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7.確認

数日後、世界樹の苗を植えた草原を確認しに行く。


遠目から見ても明らかなのだが草原から草が消えた。これに関してはある程度予想出来てはいたが、さすがにこれだけの広さの土地から急激に草が消えていくのは驚いた。


草が消えた理由は、世界樹が根を伸ばす時に周辺の土から栄養と魔力をごっそり持っていったからだろう。

土の栄養はなくとも魔力があれば成長できる、それに今は魔素を魔力に変換する速度が遅いため、成長に使う魔力が多くて周囲の魔力が少ないが、そのうち成長に使う魔力よりも魔素から変換した魔力の方が多くなる。

そうなれば周りの土や草も状態が良くなるだろう。


だがしかし、せっかく私という外部から手を加えられる人がいるならば加えた方がいいだろう。


そう思いアイテムボックスから解体時に出た血液を保存しておいた樽を取り出し、水魔法を使い操作し、土に雨を降らすように撒く。

魔物の血液は魔力が豊富な為応急処置としてはなかなかいいチョイスだろう。


魔法で水を撒くだけでも何もしないよりは遥かにマシなはずなので、定期的に土の状況を確認しようと思う。


家の方に戻り土魔法で金属製の網を作り、乾燥させていた骨を並べ焼いていく。

骨がどの程度で乾燥するか分からなかったのでやるだけ損はないだろうと言う判断だ。


カリカリになったことを確認し魔法で風をミキサーのようにして骨を砕いて樽に入れていく。

骨は茹でたり乾燥させたり色々したが、骨から魔力はほとんど抜けておらず、なかなかいい肥料になりそうだなと思う。

必要になるか分からなかったがとりあえず骨粉肥料を作れるようにと準備した私を褒めてやりたい。


樽数個分の骨粉肥料が準備できたので苗のある方の土地に撒いていく。


狩りをして解体し、血を撒き、骨を茹で乾燥させ、肥料を作り定期的に撒く。

血のない時は魔法で水を撒いていく。ついでに家の近くの畑にも肥料をたまに撒く。

畑で何をそだてるかは決めていないが土壌だけは作っておく。

そんな生活を数ヶ月土も中々いい状態をキープ出来ているし、世界樹自体も既に私の背丈程あり、葉も青々としている。

少しの達成感を心に家に向かう。


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