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超閑話 オリバーとリリィの異世界旅行 後編

 まさかの2話


 もうしわけない、今までのXのリンクはどうやら違ったようです、今から修正作業に入ります。

 

 正しくは


 https://x.com/bosstank0327

 「さて、まずはリリィさんの服だ、金はもう換金してある、金はこっちでも貴重でな、俺は無戸籍みたいなもんだから安く買いたたかれたけど50万円、金貨で5枚くらいだ、店員にまかせてもっといい服を買ってもらおう、どうした?仕方ないか、こっちに来た奴は皆そうなるな、呆けてないで言うとおりについてきてくれ、道を間違えると鉄の塊の馬車に轢かれるぞ」


 換金レートは女神に聞いたらしい。銅貨1枚=1000円との事。

 

 「私はこの服装でいいけど?これで安物なの?凄いいい生地だと思うけど?」


 白Tシャツに上下黒のジャージである。


 「値段にして銅貨3枚分くらいだぞ、せっかくの美人さんだ可愛い服みたいよな?オリバー?」


 「はい、みたいです。さっきから色んな女性をみるけど洗練されている気がする、リリィが着たらい世界一可愛くなるよ!」


 「落ち着けオリバー、君そういう性格なの?なんかもっと純朴だと思った、中身50過ぎたおっさんでもそんなにストレートに言えないぞ、50過ぎてるこそ言えないんだけどな」


 つよしに案内され駅と呼ばれる施設にある服屋で店員に急に田んぼに落ちて服が無いとか言って選んでもらった。


 「やっぱり二人はこっちの文字が読めるようだな、女神が言ってたけど自国の読み書きができる奴だと異世界でも普通に読み書きができるって言ってた、町では君ら二人は元貴族だろうって噂されてたぞ」


 「ねぇツヨシさん、私の研究が正しいか検証したいんだけど、情報が集まる場所って入れますか?図書館とか、すぐ終わると思います」


 「んー図書館は遠いが本屋ならここから歩いて3分だぞ、そこでいいならとりあえず案内しよう」


 「すっご、これ全部売り物?貴族専用の店なの?入っていいの?」


 「ああ、向こうと違ってこの国は識字率が限りなく100%に近い、その辺のチンピラでもヤ...マフィアの下っ端でも読み書きと簡単な計算ができるレベルだ、完全に庶民の店だ、しかも駅併設の店だからかなり規模が小さい、専門店は10倍以上広いぞ」


 「あのすみません、店員さんですよね?私はこの国の本の傾向を研究しているのですがこの異世界系と言うジャンルは流行っているのでしょうか?」


 「え?あ、はい、一大ジャンルと言ってもいいですね、世界でも流行り始めていますがこの国が一番流行っていると思いますよ」


 「ありがとうございます.......ねえやっぱり、昔の異世界人の手記は正しかったわ、異世界転生を望む者が多く、異世界転生と言う概念がある地域で異世界転移と言う現象が起きるってやつ」


 「俺はおっさんだから詳しくないけど今はそんなのが流行ってるんだな、俺の子供の頃は大きなロボット、ゴーレムだなに乗って戦う作品が人気だったぞ、何なら今も人気だ、首都とか大きな都市では等身大のゴーレムが立っていて観光名所だった」


 その後レンタカーを借りてトラックや飛行機、電車などの乗り物を見学して適当なファミレスで食事を取る。


 「何人か連れてきたがこういう店が一番受けがよくてな、向こうでも食べれるものもある、言ったら悪いがこっちの方がうまいけどな」


 リリィは枝豆と冷奴と唐揚げとビール、オリバーはオムライスとチョコレートパフェを頼んでいた。


 「逆だろ、普通、リリィさん完全におっさんスタイルじゃないか、昼間だぞ」


 「うっま、こっちのビール本当にうまい、何これどうやったらこんなのできるの?おつまみも最高じゃない、豆とか塩が効いてて美味しい、白いのは口がさっぱりするわね。夏に食べたい、お肉さいこー」


