一話
よりによってここが崩れるとは。
俺は限界大学生。いつも車通いだがいつも通っていた道が地震によってひび割れが入り車では通れなくなった。この道ではないとスーパーとか色々通いやすかったのに。
「大丈夫か?そっちは。酷かったねぇ揺れ。よりにもよって通っている道が通れなくなるとはね。仕方ないけど回り道しないとならないのめんどくさいわね」
そうですね。いやはやこの道通りやすくて楽だったけれど、復旧されるまで待機ですね。なんなら大学周りもヒビが入ってるらしく、隆起しそうなところもあって今休校中なのが唯一の救いですけどね。
「でしょうね。色々検査しないとまずいからね。でも多分大丈夫な気がするよ。だってあそこ耐震性強いところに建てられているから少しの補強で簡単に治るんじゃないかな。しかしながらあの道だけだめになるとはね。」
神とかが通ったんじゃないかぐらいの隆起ですからね。諏訪湖の御神渡りみたいな感じで。わかります?
「知らないこと言うわね。地元じゃないからわからないよ。だって生まれが関西なもんだから。長野のことなんてなんにもわからない。」
いや諏訪湖が長野にあるのだけ知ってるだけで十分ですよ。
「そうかね」
お昼どうします?本日。
「スーパー閉まっていると聞いているからコンビニで済まさないとまずいんだよね。開く日は決まっているらしいけど、それまでコンビニ生活かぁ。きついなぁ。」
開く日決まっているならそれまでコンビニ耐久…久々ですね。カロリーメイトとゼリーだけの生活も懐かしい。でも流石に筋肉が死ぬからタンパク質は取らないと…。
「相変わらず筋肉つけたいわね…。でも軽くでしょ?」
日常で使えるぐらいにはほしいですね。60〜90㎏持ち上げるぐらいあれば大丈夫なんですよね。将来的にもそんぐらい必要なんでね。少し運動してこようかな。今から。
「…ってまた揺れているわね。ほんとここはよく揺れる。仕方ないけど。このぐらいは3ぐらいかな。やっぱ余震多いわね。」
他のところは波にのまれて崩壊したところもあるらしいですけど。ほんとにここが内陸部で良かったって思いましたよ。
「特に関西とかね。実家大丈夫なのは聞いたけど本当に大丈夫なのか心配。」
ですよね。でも不安なのがこっからなんですよね。
「そうだね。」
仕方ない。色々協力しないといけませんからね。とりあえずまず状況把握しないとですね。
「まぁ始めますか。」
そうですね。…ほら来た。震度6ぐらいですね。
「はぁ…ほんとここから逃げ出したいわ。なんでこんなところにいるんだろうか。でもまぁ命令で来てるもんだからね。」
誰もが不安ですからね。さてと…。任務開始します。




