25.成長
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1ヶ月後
訓練生活も少し慣れてきた3年A組は
「雷魔法」
「真雷」
ピカッ
ビシィビシィ
蓮の手からは1ヶ月前に比べて大きな雷が出ていた。
「えへへ」
「どうだ司」
成功した魔法を嬉しそうに司に見せていた。
「ようやくか」
「冷たくね?」
「俺は1日でできたからな」
「バケモンかよ」
司は、できて当然という顔をしていた。
蓮はムカつくっと口からこぼしていた。
魔力の調整は初心者は無意識に小さくしてしまう。そして、体が慣れるまで蓮は、1ヶ月かかった。
「慎さん!!」
「見ててくださいね」
「植物魔法」
「成長」
シュルシュル
「過去魔法」
「追憶」
ぽわぁん
花が種から魔法で育てた植物を
夢描の過去魔法で、元の”種”の姿に戻した。
だが、
シュルシュル
種は何もしていないのに、花が魔法をかけた植物の姿に戻ってしまった。
「あっ、」
「やっぱりだめだった。」
夢描は、失敗してしまったことに落ち込んだ。
夢描の魔法は過去魔法。
過去魔法の、初級魔法はものを数秒過去の姿に戻すことができる。
だが、使える条件としてもの以外には使えず人には使えなかった。
「まぁ」
「派生魔法は、コントローラーが難しいですからね」
慎さんは、夢描がここまで成長できたことを褒めた。花もすごいねと褒めていた。
「もっと」
「頑張るね!」
夢描は、やる気を出していた。
「呪魔法」
、、、
やはり楓はまだ魔法を使えずにいた。
それは天龍も同じでステータスは、バグったままだった。
「いつになったら」
「できるの?」
「できるんだよ」
──────
「まだ、」
「森で魔獣は倒せないの?」
一通りの訓練が終わり訓練場から帰ってきた。そこで花が言った。
「まだだ、」
「弱すぎるだろう」
今ここまで落ち着いてできるのは危険な状態にいないからだ。もし目の前に来たら上手く使える気がしない。
「でも」
「この格好はもう無理だよ」
そう、みんなはまだ布を服に無理やりした服を着ていた。
「わかった」
「今は、数人で森へ行くぞ」
司は少し考えた後に言った。
司によって選ばれたのは、蛍、花、夢描、蓮、陽葵の5人だった。
「なんで陽葵も?」
花は、なぜ魔法の使えない陽葵も選ばれたのか不思議そうに言った。
「魔法が使えないから」
「これからどう戦うか考えるためだ。」
たしかにこれから先もし陽葵が、魔法を使えないのなら。
一番この世界で危ういのは、陽葵と楓だろう。
「じゃあ楓は?」
蛍が言った。
「一気に使えないふたりがいたら危ないからじゃね?」
蓮は、バサッと言った。もう少し考えていいなよと花に軽く頭を叩いた。
パシっ
「イテッ」
ここまで読んでくださってありがとうございます。次回も、少しだけこの世界に付き合ってもらえたら嬉しいです。