 オリバーは無言でオムライスを食べて終わっていた。


 「オリバーまだ食えるならミックスグリル定食がお勧めだぞ、お前そういうの好きそう、こっちのパンも食ってみろ、飛ぶぜ?」


 「なぁ、このパン本当に庶民も食べれるのか?俺たちの世界じゃ、俺はそこそこの貴族だったけどこんな柔らかくておいしいパンは年に数度あるかないかだった」


 「庶民向けどころか安価な量産品だよ、原価にしたら銅貨で100個近く買えるぞ」


 「カガクと言う超常の力ね、本当に研究していた通りだわ、私たちとは文明レベルが違うわ、なんでこっちに来たがる人が多いの?」


 「さーな、こっちはこっちでストレス社会って言われているからな、多分だけど単純に魔法への強い憧れもあると思う、俺たちは魔法は使えない」


 「そんな物なのね、無い物ねだりって事かしら?」


 「隣の芝生は青いってことわざもあるくらいだしな、お互いが相手のいい所しか見れないんだろうよ、俺は断然、日本にいたいけどね、週1で帰れるだけマシだよ、そういやリリィさんさっき本屋で何か買ってたね?異世界系ってやつか?」


 「この国の歴史の教科書よ」


 「読まない方がいいぞ、特に後ろの方、現代史はな。クソみたいな時代だ、でかい戦争が2回あって、たくさんの人が死んだ、それだけ知っていればいい。どうせ帰れば忘れるんだ、興味があるならどうぞ」


 (どうせ忘れるから読むのよ.....どれどれ)


 「ねぇ、これって本当の話?創作物じゃないの?この本の通りなら途中250年くらい抜かして戦争しっぱなしじゃない、それに現代史のこれって、あの手記の隠語って....本当に隠語通り、2回も?」


 「だから読むなって、この世界で発展している国で清廉潔白な国なって一つも無いよ、この国も含めてな、そっちの世界だってずっと戦争してるらしいじゃないか、蛮族だってか?」


 「悲しい話だわ.....」


 「まぁやめようぜ、デザートでも食おう、ってかオリバーもう食い終わってる、よほどこっちの飯気に入ったんだな、まだ入るなら最後はプリンでしめておけ、コーヒーと合うぞ」


 「なぁ、凄い勢いで飲んでおいて悪いがコーヒー高いだろ?大丈夫か?」


 「飲み放題だ、銅貨の4分の1くらいの値段だぞ」


 「オリバー、こっちの常識で考えたらダメって事よ、受け入れて楽しみましょう」


 「あ、ツヨシ、俺本場の温泉入って見たい、憧れだったんだ」


 「オリバー、調べたんだけど、こっちのはほとんど男女別よ?」


 「知ってるって、小説でもそうだったんだ」

 

 「いいね、若いのにいい趣味してるな、実は俺も帰るたびに行っているんだ、マナーは車中で話すぞ、それで晩飯はちょっといい店にしよう、リリィさんは気に入ると思うぜ」


 「それは楽しみ、この国のお酒を色々飲んでみたいの」


 「何故飲み屋とわかった?」


 「つよしさんは私と同じ感じがしたの、お酒好きでしょ?」


 「俺の地域は酒好きばっかりなんだよ」


 オリバーは興奮しっぱなしである、凄い、広い、と語彙力が無いが感動しっぱなしである。


 「あ゛あああああ、こっちの世界の人が俺らの世界でも必死に温泉探した理由が分かった気がする」


 「お前本当に19かよ、風呂上りにコーヒー牛乳飲んでマッサージチェアを堪能するなんて車で温泉に来たおっさんの動きじゃねーか」


 「サウナもよかった、普段はあんまり飲まないけどビール飲みたい」


 「本当におっさんだ」


 「あ、いいわね、ビールって気分」


 「16時半か、まぁちょっと早いけどこの温泉宿併設の店で晩飯にしよう、驚いたよ、あっちにも天ぷらあったしな、こっちが本場だ、天ぷらととりあえず生で軽く始めよう、生って美味しいビールとでも思ってくれ」


