二章までの用語
悪魔
魔王自体や魔王に与した者を指す名称とされる、例えば蹄の悪魔。
伝承の悪魔としては〈邪悪なる瞳〉と〈彼方より伸びる触手〉が存在する。
二体一組の存在で、〈邪悪なる瞳〉が子供を見張っており、悪い子がいたら〈彼方より伸びる触手〉に教えて攫わせる。
クロウの世界にもある、子供に悪い事をさせないよう言い聞かせるお話だ。
余談だが伝承に出てくる怪物などには必ず元となる存在がいる。
亜人
人型だが知性が低く、ヒトと意思疎通が不可。
鬼やコボルドが分類される。
知性が低いといっても、オークやオーガあたりは冶金技術を持っていたりする。
どちらかというと人類の敵に分類される者たち。
帝国はヒューマン以外の種族を亜人とみなし、ゴブリンなどと同様に駆逐対象にしている。
アラクネ
蜘蛛人。
下半身が蜘蛛の人。
種族の特徴により、男性はまぐわった後に死んでしまう。
これは母体や子の健康のために自身の魔力を注ぐため。
生まれる子供も数は少なく、帝国の侵攻もあってエリザに助けられたレリーチェしか残っていない。
糸を出すことが出来、レリーチェに至っては人形を器用に操る。
最初はジョロウグモのように男をカニバると書いたが、グールの設定をすっかり忘れていたため変更しましたごめんなさい。
アンデッド
不死者。
生者を憎むデーモンが取り憑いた(本人のデーモンがそのまま肉体に残った)死体の事を主に指すのだが、呪術により不死者化して意思を保った上位不死者もいる。
種類としては、
ゾンビ…動く死体、腐ってて臭い鈍い。
マミー…木乃伊、乾燥した死体、速い。
スケルトン…骸骨兵、武器や魔術を使う。
レムルス…腐肉、冒険者はゾンビスライムと呼ぶ。一説にはスケルトンが誕生する際に落ちた肉がレムルスとなるといわれている。
レギオン…軍団死塊、複数の死体がくっついた不死。連携が凄まじく単体で倒すのはキツい。部隊や冒険者パーティなど関係深い複数人が近くで死ぬことで生まれやすいとか。
レヴナント…幽鬼、身体は死蝋。ゾンビの上位種とされ動きが生者並みで武器が使える。ややこしいが上位不死者とは違う。
グール…屍食鬼。人食することで呪いにより変貌する。これ忘れててアラクネの設定でやらかした。とある大陸に多い。
ワイト…高貴な木乃伊。マミーの上位不死者。
リッチ…不死魔術師。スケルトンメイジの上位不死者。
バンシー…嘆きの女。クロウがちらっと名前出しただけ。
デュラハン…首無し騎士。首を討ち取られた騎士がなるアンデッド。首を求めて彷徨い、生者の首を刎ねる。
???…ゾンビ、レヴナントの上位不死者。
が存在する。
弱点として火、奇跡、頭部損害・首を落とされるなどがある。
彼らは不浄の存在であり、忌み嫌われている。
異世界
クロウがいた世界とは異なるファンタジーな世界。
この物語の舞台。
最初に闇があり、女神が生まれた。
女神は光を放ち、マナを闇より見出して世界を創った。
空、大地、海、太陽、月を。
というのが今のところ一番事実に近いと思われる創世神話の内容。
絵本では闇が孤独に嘆き、現れた女神に喜んでマナを渡したと描かれる物もある。
死神の説明、ジャスティン先生の補足、メリーへ読ませた本、と大事な事だから本編で三回書いた。
異名
二つ名とも。
偉業を成し遂げた英雄に、多大な恐怖をもたらした者に与えられる称号。
個人として規格外の力や姿が分かっていることが条件である。
エリザの〈氷血〉。
アルジーの〈落とし穴〉。
ジャックの〈千切り〉。
ケットの貴族、リダウト辺境伯家の長男の〈鬼斬り〉。
イルグランド王都の夜を駆けるエッチなエロ…じゃなくてヒーロー、〈夜の騎士〉。
など。
異名持ちが現れただけで戦局がひっくり返る。
ライカン最強の女であったアシーナは、ライカンの中では英雄とはいえそこまでやばい存在ではなかった。
また罠や狙撃を駆使するマックスのような暗殺者は、暗殺者ゆえに目撃者を残さないので個人として規格外でも姿の特徴が分からないため異名を持っていない。
アンナも狙撃の名手としてトップクラスだが異名を持たないのはこれが理由。
