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僕らの明日はまだまだ続く!
花子は泣きに泣いた。
目が腫れまくっている花子を見て、会いに来た次郎はそれはそれは嬉しそうにしていた。
「どうやら花子、お前、あいつに失恋したんだろ」
にやにやしている次郎が憎たらしい。
「うるせぇ」
花子は不機嫌だ。
「俺と結婚してくれ」
そんなことをいう次郎に、花子はうつむいてしぶしぶいう。
「だが断る」
「なんでだよ!!」
「いやなんつーか、私次郎君にまったくと言ってときめかないんだよね。そうだ一人きりで寂しいことも確かだし」
ぽんと、花子は手を打った。
花子は次郎のことを手招きする。
次郎のことを縛り上げ、地面に転がす。
そのまま次郎の胸で花子は泣いた。
なんかわけわからんことを、次郎は叫んで暴れている。
亀甲縛りを学んでおいてよかったなと、花子はしみじみする。
「まぁ、次郎君の両親が恐ろしいしね。やっぱり無理」
にっこり微笑む花子は、次郎の頬にそっと口づけて離れた。
「でもそうだな、体で慰めてもらおうか?」
にやりと笑った花子は、次郎に恥ずかしめをした。辱めとは違う感じだ。
次郎はしくしく泣いて「お嫁にいけない」とかなんとか言ったので、花子は満足して煙草を吸った。
このあと花子は薫君からプロポーズをされたのだが、それはまた違う話。




