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43 再始動準備

秋葉原から瞬移する時に二人共驚いていた。

東京から福岡だもんな、そりゃ驚くか。


No431の方は一度基地に帰って辞意を表明しに行った。

帰る前に、能力もらえるなら2〜30年先の事を考えて選ぶように話した。

帰って来るまでにちょっと時間掛かるかもな。

今後の行動は彼が来てから決めようかな、能力のすり合わせ等しとかないと動きづらいから。


さて、二人増えるから先に片付けをしないとな。

2DKだから4人で暮らすのはちょっと狭いかもしれない。

とりえず、片付けていたシングルベッドを出してみるけどダメだ狭い、また片付けよう。

飯食うとこ無くなってしまうからしばらくはこれで様子見るかな。

引っ越しを視野に入れないといけないかも。

対して変わらなかったよ、片付けたけど。

No430は女性服のストックがある事に驚いていた、具現化出来るのに何故と。

私も何故かなと思ってしまったよ、そういえば、はははっ。


そんなこんなで夕方になり、一緒に飯でも食べようかと思って準備していたら・・・ふと考えた。

「No430はサイズ大きくなれるの?」

「ええ。もちろんです。これは全員持ってるスキルですから。

ちなみに、不可視化も持ってます」

そうだよなと納得してしまった。

「じゃあ、部屋にいるときは大きくなったら?知らずに踏みつけるかもしれないし」

そういうと一呼吸置いて・・・大きなサイズになった。

「このサイズ久しぶりです」

見た目は高校生くらいの小柄な女性に見える。

クリスのちょっと下に見えるけどあまり変わらないんだろうな、年数は。

マジマジ見ていると・・・

「何見てんですか?いつまでも?」

そう言って摘まんできた。

「痛っ、何すんだよ?」

じーっと見つめて

「なんかいやらしい目だったんで」

「そんなことないだろ?初めて見るんだから少しくらい長く見るよ」

さっさと別の話題に入った方が良さそうだなこれ。


飯食ってのんびりしていると、クリスがお風呂の準備を始めた。

「えっ?お風呂入るんですか?」

不思議そうに言うから

「No430は入れないのかい?」

「入れますが、別に入る必要ないんで入ったこと無いです」

やはりそうなんだ、最初の頃のクリスと一緒だ。

「じゃあ、入ってみたら?気分的に気持ちいいよ。

クリスと一緒に入ってきたらいいよ、クリス頼むよ」

「は~い、それじゃ入ろっか。

二人で風呂に入って行った」

やはり人間と一緒だと無駄な事と思える行動までしてしまうんだろうか。

効率的とか関係無いんだよな、人の行動ってさ。

気持ちという物を勉強してもらいたい、私がリタイヤするまでに。


30分程過ぎて二人が風呂から上がってきた。

全身・髪まで洗い満足げな表情だった、こんな世界もいいものだと思ってくれると嬉しい。

「さて、私も風呂入ってくるか」

立ち上がると、クリスが

「背中流しましょうか?」

なんか変な笑顔で言ってくるから、冗談かと思って

「じゃあ頼むよ、全身洗ってくれる?」

そう返事したら一緒に服を脱ごうとしたんで、慌てて制止した。

そうか、今日は具現化の下着じゃなくてリアル下着かよ、と思ってしまったのは内緒だ。

「冗談じゃなかったんかい?」

「いつでも本気ですよ?」

そう返された。

いかん、そういう奴だった、気を付けないとまずい。

二人増えるんだから。


寝る前に少し話をして、No431が戻ってきたらこれからの事を話合うって事にしてベッドに入った。

クリスはもちろんベッドの半分を独占している、おまけにリアルパジャマだ。

問題なのはNo430だ、しばらくは妖精サイズで寝てもらうとして、今日はどこに寝てもらおうかとしていたら、カラーボックスの三段目に目を付けてそこに布団を敷くと言い出した。

入るんかな?と思い応急でタオルとかブランケット等を敷き詰めてみると、ちょうどいいベッドになった。

「おお~以外といい部屋になるもんだな、カプセルホテルの大き目バージョンみたいだ」

しばらくはこれで暮らしてもらおう。


お休みの挨拶で今日が終わって行った。

長い連休だったよ・・・・


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