〈夜の騎士〉は正体は分かっていないが兜を被った上半身裸の変態と、容姿は目撃されているので異名をつけられている。呼び名が正義の変質者だとちょっとアレだしね。
一方で勇者、聖女、魔王、魔女は複数人いるので異名ではない。
彼ら固有の能力により○○の勇者(聖女、魔王、魔女)という個々の呼び名の方が異名に近い。
イルグランド連合王国
ミッドガルド大陸西の大きな国。
首都は王都オルヴィラード。
ヒューマンの国であるイルグランド王国が種族問題で東西に分かれ、ヒューマン至上主義派であるガルニア帝国の前身と戦う際にエルフ、ドワーフ、パックル、マーマン、ケットと同盟を組み、そのまま連合王国と名前を変えた国。
それぞれの種族の長は王とほぼ対等とされる。
パックルとケットのみが統治とはかけ離れた暮らしをしていたため、長を辺境伯として迎えたが他と扱いは変わらない。
また広大な土地を手に入れた結果、魔術学園や聖都、迷宮都市も自治を認められている。
小国達がヒューマンの国王を便宜上トップにしていると考えていい。
主教は女神教。
自由性が高く、冒険者と呼ばれる傭兵が多い。
種族間での揉め事が絶えなく、犯罪も多い。
ヴァンパイア
吸血鬼。
犬歯が鋭く、目が赤い、死人のように白い肌を持つ。
長寿であり、通常の食事よりも血を好む。
魔王ドラキュラもヴァンパイアだったようで、現在ではエリザしか存在していない。
ドラキュラ以外のヴァンパイア全員がエリザを筆頭にした反帝国軍のメンバーだった。
エリザの秘密、魔王ドラキュラ、ヴァンパイア、それぞれが密接に関係している。とだけ今は言っておこう。
エルフ
森妖精。
妖精を祖に持つ人種。
オッドミーム大森林に住んでいる。
魔法が使える上流階級はハイエルフと呼ばれる。
闇の堕とし子という存在が時折生まれる。
オートマタ
自動人形。
過去に栄光を極めた魔法使いたちが残したとされるロストテクノロジーのひとつ。
ヒューマンを模したそれは感情もなく、命令を遂行する存在。
特にアルヴィナは衰えることの無いヒトのような謎の物質で造られた身体を持つ。
帝国の魔石を利用したゴーレムはこれを模した物らしい。
鬼
亜人の一種。
ゴブリン…子鬼。背が低く、鼻は長くて尖り、耳が長い。醜悪で頭も良くない。上位種にホブゴブリンがいる。
オーク…豚鬼。
オーガ…戦鬼。
トロール…岩鬼。
と登場種は今のところこの四種。
どれもが粗暴であり、魔王が現れると必ず従事する。
こいつらがアルマゲドンの方向を移動し始めると、魔王誕生の予兆とされる。
神
六柱の神のことを指す。
創造主である光と月を司る女神ルナティミス。
女神に仕え、人々に神託と審判をもたらす使役神ミカエラ。
死際に現れ、魂を導く死神グリムヘル(名前を変えてたけど某ファンタジーの祖と被ってたから戻した)。
誕生と生を司る生命神プシューケ。
破滅の運命を回避させる祭神ディオバクス。
戦いと鍛冶の神、武器神ヘカントケイル。
基本的にルナティミスは多くの者に信仰されるが、種族や地域、職業によっては他の神の方が信仰が篤かったりする。
しかし少なくとも現在において神の恩恵を受けているのは勇者と聖女ぐらいであり、人々には忠告したりディオバクスのように不憫な者を応援するぐらいである。
神々がヒトの願いを叶えようとしないのはなぜなら――
雷
魔法使いでも使えなかったと言われる神々の象徴。
使役神ミカエラが裁きとして放つ。
聖女バルバラも操ることが出来、彼女は神の子ではないかと議論された。
雷もマナから生まれているはずだが、神々が人々に魔法・魔術として使わせない理由とは......。
ガルニア帝国
ミッドガルド大陸東の国。
首都は帝都カルナリス。
元々は500年前にヒューマン至上主義派が蜂起してイルグランド王国から分かれた国。
強さ、文明の高さを重視する。
勇者でもないのに魔王ドラキュラを倒したという創帝エヌマエルによって建国され、現在はイルグランド連合王国と国境で睨み合いながら西の他種族を侵攻中。
