こいしいあのこ
「うしうしモ~モ~うしモ~モ~♪」
おはようございます!テンションマックスノア君です!
今日はいよいよナイデルさんのご実家である牧場に行くのだ!
メンバーは、ナイデルさんとジンさん、新鮮な牛乳に興味津々のイワンさん、そして
「ハハハっ何だよノアその歌!テンション上がりすぎだろ」
リンクスである。
「何でお前まで来てんだよ」
「いいじゃないっすか隊長!俺もノアと遊びたいっす!なーノア?」
「ねー♪」
リンクスとは世話を焼かれたり焼いたりしてマブダチになったのだ!
よく一緒に遊んだり、つまみ食いしたり、怒られたりしてる(リンクスが)。
「それに俺も本物の牛見てみたいんすよー」
「お前、牛乳は好きじゃないって言ってただろうが」
「それとこれとは別っす!」
キッパリと言いきるリンクスだが、|ナイデルさんの前でよく言えるな!
ちらりとナイデルさんを見るも、気にしてないようだった。ほっ。
「いや~俺も牧場は初めてだから楽しみだ!その場でチーズやバターが作れるんだろう?」
「ああ。見学者用に道具も揃えてあるからすぐに作れる」
「鮮度抜群の牛乳で、既製品には無い自分好みの新しい味を作れるってことだな。燃えるぜ!」
「ぼくも!」
「俺も!」
イワンさんとリンクスとわいわい騒いでいるうちに牧場に到着した。
大きな看板にレオン牧場とかいてある。
そのまま進むけど、建物の類いは一向に見えない。どこまでも道が続きそうでちょっと怖い。
しばらく進むとようやく、ログハウスのような可愛い木の家が見えた。
「あれが俺の実家だ」
ナイデルさんが指差す方を見てると誰かが走ってきた。
「ナイデル~」
大きく手を降りながら走ってきたのは超絶美少女だった。
ふわーお人形さんみたい、なんだけど、あれ、なんていうか…
「でっか!」
そう!でかい!リンクスより伸長高いんじゃないかしらあの美少女。
てゆーかリンクス、女の子に向かってでっかとか言っちゃダメでしょ。せめて心の中だけにしなさい。そんなだから彼女できないんだぞ。
「お帰りなさいナイデル、皆さんもようこそ~」
「ただいま。こちらが俺の所属部隊のジン隊長とリンクス、研究所の料理長イワンとノアだ」
「初めまして皆さん、ナイデルがお世話になってます。私はリリアンです。どうぞリリーと呼んでくださいな」
ナイデルさんの妹さんかな?にっこり笑って自己紹介してくれるリリーさんにこちらも挨拶を返す。
「初めまして。ジンです。ナイデルには何かと助けられてます。突然の訪問を受け入れてくださってありがとうございます」
「はじめましてリンクスです!ナイデルさんにはめちゃくちゃお世話になってます!あと彼女はいません!」
「初めまして。研究所で食堂を仕切ってますイワンです。新鮮な牛乳に興味があってお邪魔しました」
「はじめまちてーぼくノアでしゅ。ぎゅーにゅーだいしゅきでしゅ!よろちくおねがいしましゅ!」
ジンさんとイワンさんの真面目な挨拶に比べてリンクスよ…最後の情報いるか?僕を見習うがよい!
「まぁまぁ皆さんご丁寧にありがとうございます。ノアちゃんもきちんとご挨拶できるのね。すごいわ~」
しゃがみこんで僕の頭を撫でながら誉めてくれる美少女プライスレス。
リンクスの彼女いません発言はあらあらウフフと笑って流されていた。
超絶美少女だしアプローチされるのに慣れてるんだろうな。
「では、厩舎へ案内しますわ。こちらへどうぞ~」
遠足です!
牧場に行ったことはないのですが、何かこう、凄い所なんだろうという漠然としたイメージがあります
皆様は牧場行ったことありますか?
今日も読んでくださる皆様に感謝します




