74/74
再会ならぬはじめまして
やらかし事実を発覚し、睡眠に影響...するはずもなく。本当自慢じゃないか、一度寝付けるとぐっすりアラーム鳴るまで起きない人だから。
爽やか朝を迎え、カーテンを開けマイナスイオンを胸いっぱいに吸い込む。
「ジェネル」心地良い優しい声が後ろからジェネルを呼ぶ。
またもや体が瞬時に硬直し、涙腺が緩む。
(落ち着け、ジェネルの感情に流されるな!今泣かれでは後で面倒事にしかならない)
「シャルル、急で申し訳ないのですか。とても重要な用事ができました。待たすに先に入ってください」心なしが声が少し震える。
「ジェネルあなた、大丈夫なの?あの人は」
「何も心配いりません、私にとって大事な...大事な人です」
「また会えて本当にうれしい」キツく目の前に微笑でいる男に抱きつく
(はじめまして、これからしばらくの間よろしく)