皇帝が国のトップでハーレム制度あり。
政治・宗教・魔術を統括する三賢人が居り、公爵家が四家存在する。
ヒューマン以外を亜人と蔑み、即処刑(帝国人にとっては処分)している。
小さい派閥ながらも当時の連合軍や魔王軍とも戦えたのは魔石の存在が大きい。
女神ルナティミスが姿を現さないことを疑問視し、ヒューマンの祖である真の神を信奉するバルド教を国教とする。
規律に厳しく犯罪は少ない代わりに、憎悪が他種族に向けられている。
奇跡
女神に選ばれし者だけが使えるとされる超常。
実質的には光の精霊ピクシーに魔力を譲渡して行使するので魔術とあまり変わりがないとジャスティン&ハイドは結論づけている。
しかし光とは女神が闇しかなかった世界にもたらした革命であり、使える者が限られていることから古くから奇跡と呼ばれる。
傷や病を治す類があることも拍車をかけている。
ケット
猫人。
猫耳と尻尾が生えたヒューマン。
自由気ままな者が多く、そもそも彼らの縄張りは小国と言えるほどの物でもなかった。
現在ではイルグランド貴族により指導されたリダウト家がリダウト辺境伯領として統治している。
自然の中で暮らしをしてきたため、強さを重視しがち。
ゴースト
未練を残した霊体。強い感情や思念が魔力を持っている存在で、大して害はない。
実体が霊体に干渉できないように、霊体もまた実体に干渉できないのである。
未練を果たしてやればマナへと還ることが多い。
怨念はデーモンになり、生きながら幽体離脱した霊体はレイスである。
サラビア連邦
サラビア人により統治される国。
詳しくは大分先にとっておく。
たまーにサラビニアになってるけど、実は実写作品に出てくる国の名前なのを気にしてサラビニアからサラビアに変えた経緯があるのだが、たまに間違えます(いつもの)。
シェオル
狭間の世界。
アスタが死んで最初にいた世界。
アスタの世界と異世界の狭間であり、ヘルグリムの台詞から分かるが死んだ魂が行きつく先。
灰色の大地にコールタールのような黒い沼が、天には灰色の雲が広がっている。
灰色の遺跡からクロウは異世界に降り立ったが――
その正体は月であり、上層の雲は白く神々が住まう神殿がある。
現在女神が不在らしく、灰色の大地は神ですら無に還しかねない場所。
呪術
モノの在り方を変える忌み嫌われた術。
始祖の魔女が生み出したと言われるが、禁忌とされがちで詳しくは伝わっていない。
ベルン・ライカン・セルキーでは長のみに伝えられ、他に選択肢が存在しない場合にやむなく使われる。
果たしてなぜ彼らに伝わっているのだろうか?
呪縛大陸アルマゲドン
上空は黒い雲に覆われ、草木が一切生えない呪われた土地。
魔王の本拠地である魔王城がある。
鬼が蔓延っており、ホブゴブリンなどの上位種が暮らしている。
聖女
女神に祝福を受けたヒューマンの女性。勇者の補佐役。
使役神の神託を受けて能力が開花する。
精霊
マナの運営者にて属性を司るもの。
火の蜥蜴サラマンダー。
水の乙女ウンディーネ。
風の乙女シルフ。
地の小人ノーム。
光の羽根が生えた人型ピクシー。
闇の人の影シェイド。
彼らは通常姿を現すのにそれぞれの媒体を持つのだが、勇者の従者として具現化する。
記録にはピクシーしかいなかったが、クロウの場合はシェイドであった。
ピクシーこそかつて存在したという妖精だったという説がある。
彼らに魔力を渡すことで魔法を代行させることが出来る(魔術)。
ガルニア帝国付近の精霊が忽然と姿を消しているようだ。
セルキー
海豹人。
冷たい海に棲んでいるため脂肪が厚く、恰幅が良い。
ライカンやベルンに比べると足が非常に遅いが水の中だと……。
勇者軍入りの後には食物不足などを理由にブラドの館に一旦身を寄せる。
ガバガバで書いていなかったが口が海豹っぽい(ω←こんなの)。
獣化は割とすぐに出すよ。
前世
メリーの口から出た言葉。
彼女が少女や子猫の姿をとるのは前世が関係しているらしい。
