表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/40

第17話:どうでもいい

信じられないくらい時は流れて。


でも、確かめたくて。


あたしは悟夢のいる病棟へ足を運んだ。


ねぇ・・・・・・嘘って。

嫌なことって、すぐ信じてもらえるのに。

どうして真実はなかなか伝わらないの?


ねぇ・・・・・・悟夢・・・・・・。


あたしは悟夢とであって、一緒にいて、楽しくて。

苦しくて、幸せだった。

その記憶のすべてが・・・・・・あたしを生かす術だった。

なのになんで貴方は今。

あたしに向かって威嚇しているの?

貴方は何であたしに出て行けと睨みつけるの?

どうしてあたしがいた場所にはミヨナがいて、勝利の笑みのようなものを浮かべているの?

・・・・・・どうして。


「どうして・・・・・・。」


外は曇り空。


ミヨナはあたしが邪魔だった。

邪魔で仕方なかった。

だから邪魔者を排除した。

あたしはミヨナに・・・・・・排除された。

真実を隠したまま、嘘にくるまれた悟夢はミヨナの言うことを信じた。

ミヨナはそれほどまでにあたしが・・・・・・。

あたしが邪魔だった。


友達なんかじゃ・・・・・・なかった。


 ト モ ダ チ ナ ン カ ジ ャ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ナ カ ッ タ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 。


隣で笑いあっていた日々も・・・・・・偽者だった・・・・・・?

全部、作り物だった?

あたしはね・・・・・・ミヨナといた時間、楽しかった。

嬉しかった。

みんな彼氏が次々に変わっていくあたしをヤリマン女と言って近づいてこようともしなかったのに、ミヨナは違った。

ヨミまであたしに紹介してくれて。

嬉しかった。

女友達に縁がなかったから。

家族のことも全部忘れられるくらい。

楽しかった。

それなのに・・・・・・。

空を見上げた。

灰色でどんより曇っている。

雨は降りそうではない。

けど、あたしと同じ・・・・・・輝きを失った色。

いっそ雨が降ってくれとも願う。

あたしの過去を洗い流してくれ・・・・・・とも。

あれ?

あたし、いつ病室出たんだろう。

まぁいいやぁ。

まぁ・・・・・・いいやぁ・・・・・・。

なんか、ホント・・・・・・。




 ど う で も い い や ・ ・ ・ ・ ・ ・ 。

失われた記憶、新たにすりかえられた記憶。

大切なものから睨まれ、邪魔と言われたとき。

そのときに生まれた感情はいつ悲しみから憎しみへと移るのだろう。

それとも、その感情をばねに新たな感情を生み出すのか?

そんなこんなですが、呼んでくださった皆様に感謝します。

ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