ムハマルド辺境伯領
【領地】
(1)領地の概略
コロラド王国の西北に位置する山岳州で、国内で最も広い領域を有している。領内のすべてが、標高3000mの高山地帯であり、大鉱山地帯でもある。
領内の約8割の地域は、未開拓地『コロラド王国ムハンマド森林魔境』と呼ばれている魔境地帯になっている。所謂、ピタゴラ=スガハド山脈の奥地を源流とする、ナルトス川の上流部分一帯にある大森林と山岳地帯全域を差し閉める地域でもある。この魔境から出るあらゆる産物が、辺境伯領の資産となってコロラド王国各地へと流れて行っている。
(2)おもな河川
➀ナルスト川
ジャポニ=アススペイ山脈と、ピタゴラ=スガハド山脈の稜線が重なる奥地を源流とする。ムハマルド辺境伯領領内の上流部分は、いくつかの支流と湖沼から構成されており、ジャポニ=アススペイ山脈の稜線を離れながら領都・カエデテラス付近で1つの流れになる。
その後は、コロラド王国の中心部へと流れていき、フィラ=デイル大平原の中心河川となって、王都・ロンドリアの西側を通りアンドロイド海に流れ込んでいる。
【四季】
山岳地帯に囲まれているため、長い冬である雨季(1~3月・9~10月)と短い春・夏・秋である乾季(4月~8月)に季節が別れている。なお、雨期の期間における10月と、1月・2月の3ヶ月間に雪が降り、場所によっては積雪が30mを超える場所もある。
【領内に存在する集落】
(1)集落の名称
サクラピアス
(2)近くにあるダンジョン
町の北側に広がるジョセフェナス湖を渡った先にある崖に『ジョセフェナス大ダンジョン』があり、その影響下(約半径50㎞)に町と周辺に農村が広がっている。
(3)概要
領内では2番目に人口が多い、軍事と産業、観光の要衝の町。定住人口は約7万人。町の大きさは、1辺約6㎞の真四角の形をしている。サクラピアス近郊の平均積雪は5~10mだが、町中に温泉が湧いているため、雪が降ってもあまり積もる事がないため、冬場でもとても暮らしやすい。
町の北面と東面を、コロラド王国で最も大きな湖であるジョセフェナス湖があり、町の南側からコロラド王国を南北に縦断するナルトス川が流れている。
町のメインストリートである『ヒルガノス縦貫道』は、西門から町へと入りそのまま東進。ジョセフェナス湖に設けられている港から来た道の交差点部分にある大噴水からは、進路を南にとって南門へと抜け、領都・カエデテラスを通りこの国の王都・ロンドリアへと抜けていく。
大噴水から東へと進むと、東門を抜けてナルトス川を渡り(一応橋が架かっている)、そのままジョセフェナス湖の湖岸道路となり、さらに先にはパンゲニア大陸の東西に横たわるピタゴラ=スガハド山脈の親子山脈であるダーヴィン山脈の南側の麓を走る『ダーヴィン街道』である。
町は、大噴水広場とメインストリートで大きく4つに別れており、一番高台に当たる南西のブロックに貴族街があり、貴族街を取り囲むようにヒルガノス縦貫道沿いに大商店が立ち並んでいる。残りのブロックは庶民街となっており、港付近以外の湖沿いにある壁の外側にスラム街が広がっている。
大噴水広場を囲むように、行政府・冒険者ギルドと商業ギルドのサクラピアス支部・その傘下の各ギルド支部・バティスティア聖教のサクラピアス大聖堂・ムハマルド辺境伯領立サクラピアス総合学園の建物が建ち並んでいる。
ヒカリたち7人の(この世界における)実家となる『鮮血の雷』の本拠地は、西門から大噴水広場を横切り、ダーヴィン街道沿いを東に2ブロック進んで左折し、さらに2ブロック進んだ角地にある。
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