ジャスティン・ハイド曰く前世の記憶を証明できた人物など過去にはいないし、歴代の勇者が前世の記憶を持ったまま異世界転生しているとアスタは推測していたがどうやらそれも外れ。
メリーが只ならぬ存在であることを指し示す一つ。
タウロス
蹄の悪魔と呼ばれる種族の総称。
魔王に加担した過去がある。
サテュロスを筆頭にケンタウロス、ミノタウロスの三種族。
タウロス王が魔王だと名乗りをあげているようですが、自称臭い。
中央大陸ミッドガルド
呪縛大陸と魔獣大陸に挟まれた大陸、ゆえに中央大陸。
多くの種族が暮らしており、西にイルグランド連合王国、東にガルニア帝国が存在する。
月
夜に姿を現す、クロウの世界にもあった天体。
異世界のソレは狭間の世界シェオルである。
異世界からは月は光輝いて見えているが、太陽が照らしているからというクロウの世界の常識とは違う。
女神自身か、あるいは女神が造ったのかと議論されているが後者である。
光自体が女神の象徴なので光輝く月も彼女の象徴に違いはないのだが、そもそも彼女が月と結び付けられるのはある理由が存在する。
デーモン
悪霊。
恨み妬みを抱いて死んだ者の霊体。
死体に取り憑くか、生前の肉体に留まるかして不死者化して生者を襲う。
不死者を倒すことでマナへと還る。
デュルガー
鉱妖精。
肌は石のように灰色。
耳が少し尖っていて、筋肉質で背は低い。
男は髭が長い。
生き残るのにどんな手も使うが恩は決して忘れない。
武器を造り、研ぎ澄ますにもいかに敵を倒すか考えながらやる物騒な奴等。
鍛冶に優れ、魔鉱石を加工できる。
酒が大好き。
天使
最初の魔王ルシフェルとの戦いで使役神ミカエラが率いたという存在。
実在するかどうか長い間議論されている。
ドワーフ
地妖精。
かつてデュルガーから、戦士の誇りを持つことで分かれた存在。
カダフォール大鉱山に住む。
肌の色と性格以外は概ねデュルガーと同じ。
パックル
野妖精。
耳が少し尖っており、ヒューマンの子供のような姿。
裸足の習慣が長かったため足の裏が毛深い。
ボギーに能天気と呼ばれるほどの平和主義で、逃げ足が速く目がいい。
動物と限定的に心を通わせられる。
酒とタバコが好きでイタズラ好き。
光
闇しかなかった世界に変革をもたらした女神の力。
マナとは異なるようで、四大元素の割合に関係なく光属性の魔力を持つ者がいる。
闇もまたマナとは厳密には違うが、では闇からマナを見出させた光とは一体……。
ヒューマン
人間。
クロウの故郷の世界の人間より身体能力が高く、魔力を持つ違いがある。
肌が白くて髪が金や茶のイルグランド人(ガルニア人も生物学上一緒)、
肌が浅黒く赤毛で女が階級の高い女狩人アマゾネス、
浅黒い肌で黒髪のサラビア人、
の三人種。
他の種族に比べて秀でている能力はないが、多産であり新しい発想を生み出す。
ベルン
熊人。
ガタイがよく、熊の耳と尾を持つ。
獣人化した際は熊が人間みたいな体形になった姿。
ライカンと比較すると鈍重だが力強い。
元から北東部に住む種族。
魔剣トゥルウィングを受け継いでいたが、長ヘイドラグにより持ち出され一章ラストにてクロウに砕かれる。
勇者軍入りした後、集落の状態や食物不足によりブラドの館へ移住。
今後描写を入れるか分からないが、鮭とドングリ、蜂蜜が大好物。
ボギー
賊妖精。
盗みや狩りを好む、パックルから分かれた種族で見た目はあまり変わらない。
酒タバコ好き、動物との心の通わせ合いも変わらない。
悪戯好きなのが度を越して盗賊になったぐらい。……ぐらいどころじゃねーわ。
分かれた理由は攻撃性で、平和主義であるパックルに追い出された。むしろこっちから出て行ってやるよと捨て台詞を吐いたとかなんとか。
目の良さや足の速さを活かしている。
危険なことが大好きでリスクの高い選択をしがち。
かつてのジャックやアンナのような性格の持ち主は稀。
自由な種族で結婚もしないでくっついたり離れたり、相手がコロコロ変わりがち。
毛むくじゃらとヒューマンに呼ばれるのは足の裏の毛が濃かったり、ヒューマンの子供みたいな見た目なのに陰部や脇の毛が濃いせいである。
