見知らぬ、場所
僕の友達 カマンベールたけしくん
茶道は座ってて疲れないんですかね
僕なら間違いなく足が痺れますよ。
当たり前のように見えるけど長時間座ることってとても難しいです。それを当たり前のようにやる人たちはすごいなと思います。鋼のメンタルの持ち主ですね。
それでは2話です
-----青い蒼い空。見渡す限りの草原。見知らぬ、場所
「・・・ここどこ?」
ついさっきまで僕は部室にいたはずだ。
それがなんでこんなとこに。
やばいよ、早く帰らないと。焦ってスマホを見る。
僕は呆然とした。圏外。それだけで僕を絶望させるには十分だった。
「こんなところでどうしろっていうんだ」
僕は愕然と膝を落とす。
ーーあぁ、これで終わりだ。
「…‥…ーい」
これからどうし「おーい!!」
僕の耳に確かな人の声が入ってくる。
「だ、誰かいるの!?」
僕は叫んだ
向こうから走ってくる音が聞こえる。
そこには 少女がいた。
「だ、大丈夫!? 家にいたら急に光の柱が草原にたってて、それが消えたと思ったら人がいたんだもん。びっくりしちゃったよ。」
少女は僕を心配そうに見つめる。吸い込まれるような綺麗な瞳だった。
「見慣れない服装してるけど、誰?」
見慣れない服装?高校の制服は学校によって少し違うとはいっても、ほとんどは同じだ。少し不思議に思いながらも少女に僕は説明した。
「僕は高校1年の釜田祐介です。さっきまで茶道部の部室にいたのに気が付いたらここにいて。」
少女は不思議そうに僕を見つめる。なんだ、聞かれたから答えたのにそんな顔しなくてもいいじゃないか。
「高校?茶道部?」
ん?この子は高校を知らないのか?
「ごめん、私にはよく分からないけど村の長老なら何か知ってるかも。ついてきて」
半ば強引に、僕の腕を引っ張る。
その時、ポケットから何かが落ちた。
部室の机の上に置かれていた茶碗、中にはお茶っ葉が竜巻のようにくるくると舞っていた。
「ほら、早く!」
「ま、待ってよ!」
茶碗を拾い僕は少女と歩き出した。
関係ないけど茶道だけでなく何かに打ち込んでいる人は普段よりもかっこよく見えます。
一生懸命な人は自分では気付かなくとも周りから見たらかっこいいんですよ。
てことは僕もかっこいいんですかね。
また3話で会いましょう




