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#3 〜イラストと孤独と歩く交差〜

 道中さまざまな寄り道をするものの、ようやく目的地に到着した…。

 近くから見る壁面緑化された建物の外装は周辺の建物より目立ち、とても自然を感じる。

 

 中に入ると、1Fは香水や服飾店、ジュエリーショップなどが並び、自分とは到底違う雰囲気を漂わせている。

目的の6Fまでエスカレーターで向かっていく…。

 5Fには“幅広い商品を展開している人気店”が運営されており、今回のイベントでおすすめ商品を買うとステッカーが貰えるというキャンペーンがされている為、後でお世話になる―


 そしてイラスト展が開かれている6Fに到着する。

 手前には告知がされており、その先には書店が見える。恐らく中のワンスペースに開かれているのだろうが、場所がなかなか見つからない――しばらく店内を散策していると、それらしい場所が見えてくる。

 心臓の鼓動は最高潮にも達しそうな勢いで、会場に近づいていく…。


 入口から少し見える大きな4枚のイラストが目を引く中、既に見に来ていた人がいた様で一瞬入っていいものか戸惑いつつ、ゆっくりその空間に足を運ぶ。

 ここまでの道のりが長かったこと、そして初めて見る光景も相まって


((うわぁぁぁ.*・゜))と感動が押し寄せる。


 程よく小さめの空間に正面と左右に絵がずらーっと並べられており、流れているBGMが心地良い雰囲気を感じさせてくれる…。

 空間の先にはVTuberの描き下ろされたイラストが大きく展示されている。地元を象徴する巨大な山を背景に優雅に立つVTuberはそれはもう綺麗としか言いようがないものだった。

 すると感謝の言葉と共に前に来ていた人が空間を後にする。


((えっ…もう行くん!?ここに残ってるの俺一人やん))


イラストを見ている人が自分一人になったところで、受付の人が話しかけてくる…。


受付のお兄さん「凄いですよね〜」

        「誰をきっかけに来られました…?」


自分「あ………[VTuber]さんで…」


受付のお兄さん「[VTuber]さん凄いですよね!

          配信とかも人気ですもんね〜」


自分「つい知ったのは最近なんですけど………」


受付のお兄さん「ありがとうございます!!

          ゆっくり見ていってください〜」


 正面の絵を堪能した後、右のイラストから順番に見進める。

4人の絵師さんが携わっており、それぞれ表現の仕方・描き方が1人1人違うわけで…


((うおぉ〜すっげぇーー))


 劇場版名探偵コナ〇のうな重好きの小学生並みの感想であるが、そう思わざる得ない。

 女の子はもちろん、特に獣人の描き方に迫力を感じる作品が並べられている。


 下に書かれているイラストのタイトルと添えられた1文と共にじっくり見ていく。


((うわ…でっっっっk)) ※何がとは言わない


 絶対、鑑賞者の視線を意識して構図の中心に置いていることだけは分かる…。

 テーマを元にしたもの、そして絶景を後ろに2人の女性の感情を表現した作品がメインで、もちろんイラストを見てどう思ったかは人それぞれであり、そこが深く考えさせられる作品なのだろう。 

 それは、このイラスト展の中で、とても愛おしく感じるものであった。

<あとがき>

やっと本編にきたって感じで…。

ある程度、流れを考えてた上で早く書きたくてそわそわしてたんですけどなかなかすんなり書けるものじゃないですね(汗)

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