あらすじ
「生」を受けた者だけがこの世という場所にいるわけではない。中には「死」を迎えた者も数多く存在する。それが「霊」である。しかし、霊だけではなく悪魔・天使・死神の伝承で伝えられてきた者や勿論人間ではあるが異能の力を持つ者もいる。それが、よく効かれる「超能力」という力だ。
主人公である『ゼロ』は、その属性の中で死神となっている。死神とは、悪魔や天使と違って現実世界で生を受けていた人間が適性テストを受けたうえでなることができる。なので、元はと言えば霊体なのだ。
この世は、様々な勢力・属性が交わって生活している。だが、一昔前までは悪魔・天使・死神の三大勢力と人間・霊までを含めた五大勢力での戦争が起こっていたのだが、その中では人間や霊は他の三大勢力に力が劣る為絶滅の危機までに陥った。しかし、ここで事件が起きた。人間が減りすぎて霊が人間より多くなってしまったために世界が黒く染まってしまったため世界が滅ぶまでに衰退してしまった。であるから、世界の均衡を保つ為に五大勢力による戦争は終わりを迎えたのだった。
それから、数百年が経った現在-今-では各勢力も所々代替わりして戦争でのいざこざを無にして勢力毎に仲良く生活をしている。
だが、そんな平和にもいつかは亀裂が入る時が来る…。
ある時、死神の長を務める『隊長』と呼ばれるゼロはいつもの仕事で人間界に降りた。すると、彼は一人の少女の幽霊と出会う。彼女は、彼の姿を見て死神になると決意し彼ら死神が住まう世界『関所』へと向かった。そこで、彼女は晴れて死神になるのだが、彼女が死神になったことで各勢力間でどのような影響を及ぼすのか…それとも何もなく日々が過ごしていくのかは神様でさえも分かる事ではない。
この物語のあらすじ文とほぼ同様の内容とそれにプラスした内容を加えてあります。