オリバーとリリィの遠出クエスト2 (アヤノ家の画策)
海にオリバー達を送ったアヤノ家の心境と現在のルイとマッテオの関係
あとがきにも書きましたが初めての長期の章になるかもしれません、少し考えながらかきたいなので基本的に平日は1日1回18時の更新にさせていただきます。
Xでも更新します
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「船にハジメ達を乗せるように手配した」
イワオがルイと一緒にバルコニーで会話する。
「御屋形様、よかったのですか?ロックとか言う男を乗せなくて」
「あの男は戦闘能力が低い、死んだら損失だ、ハジメ達と仲がいいようだ、こっちに呼ぶときに一緒に来てもらいたい」
「ハジメ様たちは大丈夫と?」
「そう踏んでいる、そんなヤワな育て方をしていないのもあるが今回はロッシのところと共同開発をした魔導船がある、海賊の帆船ごときじゃ追い付けないし海の魔物も振り切れる、それにリリィ嬢は嬉しい事にハジメにベタぼれと言うじゃないか、お前らの報告通りならハジメと一緒に空を飛んででも逃げてくれるさ」
(しかし、どうやってあんな美女を口説いたんだ?若いころのヘレナにそっくりだし性格も大体似ている、ワシは必死に通ったのに、あいついきなり同棲とか、最近の若い者はまったく)
「一応、あの魔導船の動力の魔力供給路に測定器をつけておいたからほぼリアルタイムでリリィさんの魔力量を測定できますよ」
「ほう、それは楽しみだ、楽しみと言えばもう一つ、我が家の書庫にある一番古い日記だが、あの国と交渉してやっとルイが解読してくれた、どうやら我らがルーツの国らしいな、アヤノ家は破れて逃げたみたいだが遠い親戚でもいるのかね?」
「お父様はロマンチストですね、お父様は蛮族が逃げ切った場合国内に残った残党はどうしますか?」
「それなりの身分の者は打ち首にして首を蛮族が逃げた方角の城門に掲げて、そうでない者は鉱山送り、女性は、ルイの前で言いたくないが下級娼婦だな」
「そういう事ですよ、私たちの先祖を追い出したくらいの人たちです、多分よほどのことが無い限り滅んでいますよ」
「そうだな、栄枯衰退とはよくいうがこっちで栄えているんだ、我慢してもらおう」
「話変わりますけど、マッテオなんですが」
「やっぱり運動から逃げたか?」
「いえ、頑張っています、私もお母さまに言われたようにサポートしていますが涙目で頑張っていますよ」
「ほうー、流石ロッシの息子だな、昔、うちの訓練に参加した文官であいつだけが最後まで残ったんだ、びっくりしたよ、他の奴らは3日持たなかったのに標準コースをやりきりおったわ」
「え?それって結構凄いですね、うちの人達でも達成率8割くらいなのに、私は去年、1か月でギブアップだった」
「女子では最高記録だよ、ヘレナだってそんなにもたなかったぞ」
頭脳派と見せかけた体育会系頭脳派のルイだったのだ。
その頃ロッシ家
「地獄なんですけど、あれが運動?あの家頭おかしいんじゃないの?」
「イワオ氏は笑いながらこなすぞ、本当に人間か?って当時思ったものだ、実は今も疑っているが、イワオ氏を模写した魔除けが売っているくらいだ。」
「あんなの玄関に飾ったら人も避けますよ、誰ですかね?書いたの、凄いそっくりで凄い迫力ですね」
「しかし、マッテオ、よく頑張っている、逃げても私が頭を下げに行こうと思ったぞ、イワオ氏は誠意をもって接すればわかってくれる人だ、できる事をやれが家訓だからな、裏を返せばできない事はやるなって事だ」
「ちょっと、恥ずかしいのですが、ルイさんが最近ちょっと、その、可愛く見えてきて」
(ほー、初恋か?甘酸っぱいな)
「訓練中に泣きそうなタイミングで頑張ってるね、って言ってくるしタオルとか水とかもこまめに渡してくれるんだ、その時も私も最初はつらかったんだよ、一緒にがんばろって言ってくれたり、帰りは門まで送ってくれて、最後まで頑張るなんてビックリ見直したよって、お茶会の時もあの時ひどかったね、とか、僕の年でここまでできる人いないよとか、時々さらっとほめてくれて、無表情だけど、なんか可愛いなって思えて、自然と頑張ろうって思えるんですよ」
(思いっきりつり橋効果狙ってるな、流石アヤノ家やる事がひどい、我が家の負い目で縛って今度はまだ若いマッテオを誑かして情で縛ってくるか、間違いなくヘレナさんのやり口、ルイ嬢にできるとは思えん、まぁマッテオが幸せならいいか、一生尻に敷かれそうだな)
マッテオの行く末は天国か地獄かそれはいつか語られる。
次回は主人公視点に戻ります。
作者は今日頑張ったんだよ、有給取ったのに頑張るって変な話。なろうの闇は深い。
お父様は敵には容赦をしない。
マッテオ君順調に調教されています。絶望的な状況で絶妙なタイミングでそこそこの美少女に無表情でエールを送られています、何かいけない癖に目覚めそうですね。
今回は初めての長期になる予定の章です、作者としては珍しく少し考えながら投稿したいので平日18時のみの投稿にさせていただきます。
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