矢島美香の現地取材 4ページ
一通りの取材を終えるとC氏は店主に挨拶し帰路についた。自分達が知っている七不思議に関しては後日メールで送ってくれる手はずとなっている。
帰り支度をしていると喫茶店の店主が声をかけてくれたので感謝を述べるとこの話に興味を持ってくれた店主が七不思議とは関係ないかもと前置きした上でこの地区に伝わるお話を聞かせてくれた。なお、このお話は店主が祖母から聞いたものだという。
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中学校がある場所はかつて小さな神社のあったところだという。特別由緒ある神社ということではなく。ここを開拓した人達が無病息災と今後の繁栄を祈って建てたものらしく御神体も何とかの神というよりはここにある自然そのものというような感じだったという。
だから神主もおらず、地区の人々が神社の世話をするというものだったらしい。
でも戦争が終わり、この地区も少しずつではあるが発展し始め、学校を作らないといけないとなってちょうど良かったのがそこだった。そして社は別のところに移し、石碑を学校の敷地に置いたという。
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店主の話によると、その社自体は今後の発展の邪魔にならないように山のほうに移設されたが、元々管理者というものもおらず、通うのも険しい場所になってしまい今は手つかずの状態でその場所を知る者はいるが、地元で行く者はほとんどいなかった。
なぜ、過去形かというと近年その場所が心霊スポットととして有名になり、地元の若者や県外から来る人が増えたのだとのこと。
店主としては声高には言えないが、心霊スポットだとしてもこの地区に人が来るようになったのは良いことだと話していた。確かに言われてみると店内には若者のグループが一組見られ、何やら機材を片手に地図を広げて相談している。店主も彼らにその神社の場所を聞かれたとのこと。そして帰り際に駐車場に止まる車を見る県外のナンバーが確認できた。
メモ
・その神社と七不思議に関係が?
・どうしては私はこの取材をしているの?