 「最高じゃない、早く行こう、異世界最高だわ、私生まれ変わったらこっちに生まれたい」


 「リリィが生まれ変わるなら俺もこっちに来るよ」


 「お前らの世界では他人の前で惚気るの禁止じゃないのか?」


 「ちょっと、オリバー食べてみなさいよ、美味しいわよ、お刺身、芋焼酎って言うの?これとも合うわー」


 「ちょっとマジ生じゃないか、腹壊すぞ」


 「まぁ刺身は好き嫌い別れるけどな、無理に食わなくていい、俺の地域だと鳥も生で食うぞ」


 「こっわ、よく生きてるな」


 「当たっても病院に行かなければセーフだ(お店が)」


 リリィは各種お酒を試し、ウィスキーを気に入ったようだ、持って帰れないのが残念だと嘆いている。


 「さぁて、堪能したか、そろそろ帰るぞ、このままいたら強制帰還であっちの世界の適当な所に放り出されるぞ」


 「えぇ、準備はいいけど、自動車?っていいうの返さなくていいの?」


 「俺が帰ったら俺たちはいなかったことにされる、もう俺はこの世界で死んだ事になってるからな、お前らも存在しない事になっているから多分記憶が消えるんだろうな、酔いも醒める」


 「残念だな、決まりなら仕方ないか」


 「まぁ、向こうでまた会って話す機会があれば連れてきてやるよ、その時は今の時間を思い出すみたいだぞ、次はレジャー施設でも連れて行ってやるよ」


 「そう、それは楽しみね、目を瞑っている間に送ってね」


 「じゃあな、向こうでデートの続きをするこったな」





 「なぁ、リリィもしよかったらこの喫茶店入らないか?何かコーヒーのいい匂いがするんだ」


 「挽きたてのようね、ちょうど休憩したかったしいいわね」


 「すいませーん、アイスコーヒー2つくださーい」


 「はい、少々お待ちください」


 (まさか、すぐ会うとはな、二人の時間だ、邪魔するのも野暮ってもんか、しかし異世界転生か、死ぬよりマシと考えて生きようかね、俺は権能が無いからオリバーを見習ってまずは市民権を買って何か商売でもするかな)


 十数年後初心者の町の冒険者ギルドの教官に元ミスリルの高位冒険者が所属して基礎を教え新人の死亡率を下げるきっかけとなった。

書いてて思ったけどさ、設定をどれだけでも曖昧にできる異世界って最高ですね。現代日本の描写が難しすぎて縛りプレイをしている気分になりました。


 ランキング入り記念として思い切って書いてみましたがどうでしたか?作者は初めて筆が止まるという事を経験しました。もっとこう表現したいとか色々考えてしまいますね、異世界人がこっちに来たら何に驚くかとか考えるのが難しいです、全部に驚くからこそ表現しきれない、書いている途中に思いましたがルイを連れて来ると多分10個くらいエピソード書かないといけないなとか思いましたね、彼女はきっと興味津々に図書館に籠り、その後現物を見て、触って、体験して、すべてを吸収したがると作者は感じました。


 異世界編1話目からのネタです。


 イワオの絵.....ルイの間諜がノリノリで書きました。異世界人が残した印刷技術的な物で量産しています。いいですねこの設定を曖昧にできる感じ、大好き。


 ツヨシの使っている歩法等、その他出身.....薩摩示現流等が元ネタですね、鹿児島県です。


 押したら開く隠し扉....作者の友人が家を建てまして、まじで描写通りに開く隠し部屋作ったんですよ、見た目が完全に壁なのに押すと自動でゆっくり横にスライドして開いて大きな特注のフィギュアなどを飾るガラス棚とホームシアターがあります。マジ男の夢。


 思いっきり自由に書いてやろうとしましたが思わぬ縛りプレイをする事になりました。


 何度もお願いして恐縮ですがせめてもう一度ランキングに乗りスクリーンショットを撮り額縁に飾りたいです。


 次は11時50分に 妹 ルイ・アヤノ リリィの報告を受ける

 

   20時59分に妹 ルイ・アヤノ ロッシ家次男マッテオとの邂逅をアップします。


 今までのは話が少しでも面白いと感じてくださったらで結構です。ぜひ下部にある評価の【★★★★★】と、ブックマーク登録で応援をお願いいたします!皆様の応援ポイントが、次話を執筆する最大のエネルギーになります!

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