機織り機のある家の2階にあった紙
絶対にこの祭事を止める。
今日子ちゃんにあんな目にあって欲しくない。
しかし、まだ全貌が見えない。誰が殺して回ってる?
まるで自分の思い通りにならないことに癇癪を起こしているように暴れ回る子どものようだ。
「呪い」という言葉で雁字搦めにして、村人の思考回路を固定化してなにが楽しいのか。
誰だ? こんなことできる人は。
俺だけか? これが人の仕業だと考えているのは。
くそ、思考がまとまらない。地下水に触れたあたりで俺も少し体調がおかしい。
朋子さんは特になんとも無さそうだった所を見ると、あのバルブがあった場所辺りに原因があるだろうか。
それにしても、朋子さんをあそこに移動できた物は誰だ?
あそこはオレもバルブを回す前に通った。あの道を過ぎてから10分も経ってないはずだ。その間に運べるなんて……有り得ない。
俺が調べた範囲では道は山頂までの一方通行と毒水が流れている脇道の2つのみ。脇道は狭く毒水を攫いながら進んでこなければならない。実質不可能。
ここだけ捉えれば異界の力が働いてると考えてしまう。
そんなこと有り得ない。そんなこと……、全ては科学で説明できる。思考を捨てるな。
くそ、フサギサマなんていない。
あんな、禍々しい化け物なんか……。
くそ、頭が痛い。思い出すな、あの日のことを……。くそ! くそ!
それ以降怒りに任せて書き殴れている。




