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マインドブレスレット ~異世界の女神がくれた鬼の力で最強?っぽい存在に!! 巨乳美少女達と送る異世界ハーレムストーリー~  作者: panpan
ビスケット病院編

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89/205

全てを奪う赤き光

日曜に更新予定のはずが、ずっと日をまたいでいるので、いっそ更新時間をこの時間帯にずらそうと思います。

今までと特に変わらないので、読者の方々は気にせず読んでください。

ビスケットとの対話で、彼自身の「障害者を支えたい」という強い信念を知った夜光達。

クキの森とビスケットの信念、自分達がどのようにすれば良いか迷うルドとスノーラ。

しかし、何気ない夜光の言葉によって、2人はクキの森を守ることを選んだ。


夜光の一服が終わり、ほかのメンバーが待つロビーへと戻った。


「あっ・・・やや夜光さん。 どっどうされました? そのお顔」

夜光の頬が腫れていることに気づいたセリアが、一目散に駆け寄る。


「ルドに『処女くれ』って言ったら殴られた」

腫れた頬をさすりながら、恨めしそうにルドを見つめる夜光。

ルドは申し訳なさそうに、顔を背ける。

「それは・・・そうでしょうね」

女性はもちろんのこと、心が男性であるルドでも、いきなりそんなことを言ってくれば殴りたくもなると、

セリアをはじめとした全員が、夜光に軽蔑の視線を向けた。

唯一の救いは、セリアが包丁や麻酔を取り出すほどの怒りは沸いていないことであった。


そんな中、待合室の壁に掛けられている時計を見たスノーラがみなにこう告げる。

「もう6時を回っているようなので、そろそろ帰りましょう。 先ほど、もう帰って良いとナースからは言われましたし」

実は、ビスケットを待っている時に、1人のナースが「検査結果は後日まとめて、ホームに郵送するので、お帰り頂いて結構です」と言い残し、去って行ったのだ。

心界での健康診断は、機械のトラブルや思い病気が確認されたと言った理由から、再検査することがある。

そのため、検査が終わっても、病院側からの許可があるまでは、帰ることができなかったのだ。


スノーラの意見に異を唱えるもとはいないので、夜光達は病院を後にすることにした。


「あっ・・・」

ロビーから出た夜光達の視界に現れたのは、病院から立ち去ろうとしているレイランであった。

ルドが「おいっ!」と声を掛けると、レイランはダルそうに夜光達の方へと振り返る。


「お前も帰るのか?」

ルドがそう聞くと、レイランはうつ向いたまま頷く。


「帰るって、お前は出所したばかりなのだろう? この国に来たのも昨日と聞いたが、住む場所はあるのか?」

「・・・」

スノーラのこの質問に対し、レイランはうつ向いたまま答えることができなかった。

それはつまり、住む場所がないということだ。


「近くに知り合いとか親戚とかいない訳?」

尖った物言いだが、これがライカなりの気遣いであった。

「・・・いない」


「じゃあ、私達の家に泊まる? 客室とか空いていると思うから」

セリナの言う家というのは、1話で夜光と誠児が見たお城のこと。

もちろん、国王が住むお城なので、一般人がホテル感覚で住むような所ではない。


「いいよ、気を遣ってくれなくても」

セリナ達と距離を置きたいのか、お城というワードに遠慮したのか、レイランはすぐに断った。

そして、そのまま振り返って、歩き出そうとした時だった。


「えっ?」

突然レイランが足を止めた。


「どうした?」

スノーラがレイランに歩み寄ると、レイランは返事をしないままじっと、とある方向を見つめている。

「何か見えるのか・・・!!」

レイランと同じ方向に視線を向けたスノーラが言葉を失った。


「2人共どうしたんだ?」

ルドを先頭に、夜光達も2人の元へと歩み寄る。

