第十章:「死者の利点」
ピエトロの告白は、焚き火の爆ぜる音さえ押し潰すような、重い沈黙へと変わった。言葉が空中に吊り下げられたまま、ガッロの手はなおも剣の近くにあった。ファビオとニコの視線は、ブミンが見せるどんな小さな反応にも釘づけになっていた。バスティアンは老いた目で火を見つめ、まるで問題が起きないよう祈っているかのようだった。
ブミンにとって、この告白は、内心で見て見ぬふりをしようとしていた事柄が表へ出てきたにすぎなかった。隊商の混乱において、どちらが何者だったのかは、彼にとってそれほど重要ではなかった。ピエトロとその一行については、すでに疑念を抱いていた。この一言は、その疑念を裏づけただけだった。だがその「裏づけ」は、新たな問いを伴っていた。これから、どうなるのか。
ブミンは、疲れていながらも誠実さを帯びて光るピエトロの目から視線を外さなかった。頭の中に、隊商で起きていた混乱と人々の叫びが一瞬よみがえった。やがてそれは、目の前にいる、疲れ果て、飢え、そして命を自分に負っている男たちの姿と重なった。彼はゆっくりと目を閉じ、静かだが深く息を吸った。再び目を開け、ピエトロを見ながら、落ち着いた声で言った。
「理由もなく、そんなことをする人間には見えない。」
その静かな一言は、相手へ向けられた重い「なぜ」という問いだった。ピエトロは、ブミンがこれほど冷静でいるとは思っていなかったのか、一瞬言葉を失った。焚き火の橙の光が、その目に宿る深い後悔と疲労をさらに際立たせていた。彼は火を見つめた。まるでその瞬間に燃えているのは薪ではなく、三日前に灰へ変えた隊商の残骸であるかのようだった。
「その通りだ。」
ピエトロは、掠れて低い声で言った。
「俺たちは山賊じゃない。少なくとも、自分たちではそう思っていなかった。命令を受けていたんだ……」
彼は言葉を止めた。一瞬、真実を語るべきかどうか迷ったようだった。深く息を吸い、話を続けた。
「市議会は、オロヴェントの町が交易に使っている道が危険だという噂を広めて、商人たちをリヴァルタの港へ引き寄せようとしていた。うちの家が港の大部分を所有していて、正式に港を管理しているから、議会はその役目をうちにやらせることにした。俺たちは……父は、傭兵たちと一緒に隊商を襲えと言った。その隊商はオロヴェントの大きな家門のひとつに属している。本来は、ただ行って隊商の一部を燃やし、それから退くはずだった。だが……」
「オークが襲ってきた。」
ブミンは、ピエトロの言葉を締めくくるように言った。
「ああ。」
ピエトロの声は、告白の重みに押し潰されていた。彼は頭を両手で抱えた。その声は、自らの告白の重さをまとった暗い響きだった。
「オークも、あれほど激しい襲撃も、計画にはなかった。ただ……ただ数台の荷車を燃やして、商人たちを怯えさせるだけだった。だが、あの傭兵たちは……父が雇ったあの男たちは、野蛮な蛮族のように、目の前に現れたものへ無秩序に襲いかかった。オークを相手にしてやったことといえば、逃げることだけだった。」
ブミンは、ガッロの経験を含みながらも諦めたような声を聞きながら、視線をピエトロへ向けた。自分の港を富ませるために、父親が息子をこれほど汚く、制御不能な作戦の中へ放り込むことは、ブミンの頭の中にある「論理」の篩を通りにくかった。
「オークは計画にはなかった……」
ガッロが虚空を見つめながら言った。
ピエトロは顔を上げ、ガッロを見た。
「傭兵は、計画の内だったのか?」
ピエトロの言葉とその表情は、まるで自分の生きる世界の汚れた一面を、今になって初めて発見したかのようだった。ガッロは答えなかった。ただ、頭を下げた。
場は再び、重い沈黙に覆われた。
ブミンは、ガッロの沈黙こそがピエトロにとって最も重い答えであることを知っていた。護衛の沈黙は、時に告白以上の真実を含む。バスティアンの老いた目が、煙の向こうからブミンへ滑った。その眼差しには、ピエトロへの深い悲しみと、ブミンがこの複雑な状況へどのような反応を示すのかという興味があった。
ブミンはゆっくりと身を引き、再び木に背を預けた。視線を星空へ向ける。何かが、腑に落ちなかった。父親が自分の息子、しかも跡継ぎをこれほど危険な任務へ送るのは不合理だった。オークが「計画になかった」こと、そして隊商がその場にあるにもかかわらず、特に逃げる者たちを狙っていたことも同じだった。オークは、この状況における無秩序そのもののように見えた。まともな武器や鎧はなかった。だが、そのタイミングはあまりにも完璧すぎた。
「妙だな。」
ブミンは静かに言った。
その一言は、場の沈黙を刃のように切り裂き、全員の注意を彼へ引き寄せた。ピエトロは、声にある傷つきと怒りを隠せない調子で尋ねた。
「何が妙なんだ? 俺がこんな汚物の中で生きていたって、今になって知ったことか? それとも、俺を守るべき連中がすべての真実を話していなかったことか?」
