら、先ほどの牛乳を少しずつ混ぜる。

ここで一度濾しておく。そうすると仕上がりが滑らかになる。

お鍋に戻してごく弱火で混ぜるととろみが出てくるので、そこで火をおとす。

ここからレオンさんの出番!

ゆっくりじっくりと牛乳液を冷やす。

その間に別のボウルで生クリームを泡立てる。

牛乳液と生クリームを混ぜ合わせて、バットに移す。

ぐるぐるとかき混ぜたら、少し凍らせ、また混ぜる。

混ぜて凍らせる行程を何度か繰り返す。

全体が均一になるように注意しつつ混ぜる。

まとまってきたら、これまたレオンさんに冷やしてもらった器にスプーンで盛り付けて、


「ソフトくいーむかんせー!」


「「「おおー!」」」


それでは皆さんご一緒に!


「「「「「「「いただきます」」」」」」」


「おいちー!」


「くうぅ!なんだこれは!?経験したことの無い滑らかさ!ひんやりと口に広がり、静かに消えながらも残る牛乳の味わい!これはたまらん!」


「美味い!」


「うおおおお!スゲー!めちゃくちゃうめー!」


「これは美味いな」


「すごいな!本当に美味しいよノア君」


「ええ、ええ、凄いわノアちゃん!とっても美味しいわ~!」


うんうん!うまー!素材の旨味が活きてる!最高!

これはソフトクリームっていうよりもアイスクリームなんだろうけど、今はどうでもいい!うまー!


◇◇◇


「はあ~しやわせ~」


皆大盛り上がりで、苺ミルクとソフトクリームを綺麗に食べつくし、ようやく落ち着いた。

皆お腹大丈夫かしらん。

僕はジンさんにストップかけられて、程々の量しか食べられなかった。

ハイテンションでもパパモードスイッチ入るなんてジンさんめ、やるな。


「なあノア、これも色んな味に応用出来るんだよな?」


「あい。いちごあじとチーじゅケーキあじもできましゅ!」


今僕が把握してる素材ならこの二つだけだけど、今後もっと増えるはず!一緒に頑張ろうねイワンさん!


「親父さん、代金払うから今ある材料全部売ってもらえないか?」


「こんなに美味しい物を作ってもらえるなら代金は結構ですよ」


「いやいや、そうはいかねえよ」


「口止め料代わりですよ。レシピが一般公開された後はきちんといただきますから」


「ふはは!そう言われちゃ断れねえな」


今後の仕入れなんかについても話をしているイワンさん達を横目に、満足感と満腹感でいっぱいの僕はジンさんに抱っこされたままお昼寝に突入したのだった。


秘蔵の美食を食べさせてくれるなら、黙っててあげますよ。ついでに材料もあげます。っていう意味で口止め料。分かりづらかったでしょうか。

本文でも書きましたが、今回作ったのはソフトクリームとはまた違うんですよね。改良については、まだ見ぬ技術者さんに任せましょう←

今日もありがとうございます

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