すると、夜光達もつられて、2人と同じ方向に目をやる。


彼らの目に写ったのは、夜の闇を照らす赤い光であった。

夜光達のいる地点からは、遠いため、ほかに気付いている者はいないようだ。


「・・・どうやら火事のようだな。 それも規模の大きな・・・まあ、距離があるから、こちらには影響はなさそうだが・・・」

他人事のように、そう述べるキルカ。

「めぇ・・・あっちは確か、クキの森がある方向じゃない?」

「!!!」

心配そうにライカがそう言うと、突然レイランが病衣bの方へ全速力で駆け出す。


「あっ! レイランさん!!」

セリナの静止を聞かず、レイランは病院内へと消えた。

「みんな! 追いかけよう!!」

慌てて追いかけようとするセリナであったが、スノーラが腕を掴んで静止する。

「セリナ様。 まずはクキの森に行きましょう。 もしかしたら、異種族ハンターが動き出したのかもしれません」

「でっでも、レイランさんが・・・」

心配そうにおどおどするセリナを落ち着かせるために、スノーラが夜光に視線を向けてこう言う。

「夜光さん。 我々はクキの森へと向かいますから、あなたはキルカと共に、レイランを探してください」


「はぁ!? なんで俺が!?」

断ろうとする夜光に、スノーラが諭すようにこう言う。

「あなたを見込んでのことです。 女性のお尻を追いかけることに関しては、あなたを右に出る者はいませんから」

「とても素直に受け入れられねぇ言葉だな・・・否定はしないが」


「兄貴! 頼む!」

真剣な眼差しで夜光に頼み込むルド。

それが、男と見込んで頼んでいるのか、女好きと見込んで頼んでいるのかが、夜光にとっては微妙に知りたい所ではあった。


「わかったわかった。 行けばいいんだろ?行けば」

面倒そうに了解した夜光は、重い足を引き釣るように、病院の中へと歩き出した。


ルド達はすぐに木陰に隠れて、エモーションし、スノーラはホームにイーグルの修理が終わっているか連絡を入れる。


『スノーラです。 ホーム! 聞こえますか?』

『スノーラか。 どうしたんだ?』

応答したのは、ゴウマであった。

『ゴウマ様。 お戻りになられていたのですか?』

『先ほどな。 それより、どうかしたのか?』

『イーグルの修理は完了していますか?』

『イーグルなら、少し前に修理が終わったと、設備班から連絡を受けたぞ?』

『では大至急、こちらにイーグルを飛ばしてください』

『なぜだ? 影が出現したという情報はないが・・・』

『理由はあとで説明します! お願いします!』

スノーラの必死な姿勢に、よほどのことがあるのだろうと悟ったゴウマはゆっくりと頷く。

『・・・わかった。 すぐに手配しよう』

『ありがとうございます!』


「キルカ。 あんたもぼけっとしてないで、探しに行きなさい」

ライカに諭され、キルカは大きなため息をついた。

時間が惜しいため、そのため息を了解として、認識したライカ。


そして、連絡したから1分も経たない内にやってきたイーグルに乗って、ルド達はクキの森へと向かった。



「やれやれ・・・」

残ったキルカが病院に戻ろうとすると、後ろから急に「キルカさん!」と声を掛けられた。

振り向くと、そこにいたのは、女神ハナナときな子であった。

「どうしたのだ? 2人そろって」

「キルカさん。 急で申し訳ありませんが、ちょっとお時間を頂けますか?」

「ほう・・・女神様からの誘いとは、断る理由がありませんな」

「ななななんですか? その獲物を見るような視線は・・・」

キルカのハンターのような視線に、思わず身震いするハナナ。

そこへ、ハナナの肩に乗っているきな子がこう言う。

「悪いんやけど、キルカちゃんの想像とは違うお願いやねん」

それを聞くと、「なんだ・・・」とがっかりするキルカ。

「そうがっかりせんといて。 お願い聞いてくれたら、1日くらい女神様の身体を貸したる」

「ちょちょちょっときなさん!! 勝手に何を言っているんですか!?」