それから、勢いを帯びた視線をブミンへ向けた。ブミンは目の端でピエトロを見た後、再び空へ視線を戻し、同じ静かな調子で話し続けた。
「オークたちだ……数はそれほど多くなかった。まともな鎧も武器もなかった。だが、タイミングが完璧すぎる。それに、彼らの本当の標的も隊商ではなかったように見える。むしろ、逃げる者たちを追っていた。」
「腹が減ってたんじゃないか?」
ニコが割り込むように言った。
今度は全員の視線がニコへ向いた。急に注目の的となったニコは驚き、自分の言葉を説明する必要を感じた。
「いや……祖父が、オークは何でも食う怪物だって話していたんだ。」
「お前の家は酒場じゃなかったか? 爺さんがどこでオークを知ったんだ?」
ファビオが尋ねた。
「商人から聞いたんだ。」
ニコは言った。
「オークは蛮族ではあっても、知性のない怪物ではない。」
バスティアンが、わずかにたしなめるような声で言った。
ピエトロは今度、目の前の火から視線を外さず、より落ち着いた声で言った。
「お前の言う通りだ。オークがあそこにいたこと自体、妙だ。おそらく、俺たちが隊商を襲うことを知っていた。」
ガッロはその言葉にわずかに驚いた様子で、ピエトロへ尋ねた。
「若様……内通者を疑っておられるのですか?」
「ほかに何がある? 計画を知っていた者はごく少数だ。おそらく、リヴァルタの他の家の仕業だろう。」
ブミンはピエトロの答えを完全には理解できず、尋ねた。
「町の利益になることをしているのに、なぜお前たちを狙う?」
ピエトロはうんざりした様子で深く息を吸った。息を吐きながら話し始める。
「はあ……婚約のせいだ。」
「婚約?」
「父が、別の家の娘と俺を婚約させる取り決めをした。」
それからピエトロはブミンへ視線を向けた。ブミンはなおも、どの部分が問題を生むのか完全には理解していない表情でピエトロを見ていた。
「つまり……」
ブミンは、ピエトロに続きを促すように言った。
「相手はカヴァルカンティ家の、エレナという娘だ。」
「その話し方からすると、その娘が個人として何者かは重要ではないらしい。」
「カヴァルカンティ家は、リヴァルタの“銀行家”として知られている。俺の家、オルトレマーレ家は、リヴァルタの“商人”だ。もしこの婚姻が成立すれば、議会での力の均衡は完全にこちら側へ傾く。」
「兄弟はいるのか?」
「いない。」
「つまり、お前が死ねば、婚約は破談になり、同時にお前の家は相続問題に陥る。」
「身寄りのない遊牧民にしては、頭がよく回るな。」
ピエトロはかすかに笑みを浮かべて言い、続けた。
「オークの襲撃……もし俺たちが生き残らなかったなら、これは俺たちの計画に対して打てる、おそらく最良の一手だった。誰も、オークの中から犯人を探そうとはしない。」
ブミンはゆっくりと火の近くへ腰を移した。手に枝を取り、焚き火をつつき始める。しばらく考え、言葉を整えてから、いつもの静かな声で話し始めた。
「もしオークが駒なら……計画を立てた者たちは、お前に死んでほしかっただけではなく、罪がどこにも結びつかないことを望んでいたことになる。」
彼は火から視線を外し、ピエトロの目をまっすぐ見た。
「今のお前には、ひとつだけ利点がある。彼らにとって、お前はもう存在しない。オークが真実を語らない限り――そして目撃者がいない状況で、自分たちが失敗したと認めるのは理に合わない――お前の死を望んだ者たちは、お前が生きていることを知らない。死者としてお前にできる最善は、彼らがまったく予期しない時に、墓の中から這い出てくることだ。」
ピエトロは、まるでチェスの一手を語るかのように、自分の人生を冷静に組み立てていくこの遊牧民を見つめ、驚きと希望が入り混じった声で尋ねた。
「それは……俺たちの側につくという意味か?」
ブミンは、会話の間ずっと保っていた機械的で冷たい声色を脇へ置いた。その声には、夜風のように鋭く、わずかに皮肉めいた響きが宿った。
「俺の獲った兎を、腐るまで放っておくつもりなら、違う。」
ブミンのその乾いた冗談は、野営に垂れ込めていた陰鬱な幕を、ほんの一瞬だけ押し開いた。ニコが驚きと安堵の入り混じった小さな笑いを漏らすと、ファビオは慌てて、捌いた兎を火にかざすため枝に刺していった。
ピエトロは、ブミンの感情の見えない表情の奥に、自分を哀れむ友ではなく、勝負を規則に従って進める覚悟を持った揺るぎない味方を見た。ガッロもようやく力を抜き、いつでも剣に手を伸ばせるようにしていたあの張り詰めた警戒を脇へ置いた。彼らはもはや、森に隠れる一握りの逃亡者ではなかった。ひとつの共通の秘密を中心に結びついた、一つの隊だった。
場の空気がより打ち解けたものへ変わる中、ブミンは、普通なら聞こえないほど小さな声で独りごちるバスティアンの呟きを耳にした。
「墓から戻る者は、正義をもたらすか、さらなる破滅をもたらすか……偉大なる神々よ、どうか前者でありますように。」
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