尤も、陰部の毛に関しては帝国兵に蹂躙されて知られたという暗い話だったりする。
本編じゃ下ネタだったのにね。
魔王
千年に一度現れる、世界を滅ぼさんとする存在。
鬼などを率いて人の世を蹂躙する。
今回は前回から五百年しか経っていないのに魔王が出現。
ジェーンが聖女として選ばれたり、クロウが勇者として転移してきたり、鬼が北上しているのが証拠となっている。
マサク・マヴディル
深淵の怪物。
エルフに伝わる存在。
クロウの夢に出てきた彼そっくりな者曰く、「そう呼ばれているが、それが本質ではない。謂わば私はその伝承の元ネタ」だそう。
魔獣
魔物を超える伝説と謳われる存在。
数百年に一度姿を現し、ヒトに甚大な被害をもたらす。
魔物以上に情報が少なく、習性や生態すら不明。
マナが濃縮することで唐突に登場し、また倒すと姿ごとマナに還ることが確認された。
クロウは彼らの情報が残っているマナを吸収できる。
魔物もそうだが、彼らは一体何なのか。なぜヒトを積極的に襲うのか。
そしてクロウの行く先々に、ケルベロスにフェンリルと二体も現れているのは一体?
魔獣大陸サヴァナム
砂漠や荒野、乾燥気味の草原のある大陸。
大陸北の砂漠にはサラビア人が住んでいてサラビア連邦という国が形成されている。
南の草原は尋常じゃない数の魔物が蔓延り、魔獣の王が居着いている。
ゆえに魔獣大陸と呼ばれている。
魔術
魔力を譲渡し魔法を精霊に代行してもらう儀式。
詠唱や魔術陣が必要で、前者なら魔法に比べてタイムラグ、後者なら描いた魔術陣内に居ないといけないというデメリットがある。(あ、魔法陣って表現違和感あるので魔術陣に変えました)
精霊に魔力を送る際、集中力がいるので他の事が出来ない。
魔術を使えるのは精霊に譲渡できる程の魔力を持つ者だけである。
魔女
呪術を生み出した〈始祖の魔女〉から生まれた烙印。
現在では呪術を扱う女性や悪女を指す。
現時点ではエルフの闇の堕とし子である誘惑の魔女の存在が判明している。
魔石
ガルニア帝国で生産され、便利な生活用具や兵器、粉末にして飲むことで魔術師としての才能を開花させる石。
帝国にとってなくてはならないモノ。
ゴーレムを始めとした自立兵器の核としても用いられている。
カスパルと呼ばれる筆頭魔術師の一族が生産しており、その御業は国外流出を防ぐために門外不出。
使役神ミカエラやオスター公爵は非常に怪しんでいる。
マナ
女神が闇より見出した万物の元素。
主に地水火風の四大元素を指し、闇と光はそれらと差異が見られると異端者ジャスティン・ハイドや魔術学園の研究で明らかになっている。
生命が死んだ場合、魂はシェオルを経てマナへと還り、マナから新しい魂が生まれる。
魔物
ヒトを必ず襲う、野生動物の理を超えている生物。
魔力を大量に内包している、魔法や呪術による実験によって誕生などと説が沢山あるが詳しくは分かっていない。
魔法
かつてヒトが扱えたという超常。
第四の魔王サタンとの戦いより失われたとされる。
現在扱えるのは精霊、ハイエルフ、そして勇者である。
魔法を行使するのに魔力以外に集中力が必要なため、魔法を使ってる間は他のことを同時にこなせない。
学が必要な魔術に対して感覚や想像が大事。
魔力
個体が持つマナのこと。
マナが誰のものではない、魔力は誰かのものと考えると良い。
特にヒトに分類される種族は量や四大元素の比重の個人差が大きく、精霊に譲渡できるほどの魔力量の持ち主が魔術師の才能があるとされる。
四大元素の中で一番比重が大きいものが得意属性となり、例えば火属性であれば火属性魔術師と呼ばれる。
数は少ないが、四大元素のバランスが同じで量が多い者は闇属性が得意となる。
光属性に関しては奇跡の欄でも語ったが、得意な者が属性の割合に関係なく決まっている。
種族によって量や得意属性の平均が違う。
無
ミカエラの口から出てきたワード。
魂はマナへと還る前に、シェオルというクッションを挟む。
灰色の大地にて、女神が不在の場合では神ですら長居すると無に還りかねない。
では無とは何か?