きな子の勝手な約束によって、キルカの艶やかな視線が、蘇ってしまった・・・



それから数分後、病院から飛び立ったアスト達は、クキの森のに到着した。

予想通り、クキの森は炎に包まれていた。

森の外では何人かのエルフ達が血まみれで倒れていた。

アスト達はすぐに倒れているエルフのそばでイーグルを降りた。


「おいっ!大丈夫か!?」

倒れていたエルフの少年を抱きかかえ、必死に呼びかけるルド。

少年には、銃弾で撃たれたような傷が胸にいくつもあり、すでに死んでいた。


倒れているほかのエルフ達も、アスト達が呼びかけるが、全員死んでいた。


『・・・』

怒りと悲しみで、狂いそうな頭と心を平穏に保ちつつ、周辺に生存者がいないかどうか捜索するアスト達。


「誰か生きている奴はいないか!?」

「聞こえたら返事して!!」

炎に注意しながら生存者を探すアスト達。

捜索中、スノーラの氷やライカの風で、消火しようと努力はしているが、火の勢いは強いため、とても消火しきれない。


そんな中、アスト達の視界に信じられない光景が飛び込んできた。



「いやぁ!!やめてぇ!!」

「うるせぇ!! 人間様に逆らうんじゃねぇよ!!」

それは、異種族ハンターらしき男達が、エルフの女性達を強姦している光景であった。

エルフの女性達は、着ている者をはぎ取られ、男達に好き放題されている。

恐怖で動けない者やケガをして身動きできない者がほとんどのため、誰も抵抗らしい抵抗ができていない。


「おいおい。 あんまりやり過ぎるなよ? 売り物にもなんねぇぞ?」

横で別のエルフを強姦している男が、笑いながらそう言う。

「こんだけいるんだから、1匹くらい大丈夫だろ? 売り物にならなくなったら、俺が壊れるまで遊んでやるからよ」


遊び感覚でエルフ達を犯し続ける強姦男達に横では、死んでいるエルフ(ほとんど男性)や血まみれで身動きできないエルフを、強姦男達の仲間が馬車の荷台に積んでいた。

嫌がったり抵抗したりする者は、容赦なく撃ち殺された。

おそらく、人身売買か臓器売買のために、連れ去ろうとしているのだろう。


その一部始終を見ていたアスト達は、そのおぞましい光景から、思わず吐きそうになったり、目を背けてしまう。


「(ゆっ許せねぇ・・・)」

「(外道共が!!)」

異種族ハンター達の非道な行為に、ルドとスノーラの怒りがついに限界となり、それぞれの武器を手に取った。


「ちょっとあんた達!何を!!」

ライカの静止を振り切り、ルドとスノーラが異種族ハンター達の前に立つ。


「やめろっ!!」

ルドはエルフを強姦している男達に向かって、斧を構えながら突進する。

もちろん、強姦男達を斬り殺す気だ。

「貴様らに生きている価値はない!!」

スノーラはエルフ達を運ぼうとする売買人に銃を向け、撃ち殺そうと引き金に指を掛ける。

突然のことに、異種族ハンター達も、応戦する暇がなかった。


「2人共やめて!!」

セリナの叫びも届かず、ルドは強姦男の首に斧を振り下ろそうと、スノーラはエルフ達を運ぼうとする売買人の心臓に銃口を向け、引き金を引こうとした・・・その時だった!!


「「えっ!?」」


異種族ハンターを殺そうとした瞬間、ルドとスノーラのエモーションが突然解除されてしまった・・・



ハナナ「ついに更新時間を変えましたね」

きな子「ウチはわかってたけどな」

ハナナ「まあ、だからといって、今までとなんにも変わらないんですよね」

きな子「せやな。 そもそも無計画な性格の作者が、きちんと予定通りに更新できるわけないねん」

ハナナ「前から思ってたんですけど、ここでしゃべる人達って、みんな作者をディスりますよね?」

きな子「具体的に言うと、ウチらに作者をディスらせてんのは作者自身やで?」

ハナナ「そういう読者様の夢を壊しかねない話はしない方がいいと思いますよ?」

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