ep22:試される大地の歓迎
……上陸成功。
輸送船を離脱したアルカディア号は、今、北海道の地を踏んだ。
「……これが、試される大地の空気か。……いい大気だ(深呼吸)」
まず私は、この宙域の主要補給拠点「セイコーマート」へと急行した。
確保したのは、高エネルギー飲料「ソフトカツゲン」と、未知の熱量体「醤油ラーメン風焼きそば」。
機内(車内)で展開し、実食。
「……美味い! 焼きそばなのにラーメンの風味がするという、この矛盾。……これこそが、北海道のオーバーテクノロジーか」
腹を満たした私は、第一観測地点「支笏湖」へと舵を切った。
そこにあったのは、言葉を失うほどの透明な青と、驚異的な涼しさ。
「……素晴らしい。母船203号室の空調ユニット(エアコン)など、この天然の冷却性能の前では無力だ」
続いて、南区の霊園に佇む巨大なモアイ像群と遭遇。
「……なぜ霊園にモアイ? ……異星人による古代遺物か、あるいは侵略の拠点か」
(※記録:真駒内滝野霊園のモアイ像は、宗派を問わず先祖を祀る「明るい聖地」のシンボルとのこと。)
近くよアウトドアカフェでのコーヒーとカレーという、贅沢な「知的補給」を経て、私は羊ヶ丘展望台へ。
クラーク博士の横に立ち、札幌の広大な街並みを一望する。
「……広い。……これが、北の総本山か。だが、昼間の日向は……意外と暑いな。……放射冷却の恩恵を受けるまで、あと数時間か」
そして今。
私は、札幌在住の戦友(友人)と合流した。
「……待たせたな。破壊神アスの到着だ。……案内したまえ、この銀河の歓楽街を! ただし……『安くて美味い』場所限定だ!」
夜の帳が降りる「すすきの」。
煌びやかなネオンの海に、財政難を抱えた破壊神と、地元を知り尽くしたガイドが繰り出す。
今夜、どんな「美味いよりの美味い」が待っているのか。
▼今回の作戦費用報告(Mission Expense Report)
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【投入資産】 【コスト】 【備考】
・現地兵糧 : 700円 (カツゲン&焼きそば)
・知的補給: 500円 (キャンプギアへの物欲を抑制)
・高エネルギーカレー : 1,200円 (昼食としての投資)
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【合計コスト】 : 2,200円 + すすきのの弾薬費(予算次第)
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【作戦評価】
北海道上陸フェーズ、完遂。
「支笏湖バフ」により精神的安定度はMAX。
次なる課題は、すすきのにおける「財政破綻(飲み過ぎ)」の回避。




