第二部完結 ハッピー♡エンド♡♡
ぽろぽろ泣く花子は泣く。泣きたくなんかないのに、悔しい。
なている花子の腕を、走ってやってきた荒い息の次郎が掴んだ。
「花子、すまなかった」
「嫌いだ」
「花子」
花子の腕をつかんでいる次郎の手がぎりぎり締め付けられる。
「痛い!腕放せや、やり珍のくそ野郎が!!」
「すまなかった花子。俺にはお前だけだ」
次郎は花子を引き寄せて、抱きしめた。
「放せや!くそ」
「お前のためなら全員殺してやる。琴音も兄貴もあいつも両親も、俺が殺す」
「え」
「そうすればいいだろう?」
「いやいやいや、警察のお世話になるでしょうが」
「まぁな。それでも俺は構わない。お前のためなら何でもする。俺はお前が好きだ。花子」
「わ、私も次郎君のことは好きだけど、殺人はいけないと思うなぁー」
内心琴音を殺そうと思っていた花子は自分のことを棚に上げて言いう。
「好きなんだ、お前が」
「わ、私も好きだなぁー」
なんかやばそうなので、花子は次郎と仲直りしておくことにした。
次郎君の闇を感じた瞬間でした。
まさかね?
花子はそれから少しして次郎の兄の英継が暴漢に襲われて、重症を負ったことをニュースで知る。
ニュースを見ながらお菓子を食べていた花子は、「すっごぉーい偶然!」とげらげら笑った後、冷や汗をかいて止まる。
「まさか、ね」
まさかである。
その直後、にこやかに上機嫌そうな次郎から電話があった。
「兄貴死んだと思うか?」
「あ、え?」
「お前の胸は高くつくからな」
「あはは、そうですねー」
「じゃぁ、またな、花子」
そう言って次郎君は電話を切ったのでした。
やばくね?
そう花子は冷や汗をかいたのでした。
それから冷や汗垂らした次郎君の両親が花子の元を訪ねてきて、次郎君との結婚を認めてくれました。
後ろで笑っていた次郎君の笑みは、それはもう恐ろしいものでした。花子は嬉しいというよりも、これで本当にいいのかと、冷や汗をかいた。




