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15、任務完了

ボディチェックは全員白でした。「ご協力改めて感謝いたします。どうぞ皆さんこちらへ。あまり居心地の良い所ではございませんが、今要塞に行っているメンバーが帰るまでしばらくお待ちください。」と話すと洞窟へ引き入れた。


それから約1時間後トールを始めとするメンバーが帰って来た。「皆さんお帰りなさい!!」と出迎えると「ああ、ありがとう戻ったよ。」と笑いながら皆さん安心した様子でゾロゾロと洞窟へ入って来ました。


要塞を陥落させてから直ぐに早馬を出したので、もうすぐ王宮から迎えの馬車が来るそうです。今回の任務は王宮の迎えの馬車に捕虜だった皆さんを乗車させたら解散です。合わせて騎士団も来るらしく要塞の現場検証をすると聞きました。


緊張がほぐれたのか皆さん要塞での仕事ぶりを和気あいあいと話しています。本当に皆さんご無事で良かった。



無事にトール達S級のメンバーが、人質だった皆さんを馬車にのせ、捕まえた犯人達を騎士団に引き渡したので、それを見送った後今回のメンバーも解散した。


トールと久乃はギルドへ戻る馬車に乗り込むと、久乃は開口一番「・・・・トールさん、ギルドに着いたら私が起こしますのでしばらく休んでください。今日はお疲れさまでした。」と休むように伝えトールも「久乃もお疲れ様。じゃあ悪いがしばらく休ませて貰うよ。」と言うと目をつぶって眠り始めました。


トールにはそう言ったものの心地よい馬車の揺れには逆らえず、久乃もしばらくすると夢の住人になっていました。






「・・・・起きてください。トールさん起きて。」と久乃は軽く彼の肩を揺すりました。


「ーーーーうーん」と伸びをしながらトールが目をパチパチさせています。


「もうすぐ着きますよ。」と笑って声をかけると、「あぁ、ありがとう。綺麗な子に起こして貰うのは良いね。」とトールも笑っていました。


「今はまだ夜中だ。着いたらすぐに久乃のアパートまで送るよ。」と言ってくれました。


「いいえ、トールさんお疲れですし大丈夫ですよ。今日はトールさんは真っ直ぐ帰って下さい。」


「いや、君に何かあった後では遅い。嫌だと言っても送っていくよ。」と話すとギュッと久乃の手を握りしめて話した。


「・・・・あの手を」

「あっ済まなかった。でも必ず送っていくから。」と言い切ると彼は真っ暗な窓を見つめていました。


馬車が無事にギルド前に着きました。もうすっかり夜中を過ぎているので辺りは真っ暗です。トールさんはさっと馬車から降りるとまるで疲れなどどこ吹く風とばかりに「さあ、久乃帰ろうか?」と久乃の荷物を手に取って言いました。久乃は自分が疲れているのもあって「すいません、じゃあよろしくお願いします。」と話し、それを了解と捉えたトールは久乃の後を付いて歩き出しました。


アパートが近くなると「もうここから近くなんです。ここまでで結構です。ではお疲れさまでした。お休みなさい」と一礼するとトールの手から荷物を受け取りアパートへ帰りました。


もうすっかり疲れていました。入浴もそこそこにベッドに飛び込むとあっという間に深く深く眠りました。


お昼過ぎに目が覚めたが「・・・・ん〜、頭がぼうっとする〜」と軽く伸びをし、ベッドから起き上がると簡単にお昼ご飯を作って食べ、部屋の掃除と洗濯を始めました。


夕方になると市場に向かって買い物に行き食料を買い込むと自宅へ帰り、市場で買ったお弁当を食べるとこの日は早めに休みました。


次の日もそんな感じで過ごしていたが、さすがにお昼からギルドに顔を出した。今回の件の詳細をギルド長に報告する必要がある。


「久乃、どう?無事に任務出来た?」とカウンターにいるアリスが早速聞いてきた。「うん〜、たぶん出来たと思う。自分では分からないからその辺はまたトールさんに聞いてみて?」


「うん分かった。それよりギャラが出てるよ。早くギルド長の所へ行って。」と言われたのでその足でギルド長の部屋へ行った。


ノックするとギルド長の返事がしたので入室した。「ああ、久乃お疲れ様。これ約束のギャラだよ。確認して」と袋を渡してきた。素早く袋の中身をを確認すると「ありがとうございます。確かに受け取りました。」とお礼を言った。それからギルド長に久乃の仕事を報告し久乃は今回の任務を終えた。


「いやいや、こちらとしても美味しい依頼は受けておきたいからね。依頼主も政府だったからこちらの言い値で受けたし。」とニコニコしてご機嫌だ。


ーーーーこんな感じで久乃のギルドでの生活が流れて行った。

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