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きみたちのなは?2


「ごちしょうさまでちた~」


ジンさんとアルベルトさんに遅れること少し、僕も完食。

お腹いっぱい。余は満足じゃ。お昼ご飯はなんだろな~。今から楽しみでしょうがないんだが。

てゆーか2人ともあの大量のサンドイッチ余裕で完食してたな。どんな圧縮率で収まってるの?


「ノア、付いてるぞ」


おっと!ジンさんパパモードスイッチオン!

いかにも微笑ましいといった様子で口元のお弁当を取ってくれます!そしてそのままパクリと食べたぁぁ!これは高得点です!


「ありがとごじゃましゅ、ジンしゃん」


「ああ。ノア、医務室に戻る前に俺の隊の詰所に行くぞ。そこで隊員に会わせる」


「ジンしゃんのぶかしゃんでしゅか?」


「ああそうだ。リンクス以外にも何人かいるから紹介しておく」


「あい、わかりまちた」


「じゃあアタシは先に医務室へ戻ってるわね。ノアちゃん、また後でね」


「あい。いってきましゅアルねえしゃま」


食堂を出てアルベルトさんとは一旦お別れ。再びジンさんの抱っこで所内を歩く。

すれ違う人たちはびっくりして二度見する人が多いけど笑顔で手を振ってくれる人もいる。

僕は皆に愛想と手を振りまくってる。

今後の快適な生活に繋がるからね。気分は立候補者さ。可愛いノア君をよろしくお願いします。ノア君に清き一票を!

そうやってしばらく歩くと、詰所とやらに着いた。


「ここが詰所だ。正確に言うと内勤部屋だが」


「おっ!ノアじゃん!やっと来たかのかよ!」


ジンさんがドアを開けた瞬間大声で迎えてくれたのはご存知リンクスです。


「朝っぱらからうるせぇ」


「アダダダダ!隊長ギブ、ギブ!」


そしてリンクスを迎撃するジンさん。

アイアンクロー初めて見たよ。てゆーかジンさん、余計うるさくなってるよ?


「隊長、そのへんで」


足が浮かんばかりのリンクスを観察してると後ろから静かな声が聞こえた。

振り返るとほのぼのとした笑顔の穏やかな雰囲気のお兄さんがいた。

なんか学校の先生ぽい感じ。この人もジンさんの部下なのかな?


「おはようございます。今日は色々話があるんでしょう隊長。リンクスも入り口を塞いでいないで戻りなさい」


いや、リンクスが進んで入り口を塞いでる訳ではないんだけどね。

天然なのか辛辣なのかどっちなんだろこのお兄さん。

お兄さんの言葉にジンさんもリンクスから手を離した。

アイアンクローから解放されて床に撃沈してるリンクスを放置し部屋に入ると、3人のお兄さんがいた。


リンクス君は出る度に痛い目にあってますね。可哀想に←

今日も来て下さる皆様に感謝します。ありがとうございます。

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