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宰相と胃薬  作者: ピロ氏
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第一話 姫と魔王

やっと投稿できました!

知り合いとあーだこーだ言いながら作ったので

無理矢理感がはんぱねぇです。


あと、今回も主人公しか喋ってないですが、それは追々皆喋ってくると思うんで・・・



てか私がどこで話させたら良いのかわかってねぇだけなんですけどね!!

さて、前回は適材適所というわけの解らない話をしたが今回は『力と責任』について話そう。


俺は『力と責任』は非常に密接した関係があると思う。例えるなら、ナイフとフォーク、PCとマウス、蒲団と毛布etc...


なぜだか解るか?それは、責任無き力はただの厄災でしかなく、力無き責任は、もうそれは責任がある云々よりも前の問題になってしまう。


まず、責任無き力。これを簡単に説明するのなら自然災害が一番しっくりくる。誰が起こしたわけでもなく、突然発生し多くの犠牲を残し消えていく。厄介者以外の何物でもない。


さて、今度は力無き責任だな。これは(作者の頭的に)説明するのが難しいが、何とか説明してみよう。


さて、今お前は大事な大事な、下手をすれば命より大事な物を持っているとしよう。しかし、急な用事が入りってしまった。この大事な物を持って行くわけにはいかない。そこでお前は目の前にいた赤ん坊に、『これを誰にも渡してはいけないよ』と言って預け用事に向かった。


そして用事が済み赤ん坊の元へ戻ってくると、その大事な大事な物が無くなっているではないか!お前は当然怒るだろう。しかし、考えてみろ。お前が預けた赤ん坊はそのお前の大事な物を守る事ができる程の(せきにん)はあったか?

ないよな、赤ん坊だからな。そうなったらもうお前自身の責任になってしまう。


お前が、大事な物を守ることができる程の責任(ちから)を持った者に渡さなかったのが悪い。






随分と回りくどくなってしまったが、結局俺が言いたいのは...




力を持つ者は自分の行動一つ一つに責任をしっかり持て、力のない者は責任をもつ云々の前に自分の力でその責任はとれるかどうかきちんと判断しろ。



じゃないと.......

















「こいつらみたいになるぞ」



『ごめんなさぁぁぁぁぁい!』



アニメなら、うわぁぁぁぁん!と擬音がつきそうなぐらい泣いている少女2人。

何故泣いているか?それはこの2人が訓練所を壊した魔王様と姫様でその2人を俺は縄で縛って木に吊るしている所謂、お仕置きである。



「で、何故ロスト級を使った?あれは本来使用禁止にしている筈なのだが?」



『そ、それは』



言い淀む2人。これがラブコメとか訳の解らん小説ならばどっちが俺と一緒にいるかの争いなんだろうが、生憎ラブコメは(作者の)専門外なんでな。


ということは



「晩飯....いや、デザートか?」



『っ!』



2人の目が見開かれる。やはりか。

実はこの2人、見かけは美少女なのに大食いである。どのくらいかって?例えば、いつも多めにしているはずの城の食費予算がこの2人のせいで毎回赤字ギリギリであったり。3年に1回、全ての国が集まり大食い対決を開催するのだが、必ず、いや絶対この2人が残るのだ。


さらに言えばこの2人の好物、荒牛から採れたミルクで作ったチーズから出来たケーキ。俺のいた世界でいうところのチーズケーキと一緒だ。そのケーキの事となると2人はいつもは姉妹のように仲いいくせに目の色を変えて暴れやがる。周りの事が見えなくなるぐらいにだ。


しかし、今回は訓練所一棟ですんで助かった。

いや助かってはないのだが、今回は比較的被害が小さくてすんで助かったという意味でである。

実際に彼女たちは城を半壊させたという前科がある。

まぁ、その話はいつか機会があったらするとして・・・目の前のこの二人(げんいん)をどうにかしないとな。



「さてお2人さん。今回のお仕置きだが・・・今日の夕食と明日の朝食抜きな」



『え!?』



「何が『え!?』だ。本当なら丸一日は抜いてもいいんだぞ。俺は一向に構わない。寧ろそうしてほしい、うちの金銭のために、そして俺のお腹の為に」



「・・・今本音が出たよね」



魔王からジド目を受けるが知ったことではない。

第1、うちの赤字経営の原因の一端はこいつらにあるのだ。お陰で色んな方面からの苦情が俺にくる。それに対応しないといけないこっちの身にもなってほしい。少しくらい本音を混ぜて説教しないと俺の身体、特に胃がぶろーくんして食ったものが消化されずに出てくる羽目になってしまう。



閑話休題(はなしがそれた)



「さて、お2人さん。俺としては早くこの問題を終らせて仕事に戻りたいんだが・・・このお仕置きでいいね?」



『・・・(こくり)』



(あれ?今日は怖いくらい素直だな・・・何時もなら文句の1つや2つ出てくるのに。何かあるのか?だとすると先手を打っておかないとな)



「あ、それと夜中に厨房に忍び込もうなんて考えない方がいいぞ。今日のトラップ当番はユリアだからな」



そういうと顔を真っ青にして震え始める魔王と姫様。

やはり、忍び込むつもりだったのか・・・

でも釘はさしておいた。



(さて、仕事に戻るか)



もし忍び込んだとしてもユリアが上手くしてくれるだろう・・・あの癖が出なければな・・・


俺は少しの不安を感じながらその場を後にした。




『ユリアは・・・・・だから・・・を・・・・すれば・・・!』



『ふぁ~すごいですフーちゃん!こんなことを思い付くなんて流石魔王様です!!』



『ふふふ、じゃあ今日の夜、決行よ!』



『はいです!』



こんな俺の胃によろしくない会議をしていることにも気づかずに・・・・・











さて、どうでしたでしょうか!

今回は魔王ことフーちゃんとお姫様であるくーちゃんが出てきました!


あ、姫様はくーちゃんっていいます。本文で言ってなかったのでここで言わせていただきます。


で、本文ですが余り進展はなく、尚且つ姫と魔王も、最後以外にぜんぜん喋ってねぇと誰も喜びやしねぇ話になってしまいましたが(;´_ゝ`)



まだこれからたくさん出てきますので、以降のおたのしみにしていただけたらなぁと・・・



では、また次の話で・・・




※感想ありがとうございました!とても嬉しかったです!嬉しすぎてGBAに頭突きしてしまいました。やはり感想は作者の力になりますね!もっと書いてくれてもいいんだぜ?(ちらちら

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