僕の名前は
初めての小説となる今回の
「僕と茶道部と異世界と」
は茶道部に対する愛をこめました
僕は茶道部じゃないんですけどね。
多少の暇つぶしになれば幸いです。
「------俺の必殺技! リーフパルテノンッッ!!」
周囲がざわついた。
無理もない
俺の茶の中でパルテノン神殿が建っているのだから。
僕の名は釜田 祐介。
高校1年 茶道部だ。
僕の高校は茶道部が盛んではなかったが僕の毎日は茶道が出来るというだけで充実していた。
今日も茶道部としての1日がはじまる。
「今日も頑張りますか」
そうして僕は部室に向かった。
部室といっても薄汚れたとても部室とは言えないものではあるが。
「僕がこの茶道部を有名にさせてやる!」
薄汚れた机の上に古めかしい茶碗が一つポツリと置いてあった。
「誰が片付けないでこんなものを」
少し愚痴をこぼしながらも茶碗を片付けようとする。
こうやってお人好しなところが僕の悪いところなんだよなぁ。
茶碗を持つと
重みがあった。
中身が入ったままなのだろうか。
僕は中を覗くと
世界史で習ったあの建造物。
パルテノン神殿がそこにあった。
その茶碗から光がもれ僕の体は茶道部から姿を消した。
「釜田くん・・・?」
ここから僕の新生活が始まった。
どうだったでしょうか。
茶道部の人には怒られるかもしれませんが
日本の伝統を守るためにもぼくは書き続けます。
これからよろしくお願いします。