無とは《この続きの文は無へと還りました》
女神教
女神ルナティミスを信奉する宗教。
聖都オリンピュネスの大教会を総本山とし、ミッドガルド大陸西に広がっている。
主神が女神とだけあって女性の立場が高く、また純潔な者が上層を占める。
だからといって処女を絶対信仰する訳ではない。
そもそもルナティミスの配下である神々はそんなことどうでもいいと思っているし、女神教は性犯罪の被害を受けた女性を積極的に保護している。
だが女神教とあろう者が性にふしだらだと性職…じゃなかった聖職者として相応しくない。
そうでないと示すための証拠だったものが乙女の純潔であり、時代を重ねるごとに上位聖職者になれる条件になった。
教皇となる女性は代々ルナティミスの永遠の従者たるカリストの名を受け継ぐ。
女神教聖騎士団は男が多いが、そのトップに君臨するのはアマゾネスのジノーヴィアであり戦乙女部隊は高嶺の花のような存在である。
戦乙女部隊のモチーフは女神ルナティミスに最も忠実な使役神ミカエラ。
闇
世界の最初にあったもの。
クロウの得意属性でもある。
本作品のタイトルも救世の暗黒勇者と、闇がキーワードとなっている。
魔力の四大元素の割合が均一だと闇属性魔術が使えたりするが、マナとは厳密には異なるようだ。
マナの元であるため光よりは近い存在のようだが、光同様謎が多い。
勇者
女神ルナティミスにより祝福を受け誕生するヒューマンの男性。
魔王を倒す使命を帯びており、使役神より武器神が造りし勇者の剣を授かる。
魔法が使え、光属性が得意。
死神ヘルグリムによれば勇者は黒森朝太の世界の人間の魂から転生させてるらしい。
ところが歴代の勇者は赤ん坊として生まれているのに対し、アスタは狭間の世界を通って異世界に降り立った。
蘇ったとはいえ、転生というよりは転移。
しかも通常ならば幼い頃より英才教育を受けて最強のヒューマンになるのに、クロウはメリーの援助があったとはいえ呑み込みが早く魔獣退治まで成し遂げた。
死神が腹を抱えながらイレギュラー認定するほど異常な勇者である。
イレギュラー、クロウで某ゲームを思い出した君は荒廃した世界で僕と握手!!
ヨトゥン
巨人の生き残り。
多くの最初の魔王に参列したが、争い事を好まない者の集まりが北東の奥地にてひっそり暮らしていた。
彼らの間では〈空虚の裂け目〉という虚無の裂け目から最初の巨人が世界に降り立ったという伝承が受け継げられている。
妖精
かつて存在していた者。
実体を持っていない存在
姿かたちは現在の光の精霊ピクシーと同じらしく、ピクシーこそかつての妖精だと言われている。
エルフ、デュルガー、パックルも元は妖精だった種族らしく別名に妖精がつく。
他にも祖先が実体を持っていなかった影響か、性格によりマナに変化が起きるようで闇の堕とし子と呼ばれる存在が生まれたり、ドワーフ、ボギーといったふうに種族が分かれることがある。
ライカン。
人狼。なんでライカンだけ人狼と順が逆かだって?元々人狼って言葉があるし、狼人だと浪人と見間違いそうじゃん。
まあそんなことはさておき、狼の耳や尻尾、尖った犬歯を持つ他にも獣人化能力をもつ。
その姿は二足歩行した狼のようで手足が長い。
力強い他にも足が速く、団体行動を好む。
狼らしく鼻が良く、生涯一夫一妻である。
呪術に関して口伝がある。
元は草原に住む種族だったが帝国により住処を追われ、北東部に居を構えている。
勇者軍入りした際、ブラドの館へ住処を移す。
用語書き出したら設定を話に活かしきれてない部分があり、力量不足を痛感しました……。
というか書き出して本文と照らし合わせるのが重要だと思い知ったね、うん。
あと入れ忘れまみれの、矛盾だらけでガバガバになってるし。
作業的には三章プロット完成、39話がとりあえずの形で完成。
他の方の作品を読んでいたらネタが被ってて撃沈、みたいな状況です。異世界テンプレの時点でネタ被りもクソもないけど、せめて差別化しないとなあ。




