98.なんで私だけ?
ブーブー
ブーブー
「申し訳ない」
「君魔法を使っているか?」
陽葵の前に立っていたのは、
陽葵たちのような運動に適した服ではなく
カチッとした元の世界で言うところの警備服のようなものだった。
そう、この前に立っている人は紛れもなく警備員だ。
「使ってないんですけど...」
「てか使えないしぃ」
陽葵は、怯えた表情を見せながらぼそっと言った。
なんでこんなことになってしまったか
─────────
―数時間前
「じゃあ」
「その天龍様のお顔を見に行こっか!」
空は、慎さんの話を聞いたあとすぐに言った。
「え?」
「今から?」
さすがの、空の行動力の高さにみんなはびっくりした。
「だって、」
「慎さんの言う天龍様のお顔が見れるのって」
「この展示会ですよね?」
空は、みんなに見えるようにひとつの紙を前に突き出した。
「ちらし?」
そのちらしには、絵画展と大きな文字で書かれていた。
その端には、我が国の天龍様がモデルとなった最高の絵画の展示もあり。
と、書かれていた。
「はっ、」
「なんだ」
「そんなバカバカしい言い方」
司が鼻で笑っていた。
「てか、これ」
「今日までじゃん」
夢描の言う通りこの展示会の終了日が今日だ。
「なんて言う運命。」
みんなは、感動していた。
「じゃあ行く人を決めて行くか。」
──────
話の結果
絵の上手い夢描と、天龍様のお顔を知っている司。
そして、なんかついて行きたいという空。
司が変な行動をしないか見張るために陽葵が行くことになった。
「なんか、俺子供扱いだな」
司は、少し不服そうに言った。
「仕方ないじゃん」
「司は、扱いが難しいんだから」
「俺は、機械なのか?」
─数分後
「ここだね」
空は、ちらしの裏に書かれていた地図を見ながら言った。
「なんか建物デカイね」
想像の倍ぐらいの大きさの、建物だった。
「有名みたいだからね」
「でも、この時間帯は全然混んでないみたい」
朝早いということもあり
人はそんなにいなかった。
「ここ俺何回も行かされたから」
「行きたくない」
でた、
司のわがまま
「しょうがないでしょ?」
「この中で天龍様のお顔を知ってるの」
「司だけなんだから」
陽葵が、司をなだめた。
「わかったよ」
司がすんなりということを聞く
だから、陽葵は必要なんだよな。
司、あんたは子供だよ。
「じゃあ入ろっか」
4人も展示会の建物中に進んだ。
──────
ピー
「お通りください」
「なにあれ?」
空が謎の機械を見て言った。
「あれは、魔力探知機」
「この展示会には有名な絵画もいくつかあるみたいだからな」
「魔法を使ってない盗まれないように」
「魔法を感知して」
「自分の魔力を呪いによって」
「制限するんだ」
呪いそれは、
「千国王提案だな」
やっぱりな
「じゃあ行こっか」
夢描が、るんるんで言った。
絵画を見れるのが嬉しいみたいだ。
─そして、一番最初に戻る。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
次回も、少しだけこの世界に付き合ってもらえたら嬉しいです。投稿が遅れてすいませんでした、




