第1話『汝は人狼なりや…?なんだそれ?』
人狼ゲーム…爆発的人気を誇るゲーム!なんとそれをクソゲーと称した者の
意図とは如何に!!
私こと硲『はざま』は、今究極の選択を迫られている……ッ!!
「何やってるんですか!あんなこと言って!」
「ありがとう、お前のおかげで生き残っている」
そんな言葉を聞いたが、もう聞く気にもなれない
最悪な展開だと、自分でも思っているからだ
さて、ここからどうやって生き残ろうか……
学校へ行く準備をする朝の事
ブーブー、と愛用のスマホが持ち主を求めて鳴くのを聞く
即座に動き、Rainを確認…
「ん?クソゲーが送られてきている?なんだこれ?」
俺はスマホをなで回すように手に取る、さすがは文明の叡智、手になじむ
手慣れた動きでスマホを動かし、Rain通知を確認、ふむ、ゲームが送られているな。
「これは…『人狼』か…?クソゲーとして紹介するには難易度高くないか?」
そうつぶやき考える。人狼ゲームというのはWebサイト等で有名な嘘つきゲームだ。
村人陣営と人狼陣営で殺し合いを伴う騙しあいを行い、最後まで生き残った陣営の勝ち、という方式を取る、実に面白いゲームである。
硲自身、一時期ははまっていたレベルだ。クソゲーというには無理が…
「…いや、せっかくの機会だ、参加してみるか」
Rainにパパッと返信文章をうつと、すぐに返信があった
「参加歓迎いたします、午後9時にログインしておいてください。」
なるほど、返信が早いのはおそらく設定していただろう。
すがすがしい気分になりながら、今日は学校に行くのをやめ…
……だめだ、親父が家にいる、さぼれない……ッ!?
仕方ない、午前午後のクソイベントを超えるとするか。
学校へ向かう道中、スマホを弄っていると隣の男が声をかけてきた
?「なんだよ通学中にスマホって…近頃の若いものはなぁ、それだから」
硲「何言ってんだよ将仁、お前も若者だろうが」
彼は将仁、年齢17歳独身彼女無し彼女いない歴年齢の素晴らしき仲間だ。
当たり前だがうちの高校の指定している学生服を装着している。
将「うるへー…いや、ところで何見てんだ?」
硲「何って俺は朝のデイリー消化をだな……」
将「いやそんなんじゃねぇだろ、Rain見てたしよぉ」
硲「あ、ばれてたか…実はな、今s」
しゃべりだそうとした途端、将仁は大きい声を出して叫んだ
将「お前あれだろ、あの…女狼、違う、女狐…でもない」
硲「人狼、か?」
将「知ってんだよォォォォォ!!国語の教師かてめぇはよォォォォ!!」
その場で『ビシバシグッグ』を行い、話の続きを催促する
そんな調子のこちらを見て将仁も痺れが切れたようだ
時計を見つつ話を続けてきた
将「今朝送られた人狼ゲームの事だろう?俺も気になってんだよォ、なぜならさぁ、おかしいだろ?あれがクソゲーっていうのはよぉ?」
こちらに同意を求めてくる、首肯しつつ
硲「俺は参加希望を出しているんだ、興味があってな、ルール変更でもあるんじゃねぇかな」
と答える。すると将仁は少しニヤニヤしつつ自分も参加希望してるんだ、仲間だといいな!と言い硲を置いて先に進む
硲「やれやれ…じゃあ、クソイベントを済ませてさっさとやろうぜ」
これからクソイベントを終わらして、人狼で良い成績を残してやる
そう思い、学校への歩みを進める。
この時は、あのようなことになるのは、知らなかった。
キャラ紹介
硲 音「はざま ね」…高校2年生17歳独身彼女無し。ゲーマーで幅広くゲームをしている。学校を休みがち
池内 将仁「いけうち あきひと」…↑同様、ゲーマーとは言えないゲームプレイヤー、硲についていくのが必至の様子、好きなものはバナナ




