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名誉という名の(詩)

ブラック?

連続投稿しています。2/3

 彼は首をつった。

 会社を救うという、名誉の名の元に。


 彼女は学校の屋上から飛び降りた。

 自分の名誉を守るために。


 彼は飛行機でビルにつっこんだ。

 信じる正義の、名誉ある役として。


 それは誰の名誉なのか。

 自分をかけてまで、守るべき名誉なのか。

 名誉は、本当に『名誉』なのか。


 もう彼らはいない。

 それでも世界は続いていく。


 名誉という名の元に守られた世界が。

 名誉という名の元に壊されていく。


 名誉のために去った彼らは、そんな世界を見ることはない。

 それでも、もし彼らに聞くことができたなら、きっと彼らは答えるだろう。

 自分は名誉のためにやったのだと。

20040306

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